SNSあれこれ

 美容院で週刊誌をパラパラ見ていたら、女性芸人さんによるコラムで、「Facebookは”自慢”の場」だと書いているものがありまして。
 リア充てんですかね、自分の私生活や人間関係の華麗なることを自慢し合う場所。
 今の自分は全然だけど、いつかきっと、自分もああいうキラキラな生活になるんだ、と言い聞かせつつ、ギリギリ歯ぎしりしながら見るのだ——という、もちろんジョーク交じりですが、そういう「分析」でした。

 ミクシィが人気だなーと思っているうちに、何だかいろんなものが出てきて、今はいろんな種類のものがありますよねえ、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)も。

 それぞれの特徴や指向性はあって、そのサービスと人間との間には「相性」がある、というのが私の見るところ。
 自分はどのサービスとは好相性で、どのサービスとはイマイチか、ということがわかると、ここからまた自分が持っている指向性、好み、性格の特徴が見えてきて、面白い、と思ってます。

 私の場合は基本、ブログというのが一番居心地はいいようです。このブログは本当に自分の息抜きの場所なので、そこへたまさか、どなたかがおいでになっても、「何のお構いもできませんで」という挨拶が、謙遜でも何でもないというくらい本当に何もお構いなし(笑)
 コメントやトラバを止めているのは、いっときスパムが酷すぎて、面倒になって止めてしまって、それっきりです。(^^ゞ

 止めた当時はweb拍手をつけていたので、何かご用件の際には拍手の方からコメントでもいただければ、と言っていましたが………そのうちにはメールフォームもあるからいっかー、と、拍手も止めてしまって;;

 ツイッターは、ブログ更新のお知らせができればありがたいやと(一時は流行ったRSSも、ほぼ使われなくなって、大きな支障はなかったけれど、更新のお知らせが届かないのは、それはそれで、ちょっと不便だったため)始めたんですが、これは意外なまでに面白くてハマってしまいました。

 顔本ことFacebookは、これはもう「見る」だけのもの。小田和正さんのページを見たいがためだけに登録し(動機が不純)、使えれば使ったほうがいいかなあと言いつつも何となく馴染めずそのまま放置。

 ピンタレストは一回はユーザーインターフェースをぜんぜん理解できず挫折するも、模様替えがされたあとは「あー、なるほどわかった」ということで使用中。
 現在では、自分がアカウントを持っているSNSの中では一番気楽に遊んでいられる場所となっております。

 インスタグラムは、ものすごくくだらない理由で手を出しませんでしたが、昨年夏くらいから使用を始めまして。
 まあ顔本よりは使えるけれど、ツイッターほどにも面白いとも思えず(すみません;;)、使っていてときどき何かこう…違和感があるなー、と。
 
 でもそれも小さな違和感だったので、気にせずにおりましたが、ここへきて、そのシステムの指向性、構造が見えてきて、なるほど顔本ほど馴染めないってことはないにしろ、ツイッターほどには面白いとも思わずにいた理由がわかった、と。

 ツイッターは、その特徴は拡張性。
 いわゆる拡散というだけではなくて、自分でツイートや情報をリンクリンクで繋げ、つなげた先でまた「おお、こんなものがあった」というものが見つかるのでまた繋げ…ということができる。

 繋がる先は主には情報なりツイートなりであり、人と人との繋がりはむしろごくごくゆるい。
 濃厚にしたければそうできないことはないので、ユーザー自身で、その辺は使い方を変えられる。割と融通が効くんですね。

 インスタは。
 これってよーするに「個人事業主」なんだなー、と。(^^;)

 ツイッターは基本的に、提出した情報・ツイートは、見ず知らずの人さまに「利用」されるという前提。
 けれどもインスタには(いまだに)他ユーザーによる再投稿の機能はない。ということはインスタグラムの運営は、本来は、その使い方を推奨しないってことですね。

 最初は、何でこんなものがTLとして表示されるの? と戸惑った、「〇〇さんがいいねしました」という、大変大きなお世話じゃないかと思われた仕様も、「他人による情報の再送信はナシで」「オリジナル投稿自体を広めるように」という意図だと思えば、なるほどなーと。

 何か面白い本があったとき、その内容をコピーしては再配布しているのがツイッターだとすれば、インスタではあくまでも「この面白い本を読んだよ」ということを知らせていくんですね。

 インスタでは特にビジュアルに関わるお仕事の方が、ちょうど名刺やカタログのようにインスタを使うんだな、と書いたこともありますが——なるほどその通り。
 インスタは情報の「交流」が主体ではない。「個人事業主」が「店舗」を構える、という感覚の方が近い。

 だからあくまでもオリジナルを守ることが大事であり、拡散には限界はあるけど、「違法コピー」を減らすことを重視している。あくまでオリジナル情報の発信をサポート、支援するよ、というものなんですね。
 どんなシステムにも根幹となる「考え方」がありますが、インスタのそれがやっとわかった——と思いました。

 もちろん実際にはどう使うにしろそれはユーザー次第ですが、でも、システムを作った側には「このように作ったのでこのように使って欲しい」という「理念」がある。
 だから、リポストや画像の取得、加工、編集のための外部ソフト(アプリ)がどれほど充実してこようと、インスタ自身はそれらを取り入れるふうもない。

 なるほどねえ。と。

 私がツイッターに意外にハマったのは、自分のホームのTLを「スクラップブック」にできるから、でした。
 自分のツイート、RTしたものがTLとして並んで行きますが、これには雑誌や新聞を切り抜いて自分の好きな本を作るような感覚がある。これが楽しい。

 しかしインスタではこれが推奨されないどころか、ゆるやかながら「禁止」されているわけですね。
 いわば、お店の店頭にある商品を勝手に持って行ってはいけない(窃盗ですから;;)、という感覚で。
 なるほど、何となく感じてきた違和感はこれか——とわかりました。

 ピンタレストもそうですが、自分の「好き」を「収集」するのが好き、というところがあるんですよね私。
 現実の世界ではあんまりコレクションには興味ありませんが、ああやって、見ること聞くこと知ることを集めるのは好き。

 ピンタレストとツイッターは、その「集める楽しさ」サポート(ピンタレストは特にそう)、「情報をリンクさせて、リンクした先でまた拡張」という面白さを許容している。だからハマった。

 顔本やインスタは、そういう意味では確かに——リア充の自慢合戦の場所かどうかはともかく(笑)、現実の社会を反映する性格が強い、と言えるようです。

 生身の人間とはあんまり深く関わらずに生きてきた身としては、そりゃーツイッターの方が性に合うわな、と、今更に納得した次第。

 これでいくと、ツイッターよりもさらにゆるやかであり、かつ拡散性も高い(らしい)マストドン Mastodon についても、不肖わたくし、イケル気がします(笑)
  
 
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