エイプリル・フールのお作法
2017年04月01日 (土) | 編集 |
 箱根駅伝を見ていたのが一昨日くらいの気分なんですが、4月なんですねえ。
 ということで今年もやってきましたエイプリル・フール。

 やたら嘘を言ってもいいってことではなく、いくつか「ルール」があるそうで。

⓿人を傷つけるような嘘はだめ
❶嘘を言ってもいいのは午前中のみ
❷午後にはネタばらしすること
❸嘘を言われて腹が立ったからと言って、嘘に嘘で「お返し」しない

 ❸は、復讐は認めないよってことですね。
 そもそもこれは午後にはネタばらしをして楽しむってことになっているので、人を怒らせたらその時点でアウトってことなんですよね。
 実際ジョークってその辺、難しい。許容される範囲は結構、人それぞれで違いますもんねえ…。

 エイプリル・フールについては諸説ありますが、興味深いのは、エイプリル・フールと対をなす「絶対嘘を言ってはならない日」というのもあった、というもの。
 これはウィキペディアにあります通りですが……なかなか興味深いですね。

 なんにしろ聞いてまずびっくりし、嘘だよ〜んと聞いたら大笑いできる、というのはなかなか高度な遊びともうせましょう。

 基本的には自虐ネタであれば人を傷つけるおそれも(あまり)なくて、無難、と言えそうです。企業広告はこういうものが多いみたいですね。
 私が気に入っているのは、もう相当古いお話ですが(私が生まれる前のことらしい)、イタリアの国営放送が、「スパゲッティの木」について本気のドキュメンタリーを流したというお話。
 
 そんな木があるわけないんだけど、でも、聞いた瞬間、え、そんな木があるの? と思った私も相当なものです(笑)
 そう言えば昔、こういう引っ掛けクイズみたいなものでよく友達には「遊ばれ」ましたが、「あんたは引っ掛けがいがある」というのが友達の意見でした。 
「ハナ肇(はじめ)さんて、本名なんだって」
 と言われ、へー!! と本気で感心してるとか。
 ……単細胞なんだよねつまり。(^^;)

 嘘というとネガティブなイメージが強いですが、うまくすれば人を和ませる効用もあるわけで、そのへんでうまく活用できるといいですね。

 嘘と言ってはイメージが悪いけど、でも、嘘というものにさほど「あくどい」イメージを持たないでいるのは、子供の頃、「ほらふき男爵の冒険」という本が大好きだったからじゃないかなあ。と。

 子供が聞いても、そんなばかなと思うくらいの「ほら」なんだけど、楽しいんだからいいや、と思う。
 ガリバー旅行記はあまりにも皮肉とイヤミが過ぎてうんざりしますが、このほら吹き男爵の方は、ただ楽しいばかり。

 お話を考えついた人の脳みその柔らかさも感動もの。子供の頃にあの本を読んで、好きでよかったなーと思います。

 嘘、というものですら、人を傷つけるだけの「罪」になるか、心を和ませ楽しませてくれる「徳」になるかは、関わる人間次第——もっというなら人の心次第、だということを、子供の頃にわかっておいてよかったな。と。(╹◡╹)
 そういう両面に接していると「ニュートラル」の概念が理解しやすくなる。そういう「効用」があったように思います。

(ほらふき男爵のモデルと言われる、ミュンヒハウゼンさんについては、心理学でミュンヒハウゼン症候群というのがあって、まったく嘘というのも奥深いなと思いますが、今日はそこには深入りしない)
 

 そろそろ今日の午前中も終わりますが、人を楽しませる嘘は1年中ウェルカムってことで。
 みなさま、午後のネタばらしでお楽しみなさいますように。 ヽ(´∀`)ノ


 
 
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