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母、デビューす

 電子とつくものとはとにかく縁がなく、使えるのはファックスくらいといううちの母が、とうとう、交通系ICカードを手にいたしました。早い話がSuicaですが。

 先日、外出先から帰ってくるなり開口一番、
「あんたが使ってる、あの、ピッてやるだけのカード、どこで買えるの?」
「……ピッてやるだけの…(考え中)、 ……あー。Suicaですか」
「あれあたしでも使えるよね?」
「そりゃ使えますよピッとやるだけだもん。……いいよ、んじゃ今度買ってくるよ、Suicaでいいよね?」
「なんでもいいよ使えれば。東京でもこっち(静岡県)でも使えるよね?」
「使えます。——電車を使うときの注意事項として熱海駅をまたがなければ問題ナイです」

 聞けば、出かけたとき、行きも帰りも、駅の券売機で券を買っている間に電車が目の前で発車していったそうで。
 往復のどちらかだけならまだしも、両方でそれをやったので、かなり頭にきたらしい。(^^;) 気持ちはワカル。
 田舎のことなので電車といえばJRさんしかないし、1本逃すと、時間帯にもよりますが10〜20分待つことになる。これはなかなか大きいですよね。

 で、私があのSuicaで券も買わずに改札を通過するのを思い出したようで。
「あれを買おう!」となったんですな。(*´-`)

 そういうわけなので昨日、自分が出かけた先で買ってきましたが。
 静岡県民なのにまたSuica(笑)

2017/04/14 Suica

 地元にいるときは車移動ばかりでそもそも駅に行かないんですよね。
 駅周辺は意外と車を置きにくくて、面倒なので駅へ行って用足しをすることもない。
 出張で行った先の方がよほど電車・地下鉄の利用機会は多い、という状況。
 静岡県民、というか、JR東海さんの管内住みなのに、持っているカードは東日本さんのSuica(笑)、というのはそういう事情によります。

 東海さんのICカードは、「TOICA(トイカ)」っていうそうです。(……そうです、って;;)

 新しい技術というだけで敬遠して、人の話そのものを聞かない、ご高齢の方も多いんですが、本当は、こういう便利な新技術は、お年寄りにこそ便利なんだけどなあ……と思います。

 駅の券売機で、枚数と料金を選ぶ、お財布を開ける、お金を取り出す、切符を受け取ってお釣りをとる………というのでも、もう時間がかかって大変そうにしている方、いらっしゃいますよね。
 思わずお手伝いをしたくなるくらいですが、他のことはともかく現金を扱うことだと、他人としては言い出しづらい。
 大変そうだなあ……、あ、小銭落とした……、うーん;; となったことは幾度かあります。

 見ているとさすがに都心部ではご高齢の方でもカードを颯爽と使いこなす人が多いようですが、まあ、こちらは田舎なもんですから。(^^;)

 なんでしょうね、それこそICカードなどはもはや接触させる必要さえなくなって、本当に簡単になっているのに、「新しいもの」というだけで尻込みする。
 小難しい設定が必要なものなら、まあしょーがないかなと思うけど、「ピッとやるだけ」とわかっているのに「いいよ別に…」と尻込みする。
 便利だし簡単だし自分が楽だから、使えばいいのになあ…と思うことは、他もちょこちょこあります。

 ときどき「便利」を否定する人もいて、そんなもん要らん! という主張もありますが、これはこれで、ちと傲慢かな、と思います。
 たしかに、若くて健康な人にはむしろ不要と思われるようなものですが、でも、なんらかのハンディキャップがある人には、これさえあれば一人でも外出できるとか、体に負担にならないで済むとか、あるわけですよね。

 便利というのは、ハンデがある人には「必要」と言ってもいいくらいです。それを、健常者「だけ」の視点で見て「要らない」と大上段から斬って捨てるのも、いささか傲慢だなと思うことはあります。

 新技術は今後とも、より便利・簡単、あとこれは日本人の「習性」で、「軽くて小さい」ものを目指す方向性に進むだろうと思われる。
 ので、私としては、新しいものを敬遠しない年寄りになろう、と、心中ヒソカに決意しております(笑)

 基本、加齢にはあんまりネガティブなイメージを持っていない方なんですが、でも、好奇心が衰えることにだけは気をつけよう、とは思っているんでした。
 知るは楽しみなり。楽しい上に便利だったらありがたいじゃない、ってことで。
 
 
 
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