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「過去」とのおつきあい

.「その服で、元カレと会える?」がもたらす3つの女子真意について考える
2017/04/07 
ブログ「だって女子だもん~体当たり女子の本音マーケティング~」様エントリー
http://ayanie.hateblo.jp/entry/2017/04/07/192219

「STORY」という雑誌の、表紙に大きく掲げられた見出し、
「その服で、元カレと会える?」
 が、ちょっと話題になっていたようです。
 この雑誌は30代くらいの女性向けファッション誌ってことでいいのかな。私はこういうことにまるっきり疎くてお恥ずかしい限りですが。(^^ゞ

 私の直接には関係しないはずのツイッターTL(タイムライン)にも、この雑誌とこの見出しについて、あれこれ言っているものがいくつか上がっていましたが、大して興味もなく、それは何? とすら思わずにいたので、冒頭ご紹介いたしましたブログの記事を見て、「あ。あれ炎上してたんですか」などという始末です(笑)

 親きょうだい、親しい友人からはときどき「アンタは敏(さと)いんだか鈍(にぶ)いんだかわからん」と言われるのは、自分が興味があることにはずいぶん敏感に反応するし鋭いことも言ったりしますが、興味がないとなると本当に文字通りの馬事東風。
 さんざん耳元であれこれ教えてやったのに「わかった?」と聞くと「何が?」というようなところがある。

 今回のこれも、なんだか文句たれてる人が何人かいるなあ、ストーリーって雑誌は見たことあるなあ(病院の待合室で)などと、ぼんやり思っただけで、「炎上」していたとはつゆ知らず(笑)

 でも雑誌としては、これだけ話題になれば十分ですよね。……バズるっていうんですか。
 上記雑誌名にリンクしました、ストーリーさんの紙面紹介には「もう一度!『大人BODYを生かすオシャレ』」というのもあって、ああ、いいんじゃないですかそういうの(無理に若作りするのでも諦めて老け込むのでもなく、現実の自分相応に、という姿勢は支持できる)と思うくらい。

 何がそれほど皆様を刺激したのかが私にはどーもピンときていませんが、よーするに「元カレ」という言葉に、多くの人が、ポジでもネガでも反応したんですかね。
「その服で、元カレと会える?」
 まあ別に、いいんじゃないですか? というか、なんで元カレと会わなきゃいかんのでしょう? ——と、私の場合はまずそこからです。(^^;)
 よーするに意味がわかってない;;

 そういう中で冒頭のブログエントリを拝見して、あー、なるほど炎上かー、うーんなるほどごもっともー、とようやく事態が飲み込めたました。
 分析は、ブログ主の「あやにー」様がおっしゃる通りだろうと思うのでいいとして。

 ネガティブな反応について、ブログ主様は「過去を振り返る人に対して冷たい評価を向けがちだということも、言えると思います」とおっしゃっていますが、そういうことなんでしょうね。

 ネガでもポジでも人の反応というのは「自分の投影」ですから……同じ事件概要を聞いても好意的に解釈する人もあるしひどく悪意に満ちた解釈をする人もいて、それは結局その人自身の過去、経験、それへの好意や悪意が原因になってる。

 その服で元カレに会える? という問いかけは、なんにせよ「現在」のあなたはどう? という投げかけを含んでいる。
 現在に自信がある人はおおらかに反応するだろうし、現在の自分に納得できていない人は、「何が言いたいの」と噛み付くかもしれない。

 思わずネガな反応した人は、なんとなくでも過去にか、現在にか、薄暗いものがあるのかもしれません。
 
 過去は「葬り去る」ことはできないもの。でもその意味が変わるということはいくらでもある。
 執着ではなく「評価軸」になっている、と言えるのなら、その人は過去を、ちゃんと過去にできているように思います。
 過去を過去として消化できずにいると、今でもこだわってたり、振り回されたり、感情的になって判断を誤ったり、ということになる。
 こういう場合は、過去を過去にできず、今もなお——何年経っていようと今もあの頃と同じ、ということになりますね。

 トラウマというのはその極端な形ですが、でも、トラウマというほどではないにしろ、「あれはもう過去のことだ」と「消化」していないことは、案外、多いのかもしれません。

 それにしても興味深いのは、元カレ、というものについて漠然と(一般論として)思い浮かべるとき、皆さん、「自分が彼に振られた」という「設定」なんですね。
 実際には自然消滅も、自分から振ってしまったということもあるでしょうに、なぜ、「自分が振られた」設定の方をまず思い浮かべるんだろう、——と思ったら、なかなか興味深いものが(笑……うと怒られそう;;)。

 服を選ぶときにTPOがあるとむしろ楽、という、ブログ主様のおっしゃることも概ね同意。
 なので、今の自分がどうしたいかどうありたいかどんな自分でいたいかを考える「軸」のひとつとして、元カレ、という設定もあり得るんでしょうね。

 さりながら個人的には「元カレ」というのは、「過去」というより「思い出」であり、思い出というのは接触すべきものではない、という感覚なので——やっぱり私にはこの「設定」は意味不明。(^^;)

 思い出は思い出のままに。
 思い出は、評価軸にもなり得ない、「おとぎ話」。
 どんな形でも意味においても、現実にはなり得ない。
 私の「個人的見解」は、そんなところ。

 それにしても、装う、というのも、日常的でありながら、なかなか奥深いもののようです。
 
 
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