ドールの世界
2017年01月31日 (火) | 編集 |
 明日はまたお出かけのため、こちら、おやすみいたします。(予定)
 明日はもう2月なんですねえ。早いわ〜。

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 ピンタレストで遊んでいるとき、「momoko」の画像がありまして。
 ハマりかけて足止めを食らったままになっている、ドール熱がじわじわ再燃の気配。



 momokoは、リカちゃんやジェニーちゃんなどと同じくファッションドールのひとつで、主に(株)セキグチ様から発売中。

 リカちゃんは基本的には子供向けに、可愛らしく、子供さんに親しみやすい、少女マンガ風の造形であるのに対し、momokoは造形が比較的リアルで関節も可動域があり(完全ではないですけどね)、その表情も、リカちゃんなどが少女マンガか「西洋的」なのに比べ、momokoは実際の日本人、東アジア系としての馴染み深さがあるんだとか。

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(ブログ「MM*Doll」様)

 大きさは27cmと9cmのものがあり、27cmというとタカラさんのジェニーちゃんと同じ大きさですね。

 ドールの世界も奥深くてですね、こういう市販品でも、カスタムドールと言って自分で、人形の顔から髪から自分で作ってしまう方々がいらっしゃる。
 正直なところ、お金もかかります。ので、ドールを楽しめるのは、本当は、子供じゃなくて大人だよねということになりますね。(^^;)

 そういうわけで自分でドールの服を作るための本も各種でていたりします。なかなか楽しい世界ですよ。

 今回ピンタレストで、momokoから始まって、リカちゃんはもちろん、カスタムドールの写真もたくさん拝見してため息をついております。
 ……しかし、見れば見るほど、人形って不思議な魅力ですねえ。

 人の形をしているようで、正確には人の体の形ではない(たいていの場合)。
 実際の人間ならオカシイはずの形だったり、大きさの比率だったりしても、それはそれで一つの「バランス」として美しい。

 それに——人形って、なんとも言えないエロスがあります。これが不思議。
 人に似ている。でも人ではない。現実の人であったらむしろバケモノじみて見えるはずのものが、そうは見えず、ただ、妖しく、美しい。

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(ブログ「琴姫工房」様)

 その美しさも、どことなく、太陽の光ではそぐわない感じ。
「陰影」の方が「似合う」し、陰影こそが魅力となる。
 ——人間でいう「健康的」な感じとはちょっと違うんですよね。
 明るい雰囲気に作られている人形でも、じっと見つめていると、やはりどこか、何か、「秘めた」翳りがある。
 その翳りがあるからこそ、固定されているはずなのに少しずつ表情が違って見える。だから何分でも何十分でも、飽かず見つめていられるんですね。
(興味ない人はそうではないでしょうがもちろん・笑)

 人の形に近いから親しみを覚えるが、でも、その無機質な肌と表情は、「異界」を思い出させる。
 セクシャルなものではない、特有のエロスがある——

 なんて言っていると思い出すのは、押井守監督の「イノセンス」なんですが。


 あれ、原作のファンの方を主にしてオタクの皆様には概して評判がよくなかったそうですが、私は好きでして♡
 人に似ているが人ではない。それゆえの美しさとグロテスクさ。
 不気味だとも怖いとも思うのに、思うからこそ、引き込まれていく魅力。

 人と人形を区別させているものは何か——という作中の問いかけは、興味深い。
 人と人形、生と死の違いは、私どもが日常、考えているよりも、ずっと曖昧で、それぞれが「近しい」もの。
 近しいけれど、決定的に違う。
 ——なぜ? 何が?

 ファッションドールでも、カスタムドールでも、子供向けの「かわいい」お人形でも、この辺の「事情」は同じですね。そこがまた興味深い。
 じっと見ていると、そこに何かが存在する「気配」を感じる。でもそれは、事実そのとおりなのか、自分の妄想か?

 セクサロイド(=セックス用アンドロイド)も、そのうちにはマジで作られて問題になったりならなかったりするんだろうなあ、とも思いながら。
(セクサロイドについては去年、イギリスの科学者が真顔でその製造には反対の声明を出しましたもんねえ…。耽溺の恐れがあるとして)
 芸術的とすら言える人形たちの画像をピンタレスト上で眺めているところです。

 ドールにもハマりたいけど、時間とお金がねえ(笑)
 ひとまず、せめて、ドール服を作る方から再度、挑戦してみたい。



 ドール服も、自作なさってはネットオークションに出品する、私から見るともう神様みたいな方々がいらっしゃるわけですが、このドールの「沼」もまた、下手にハマると深すぎてけっこう危険(笑) でも眺めるだけでも楽しめるのでやめられない(笑)
 
 
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