夏越しごはん
 今日はちょっとお休みしようかなと思ってましたが、ちょっと面白いなと思ったので。

夏越ごはん 中食・外食に浸透 販売店舗 前年の2倍
2017/6/22(木) 7:01 日本農業新聞

 6月30日は「夏越(なごし)の祓(はら)え」。
 年末、大晦日には「大祓え」がありますが、それから半年後の6月末にも、半年分のケガレを払って清める行事があるんですよね。
 もし神社に行けるようでしたらお参りしてみてください。茅の輪(ちのわ)もちょっと感動する大きさですから。

 私としてはご神事も大事ですがやはりメインイベントとなるのは食べること(笑) 色気より食い気。
 こういう行事には大体、縁起ものだったり、息災を祈る象徴として食べるということが関わってますよね。

 夏越しの祓えでいただくものといえば、お菓子の「水無月(みなづき)」。
 こちらは縁起が良いというよりは「厄除け」ですね。

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 日本では古来、赤い色は魔除けの色とされ、江戸時代になっても疱瘡(ほうそう。天然痘)除けのおまじないとして、鍾馗様の絵を描くのにも、赤、朱色を用いていますね。
 端午の節句では、朱色で描かれた鍾馗さんの絵、「朱書き鍾馗(しょうき)」を飾って疱瘡除け、ひいては子供が病気になりにくいようにと祈りました。
 朱書きになったのは、赤が厄除けの力があると信じられたため。

「これは赤とは違うのでは…」とへそ曲がりの私はうっすら疑問に思いつつ、でもまあ古来、小豆も赤っぽい色というので、厄除けが期待された食べ物なんでした。
 お赤飯を見れば、ああなるほど小豆、赤いね、と思うんですけどね。(^^ゞ

 水無月は、ういろうの上に小豆を載せたお菓子で、三角形をしているのは削り出した氷を意味しているとのこと。
 庶民は暑いときに(氷室の)氷なんて手に入れようもなかったですからね-……なんかもうこのへんから「見立ての心」は始まってるんだなという気がする;;

 現在でも和菓子屋さんでは季節になると水無月を出してくれるので、もし試したことがない方いらっしゃいましたら、今年はぜひどうぞ。

 ということで、やっと話は冒頭に戻りまして。

 夏越しのお菓子は知ってたけど、「夏越しごはん」とは、また面白いことを。

 お米の消費量は減っているし、そのうえ近年は「糖質ダイエット」なんてもんが流行っちゃって、どうにもお米の立場は弱い。
 ということで業界で考え出されたのが、夏越しごはんだそうです。

 今のところメニューの内容は決まってるのかな。記事によれば「雑穀入りのご飯に夏野菜のかき揚げを載せ、おろしだれをかけた丼」とのことですが、写真を見るとやたら美味しそう(笑)
 雑穀ごはんだとGI値も(相対的に)下がることになるし食物繊維出しビタミン類だし、サラダ多めで贅沢だし、いーんじゃないでしょうか。

 暑くなると食欲が落ちがち(私は落ちませんが;;)ってことでおろしだれでさっぱり、なのかな。いいなあこれ。

 伝統行事とはあんまり関係ない、というよりきっぱり便乗といった方が適切でしょうが、でもそれで消費が増えれば幸いなこと。

 最近の日本の夏はすでに亜熱帯よりも過酷なことになってますから、またいろいろと美味しいものが考案されていくかもしれませんね。

 うちの方ではまだ夏越しごはん、みたことないけど……ちょっと探してみようかな。
 自分で作ってもいいけど、暑い季節には天ぷら・揚げ物系は自作する気力は萎える…(笑)
 
 
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