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美しいもの

 フィギュアスケートの浅田真央さんが引退ということで、衝撃が走っておりますね。
 ツイッターを見ていて興味深かったのは、彼女に感謝し、思い出を振り返り、その業績を賞賛し……というものの方が多いんですが、でも、全体的に、これまで彼女を「いじめた」やつらに対する、恨みつらみもかなりあること。
 わかるわー……と、つい、ウンウンうなずきながら拝見しております。

 私はといえば……最初に見たときは彼女はまだ14歳でしたか。あの時の姿が衝撃的すぎてあれが焼きついちゃってまして、「本当に、大きくなったなあ…」という感慨が胸に迫ります。
 よーするに、なんか言おうとすると泣けるのでやめておきます(笑)
 文章ですから、話しているときと違って、涙にむせんでしまって何を言っているかわからないということには(織田信成さん♡)ならないけれど、書くだけでもかなり時間と体力いります(笑)

 それに、言葉にしようとすると、私もかなり恨み言が出るんですよねえ……。真央さん本人を称揚するよりも、「ふざけんな、ちょっと顔かせ。表へ出ろ」と思ったことの方が先に言葉になる。
 それだけ積もり積もった鬱憤があるということではありますね。
 恨み言というより罵言ですわね。たぶん私は本気になれば言葉で人を殺せる。でも、それはやったらいかんのですね。

 ということで、ツイッターを見ていて、国際スケート連盟、日本スケート連盟、マスコミ——新聞テレビその他諸々、某国の誰彼への恨みつらみ、それもいちいち全てがごもっともで。
 あらためて、せっかくの宝物をどれほどくだらない連中が必死になって貶めようとしていたか、感じてしまいますね。

 こいつらがいたせいでどれだけ真央さんがいらぬ苦労をしたか、私どもは私どもで、どれほど激しい憎悪を味わったか(大げさなと思うでしょうが、真央さんのお母様がお亡くなりになった時のことは私も死ぬまで忘れない。奴らは人間としてはやってはならぬことをやりましたよ)、——そういう思いもあります。

 真央さんがご引退となればもう、私としては、少なくともしばらくは、フィギュアスケートは見ないんじゃないかなあ、という気がする。
 あまりにも醜悪なものを見てしまって(今シーズンもな)、精神的に疲れてるんですよね。もううんざり、っていう。

 大相撲の、かつての若貴人気のあと——このお二人が引退したあとは相撲の「す」の字も聞くのも嫌だという状態になったけど、それに近いものがあります。
 大マスコミに対する、軽蔑にも値しないと思うくらいのこの感情。——どうしたものかとちょっと持て余し気味なのは確か。

 でも、こうしてみるとくだらないことで彼女の足をひっぱる連中より、彼女を認め、理解し、愛した人々の方が圧倒的に多かったことも、わかるんですよね。
 やっぱり、そちらの方へ意識を向けた方がいいですよね。

 しばらくは私もフィギュアスケートは見ませんが、それでも十分なほど、楽しく、また熱意を持って、この10年ちょっとを過ごすことができました。
 感謝するばかりです。

 時代というのは面白いもので、黄金期の中心となる人物が現れると、周囲にも、まるで誘い出されるように、やはり優れた人が多く現れるんですね。
 そういう意味では本当に、女子フィギュアの黄金期を見たのだと思います。

 もうあんな人は現れない——とは、私は言いませんよ(笑) 同じ人はいないというのは当たり前で、それは賞賛の言葉にはならないと思ってるので。
 今はブランクのような気分ですが、でもまたきっと、20年、30年のうちには、見ごたえある時代と人が来ると思ってます。

 ダイヤモンドと言っても実際にはそれぞれの違いがあるように、素晴らしい宝石のうちのひとつを目にした、ということ。

 ありがたいことでした。

 今後のいっそうのご活躍をお祈りしております。
 
 
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