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2017.03.05 (Sun)

あばたもえくぼ

 日経新聞には土曜日版というのか、土曜のみの特別紙面——いわば「別冊」みたいなものがありまして。
 土曜日版ということで内容もちょっと砕けているというか、日常の身近な話題が多いです。

 その中に「なやみのとびら」という、人生相談のようなコラムがありまして。
 今回の回答者は脚本家の大石静さん。
 お題は——「誠実だけど彼氏の外見が好みじゃない」。

 ……なんという身も蓋もないお題…。

 質問者は20代女性。お相手の方はいい方だし性格その他は申し分ないので、結婚も考えているんだけれども、結婚と考えると、どうもその点が気になってためらってしまう、と。

 ええええ、と思ってみると大石静さんの回答はズバリ、
結婚するならまずは顔」。
 えええええ。そ、そんな……。
 つまり、諸事情から鑑(かんが)みて、顔が嫌なら結婚はやめとけ、とおっしゃる。

 なんということを、と思いながらうちの母に、
「こういうご質問なんですが」
 とお伺いを立てたら、
「顔が嫌ならやめればいーじゃない」
 ええええええ。
 アナタもそうですか母上;;
 性格が合うならいいじゃない、顔のことくらい、いいじゃない、と思う私は浅はかでしょうか。

 顔、なあ。
 これ、「人相」がタイプじゃない、という意味ならわかるんですけどね。

 別に美形ということじゃなくても「好きな顔」ってありますでしょう? 美形じゃないけど好き、という「好み」ね。
 そういうことからは外れてしまう、という意味なら、ご質問の意味もわかるんですが、そうではなく、単純に、「もっとイケメンがいいな」ということなら………いやちょっと待て;; と思いますけどね;; 甘いのかな私?;;
 
 さりながら——若いときにちっとくらいのイケメンだの美人だのって、あんまり意味がないんじゃないかなあ……。
 外見がいいなと思っても20年経てばそれなりにさあ——ねえ?
(この辺は経験者として言ってます)
(友人の中にははっきりした美男・美女がおりますので)
(まあ、あのへんとは、20 年前どころか幼稚園時代から知っているけど・笑)
 
 人相が良い、ということと、いわゆる美形ということとは一致しません。で、人相として好き、というのは、むしろ年を重ねるほどにいいカンジになっていくもので。

 私はそういう方を想定していたので、「イケメンではないのでタイプではない」のなら、やめとけ、という、回答のほうにびっくりでした。

 どうも謎です。
 好きな人なんだけど顔が好みじゃないなんて思ったことがないので、正直なところ、私には質問の意味がそもそも、よくわかっていないのかもしれませんが……。うーん。
「好きな人だけど顔がダメって、そんな経験ないよ」
 と言ったら、血も涙もない回答をした母も、
「フツーはそうじゃない?」
 とのことでした。

 ………とするなら、よーするにこの質問者は、そのお相手のことは、じつはそれほど好きじゃないのかもしれないですねえ…。
 そこを看破した人なら、「いやならやめとけ」と、ズバリいうのかもしれませんね。

 ここんとこ、人間の容貌についての話題が多い気がするな;; なんでだろう;;

 まあなんにしろ——、昔からいう通りで、通常であれば「あばたもえくぼ」ってもんでしょう。
 そこまで盲目的になってはイカン、というのも戒めとしてはその通りだろうとは思うけど——人間の心情としては、さ。
 好きな人だけど顔が好みじゃない、というのはどうにも考えられない事態。
 そういう質問もびっくりだったけど回答はもっとびっくりでしたというお話(笑)

 でも、時間が経つほどに味わい深くなる、そういう人相の持ち主には、なりたいところですよね。
 
 
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タグ : 人間

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