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美人各種

 美人と言ってもいろいろありますようで。
 単に美人とだけ言えば容貌の美しい人、ということでこれが「オリジナル」。
 ですが、お人柄のうるわしい性格美人とか立ち居振る舞いの美しい姿勢美人とか、言葉遣いの美しい言葉美人とか、——古い言葉だと思いますが、むかーしには「バックシャン」という言葉がありまして、バックは背中のことでシャンは美人を意味する。
 つまり、後ろ姿が美しい人ということですね。
 まあこの「美人」は、褒めているようであり、そうでもない場合もあるのかな。(^^;)

 余談ですが、バックシャンを「和製英語」と説明しているところがありましたがこれ、和製英語とも言えないように思います。日本語俗語としか言いようがない。
 バック back は英語ですが、シャンはドイツ語の schön (美しい)が訛った言葉だそうです。わけがわかりません(笑)

 容貌の素質には恵まれていなくても、他のところで補えることはあるってことで、それを一つの心の慰めにしているってのも、いいんじゃないでしょうか。
 容貌の美人については、私も一度そういう人になってみたいなーと思うこともありますが、でもまあ、あれも他の才能と同じで、素材が良くても磨いて生かすかどうかは本人次第ですから、その辺にはとくに妬みはなく、むしろ、それを磨いたり活かしたりする人には、すごいなあ、と思います。

 ということで我が身の素材の方はとっくに諦めていますが、ありがたいことにはそういう人間でも美人扱いしてくださる方というのがあるものでして。
 恐縮することですが、たぶん私は「めでたい」雰囲気があるようで。

 昔のことではありますが、タクシーに乗って行き先を告げたら、運転手さんがミョーに嬉しそうに「今日はいい日です、美人が乗ってきて」とおっしゃる。
 そりゃまたお世辞というにはあまりにも、と笑っていたら、
「いえほんと。お客さんみたいな人が乗ってくれるとね、すごく縁起がいいんです」
 タクシーの場合はなんていうんでしょうか、ようするに売り上げが良くなる、ということだそうで。

 ああ、まあ、お多福みたいな顔だしねえ、と納得してましたが、でもまあ、そういう意味合いであっても美人と言われて気分が悪いはずもない。
 それが自分が望む通りの意味ではなくても、褒める意図でナントカ美人と言われたら、にっこり笑ってありがとうございますと言っておくのがよろしいと思いますよ。

 私はそういう人に直接会った(というか、『見た』)のは1回だけですが、容貌そのもののことではないにしろ、せっかく「なんとか美人」と褒められたのに、ものすっごいぶすくれた顔で「怒った」人がいまして。
 モッタイナイなあ、と思った思い出です。
(あれをやられると周囲もどんより気まずくなる。そばにいる人間としては、つらい。(^^;))

 コンプレックスはコンプレックスで仕方がない、その痛みは私にもわかるけれど、でも、相手はあくまでも無邪気に褒めてくれている、という場合は、にっこり笑ってそのまま「受け取る」のがよろしかろうと思います。褒めてもらったことには変わりないんだしさ。

「呼び込み」の縁起の良さを持つ人、というのは確かにあるようです。
 割と空いているなと思ってお店に入って、お会計していたら後からどやどやと人が来たとか、そういう経験、ありませんか。

 私はわりとそういうことが多くて、面白いな、と思います。
 私としては単に人混みが苦手なので空いてる店をわざわざ探すくらいなんですが(行列を見ると回れ右して帰るのは基本)、そう思って空いているカフェとかレストランを選んで入ったのに、後からかーなり賑やかになってしまってちょっとがっかり…ということもよくあります。

 もちろんご商売のお店側としては、千客万来は歓迎することなので、まあいいか…と思うことにしてますが。
  静かなお店でゆっくりお茶したかったんだけどなあ、と思いつつ、店の外で席が空くのを待っている人がいるとなればそうもいかず、ちょっとガッカリではありますが。
 でも、お客さんを呼び込む人って「運気」はいいんだよ、という話も聞けば、ああそんならいいかとも思えますよね。(現金…)


 そういう美人だって(ある種の)美人には違いない、と思って。
 容貌以外のことで美人と言われても、どうか、怒らないでにっこり受け取ってやってくださいまし。(^^;)
 
 
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