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猫は来るもの

 どうもここんとこ肩の凝る話ばかりになっているので、今日は少し緩く参りたいと思います。

 …というか、ちょっと仕事でドタバタしていて、こちらも休もうかなと思ったりもしましたが、なんせこのブログは私の息抜きですんで、息抜きを休むというのもどうなのかなと。(^^ゞ

 ツイッターやインスタではたびたび投稿してきましたがブログではどうだったでしょう……の、保護猫ちゃん。

 寒い寒い冬至の日にうちに迷い込んだところを保護しました。

 これがもっと小さい赤ちゃん猫だと保護もしやすかったんですが、人間でいうと幼稚園生くらい。見知らぬ人間を見れば逃げるくらいの知恵はあります。ので、保護も本来なら難しい。
 以前お世話になった動物愛護の活動をしている方に電話して、急遽、小さな捕獲器を借りました。

 お腹が空いていたんでしょう、もっと時間がかかるかと思いましたがあっさり捕獲。
 トイレもすぐに覚えて、頭のいい子だと思いました。

 が、とにかくもう、怯(おび)えが強くてなかなか馴染んでくれない。
 1ヶ月過ぎたのに、まだ、本当の意味での安心感がないんですね。
 何かあったらすぐ逃げ出す。物陰に隠れて出てこない。熟睡しているかと思っても、人の気配を感じると飛び起きて逃げていく。

 私としては、健康状態を確認し、家猫としての「修行」ののち、なんとか里親さんを探すつもりでしたが、これは無理だな、と判断しました。

 おそらくは人に飼われていて、母猫やきょうだいたちと幸せに暮らしていたんでしょうに、ある日いきなり、こんな寒い最中に放り出され、鳴いても鳴いても親はなく、——見知らぬ人間にはいじめられも追い立てられもしたでしょう、お腹は空くし寒いし怖いし、何が何だかわからないし、……そんな状況で過ごしてきたなら、何をも信じる気にはなれないのも、当然。

 この不信感と怯えを取るためには、「里子に出す」などという心づもりでいたのでは無理だ、と判断しました。

 先日、彼女にはこんこんと言って聞かせました。
「ここはあんたのお家だよ。ずっといていいんだよ。というか、ずっといてくれないと困るんだけども。あんたはどこにもやらないよ。あんたはうちの子だよ。ここは、あんたのおうち。わかった?」
 しつこいくらい言っている間、何やら考え込む様子でしたが。

 驚いたことに、それから、彼女は目に見えて、くつろぐようになりました。
 今までは、とにかく、それが私であっても誰か人間が来たと思ったら即座に物陰に隠れていたのが、座卓の下で長々と横になり、「あ。来た」という顔をするだけになりまして。

 ここが自分の「居場所」、と、ようやく納得してくれたようです。

 とにかくこの子は頭がいいのです。頭がいいから、可哀想だとも言える。わからなくていいことまでわかっている。だから、恐怖も怯えも強い。
 
「あのチビさんはね、日本語わかるよ」
 と、ことの経緯を話しましたら、うちの母は「まさか」と。
「わかる。だから、あの子の前では不用意なことは言わないように」
 釘を刺しておきました。

 以前にもいたんですよね。人間の言うことはほぼ正確に理解してしまう子。
 聞き分けもよく、扱いやすいこともありますが、下手なことを言うと人間に深い深い不信感を持つこともあるので、要注意。

 まあこの辺は動物も、幼い人間の子供も同じかもしれません。どうせわからないだろうと侮り、本人の目の前でうかつなことを言う大人っていますが、やめたほうがいい。
 
 もう里親を探すとかは考えない。ここがあんたのおうちだよ、と言って以来、彼女の安心した様子、馴染んでいく様子には、かえって胸を突かれます。
 またどこかへ追い出されるんじゃないか、と言う恐怖と不安が、どれほどのものだったかが、わかる。

 ——とまあ、そういったわけで。
 もう猫を飼うのも打ち止め、と思っていたのに、結局、もう1匹、来ることになりました。
 これも何かのご縁でございましょう——と思うしかないですわ;;

 そんなわけで、んじゃ、名前、どーする?
 自慢じゃありませんが私にはネーミングセンスなんて高等なものはございません;; 過去に飼っていた猫たちの名前も、「まんま」のものが多く、情けないこと限りがない。
 しかしながらうちの母は、高らかに言ったもんでございます。
「サビ」
「……サビ猫だから?」

 この子はちょっと変わってまして、ぱっと見はトラ(キジトラ)なんですが、よーく見ると、所々、オレンジの毛もまだら模様を描きつつ存在しているんですね。
 あんたのお母さんはサビなのかねえ? という感じ。
 広義にはサビ猫でいいんじゃないかな? 2色じゃなくて3色ってことになりますが。(ある意味、三毛子さん…)

「そう。いいじゃん、サビで。——あんたの名前はサビ!」

 そう言うことになりました。
 サビちゃん本人は別にそれで不服もないようで、サビ、と呼ぶとエサかと思って振り返ります。
 ………まあ、あんたがいいならそれでいいよ;;

 次の目標は、動物のお医者さんに慣れてもらうことなんですが……。
 これがまた、ねえ………。
 ………道のりは遠い。
 頑張ります;;
 
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