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肉肉の日

老舗すき焼き店が「もう霜降り肉は出しません」!
2017年2月8日 11:00配信 文春オンライン

 今日は平成29年の2月9日で、ただでさえ「肉(2・9)の日」の上に、平成29年ですから、なんとも肉肉しいめでたい日、ということのようで。

 と言っていながら冒頭から引用した記事はなんだえ、と言われそうですが。(^^ゞ
 いえ、私もこれ思ってたので。
 以前にも、じつはすき焼きってのは明治に考案された「まずい肉をなんとか美味しく食べようとするもの」なんであって、現代の美味しい肉には、かえって肉の旨みを損なうんじゃないですか? と書きました。

 さらにいうなら、あの霜降り、本当に美味しい?
 という疑問がありましてですね。

 上記の記事も、いきなり「霜降りって本当においしいですか?」ってくるので——、おお同志よ!! と思わず。(^^ゞ
 
 ただ、これは私が消化器系が先天的に弱くて、肉はあんまり得意じゃないということを前提にお聞き願いたいのです。肉が好き、という人種ではございません。当然、肉好きの方とは味覚も異なります。

 でも。
 じつは魚もそうなんですよ。今でこそ、トロだトロだと大騒ぎしますが、昔はトロは食べるものではなかった。冷凍・冷蔵技術の違いですからしょーがないんですが、でも、脂身などは、その肉としての「旨み」はないところなんですよねぶっちゃけて言えば。

 脂には脂なりの栄養価というものはあるので否定する気はありませんが、味覚として、旨いかどうかと言われたら、そりゃまあ旨いものじゃないよね——と。

 肉については、これは味覚の好みだとは承知しておりますが、でも——記事本文中にもあるとおり、脂身があって美味しいというのにも限度がある。
「大トロ」まで行ってしまったら、逆にそれは脂身であって肉ではないんですよね。

 トロはありがたい、脂身たっぷりの牛肉は(お高いので)美味い——「はずである」または、「そういうことになっている」という思い込みの部分、かなりあるんじゃないでしょうか。

 私などは脂身の少ない、赤身の多い、豪州産の牛肉を探して買い求めるくらい。
 寿司ネタでも、好きなネタはと聞かれて河童巻きと答え、トロは、すみません食ったら確実にリバースしますんでと丁重にお断りする。
 こういう味覚では、サシが入った肉をありがたがらないのもしょーがない、また、そういう味覚が理解されないのも仕方ない、と、孤独にあきらめていたところでしたので。

 この記事見出しを見た瞬間、「ですよね!!!!」と、力いっぱい頷いてしまいました(笑)

 じつは外国の方から、「日本の肉は脂身多くて好きじゃない。美味しくない」と、こそっと耳打ちされたことがあり、思わず、そーなんですよ私もそう思いますよ日本人だけど! と同意したことがある。
 なにゆえに、日本ではかくも「脂身偏重」になってしまったんでしょうねえ……。

 脂身が悪いと言ってるんじゃなくて、限度問題だろう、と。

 とはいえ、私も自分の味覚が、決して「肉好き」のそれではないことは承知しておりますので、肉好きの方々には、「ものがわからん奴め」と軽蔑していただいて結構でございます。

 ただ——この肉のランクがどうのにしろ、ウナギにしろトロにしろ、「本当に、そこまでうまいものか?」という疑問、多少なりともあったほうが、健全じゃないかなあ、と思うわけです。
 どうもへそ曲がりであり人間不信の一環でもあるのですが、「みんながみんな、同じように同じものを同じに素晴らしいというのは、おかしいんじゃね?」という気持ちがあるんですよね。

 裸の王様。

 みんながそういうから、世間では「そういうことになっている」から、疑義を呈すると笑われたり馬鹿にされたりするから——
 いつの間にか、その「流れ」を、自分の思い込みにしてしまっていないか?

 私が、本当にそうか? と思うものは多い。キンキンに冷えたビール。脂身のかたまり。ウナギ。——もちろん好きな人はいるだろう。でも、そんな金額に該当するのか、本当に「美味しい」ものなのか?

 そんな疑問は忘れないように。そうして、王様は裸だと言える「子供」であるように。
 いつもどこかでそんなことを考えている気がします。

 そんな子供のいうことなぞは「世間」様には理解してもらえない、ということも理解しているんですが、でも、たまに、こういう、同じことを言ってくれる人を見つけると、もー嬉しくってしょーがないんですよね。(^^ゞ

 そんなわけでつい、食いついてしまった記事でした。
 へそ曲がりの子供のいうことと思って、どうぞご寛恕のほどを。
 
 
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