お盆の入り&SNS雑感
 本日、お盆の入(い)りでございますね。
 お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。
「会」は人が集まること。盂蘭盆はサンスクリット語でウランヴァーナの漢音写、つまりは当て字ですね。アメリカを亜米利加と書くようなもので。

 サンスクリット語は古代インドの言語のひとつ。仏典では「梵語(ぼんご)」と言います。
 仏教の祖、お釈迦様ご自身はお経(仏典)は書いていません。雨季には、寄進された道場で過ごす(雨安居・うあんご)はありましたが、基本的には各地を歩きながら説法をし続けました。その内容を文字にしたことはないのですね。

 サンスクリット語は当時のエリート層の言語だったと言います。お釈迦様自身も王族ですし、バラモン以下上流層はこの言葉を使ったとか。
 庶民の言葉はパーリ語でした。お釈迦様自身の説法は、ほとんどがこのパーリ語だったと言います。

 あのカーストが現在でさえ強固に存在するインドの、ましてそれがバリバリだった古代インドにおいて、王族として生まれながら、
「人は生まれによってバラモン(最上位層、または特権層)なのではない。行いによってバラモンなのである」
 という主張をし(つまり、その人がエライかどうかは生まれではなくその人自身の人格で決まる、と)、自身はパーリ語を話した、というのは、これは私どもにはちょっと例えとなるものさえ思いつかないほどの、大革命だったようです。

 仏典には、熱烈信者も登場する一方で、激烈なアンチ派も現れますが、無理もない、というより、当然だったでしょうね;;
 従来の価値観を真っ向から否定し、全く新しいものを指し示す、という態度においては、これ以上の革命的態度はないと言える。

 だから原始仏教って面白いんですよ、——面白いなんていうとちょっと怒られそうですが、でも、現代日本の仏教とはまるで違う。原始仏教を「パンク」と評した人がいるとは度々書いてきましたが、でも、私もそう思う(笑)

 話が脱線しまくりましたが、そういうわけでウランヴァーナ。
 サンスクリット語で「逆さ吊り」。
 地獄へ落ち、逆さづりになって地獄の責め苦を受けている自分の祖霊たちを供養するための「会」、というのが、本来の意味するところです。

 お釈迦様の時代から数千年、おまけにインドから日本へということで地球も半周くらいはしてるのかな、ってことで現在のそれは、もういろいろ変わっていますが。
 ただ、「先祖供養」という「心」は、変わっていない。

 日本の風習としていうなら、これもまた本来なら旧暦でやるべきことなんで、本当は七月盆てのは「合わない」な、と個人的には思ってます。……が、これはまあ、お寺さんの都合らしいからしょーがない。
 七月だとご覧のとおり大抵は梅雨なので、墓参りもままならないことが多いんですよねえ;;
 まあブツブツ文句を言ってもしょーがない。
 今日は迎え火は玄関内で焚くかもしれませんが——今年もつつがなく、お迎えできればと思います。

        ●

 本当に余談。

 今ちょっとびっくりしているのは、ツイッターでもインスタでも、「黙ってリムーブ(フォローをやめる)するな」というもの。
 無言フォローというのがなんとなく失礼な気はしていましたので、それはわかるのですが、なんとリムーブもダメなの?

 リムーブするときも黙ってするな、というのは……今まで有難うございました、この度、諸事情あって貴殿のフォローを停止する運びとなりました、これまでの御厚情に深く御礼申し上げます、……とか言えばいいんでしょうか?

 黙ってリムるなはまだそれでもいいとして、もっとびっくりなのは「リムお断り」というもの。
 それはつまり、一度フォローをしたら死ぬまでお付き合いをせよということなんでしょうか;;

 フォローもリムーブも自由にどうぞというのが、「オープン」なサービスの精神にかなうものと思ってきたので、うへえ、つって仰け反ってしまいました。

 鍵付き垢ならまだわかるんですけどね……、むしろそういう、閉鎖的な人間関係として求めるのなら、フォローからして仁義を切ってからというのはわかるのですが。
 いわば玄関ドアは自動ドアで開けっ放しのオープンなアカウントでも、リアル人間関係と同じようにする「べき」だという考えがあるとは思っていなかったので。

 深く考えずにフォローしてきたけど、そういわれるとなんかこう、追い詰められた気分がして、……ど、どうしよう……と動揺しているところです;;

 まあ、いろんな人がいていろんな考え方があるのは当たり前なので——、「そんなつもりじゃなかったのに」という戸惑いもありますが、これも何かのご縁でしょうから………リムるときがあれば、またそのとき考えたいと思います;;

 かく申す私は当然、鍵もつけないでやっている以上は、出るも入るもご自由に、という態度でございます。
 これはブログを先にやってきたからかもしれませんね。ブログはそれこそ、フォロワーに該当する人がいるかいないかさえ可視化されず、それでも好きに続けているわけで、………正直言って、人様の出入りまでは気にしてない、という感覚ですね。
 こんなもんしかありませんが、面白がって足を止めていただけたならありがたいことで——、という、そんな感じです。

 しかしまあ——、ホント、いろいろで、面白いですねえ。
 
 
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