みんな違って当たり前
 夏バテというものがありますが、私の場合は冬バテします。
 ということで昨日からちょっとダウン気味で(と言いながら出かけてさらに悪化…)、今日もこちらお休みします、とだけ書いて逃亡する気でしたが。
 またなにやら泣けてしまったのでちょっとだけ。

 ゴシップの絶滅を本気で願うくらいの人間なので、申し訳ないんですがほんっとに! 芸能人と言われる方々のことは、人に驚かれるくらい知らない;;
 たまにはテレビくらい見たらと言われたこともありますが、テレビは見てますよ結構。でも、いわゆるバラエティ番組と言われるものは「絶対」と言いたいくらい見ないから、そのせいでしょうかね…本当に知らないのは;;

 あんまり知らん知らんというのも失礼なので、ちょっと考え直した方がいいのかなと弱気になっているところなんですが。
(だからって週刊誌読んだりバラエティ番組見たりって、それは私には立派な拷問なんですよね……悩む;;)

 そんな中で昨日は、インスタグラムで、性同一性障害の診断書というものを拝見することがありまして。
 何分にも例によってあまりちゃんとした事情、これまでの経緯を存じ上げずにいるので、あんまりテキトーにも喋れない。
 それでも、ご本人のコメントを拝読するうちに泣けてしまい、念のため確認と思ったらまた新たな投稿があってそれを見てもまた泣けてしまい。

 なんの重荷もなくこの世に生きている人間など、そうそういるもんじゃないと思いますが、それぞれの重荷を思いあっていければいいのになあ、としみじみ。

 これまでも性同一性障害について自ら語った方がいらっしゃいまして、どの人も望んだことは、自分が公表することで——当事者が語ることで、広く社会からの理解を得られるように、同じ立場の人たちが少しでも生きやすくなるようにという、絞り出すような祈りがありました。
 
 差別や偏見と言われるものは世の中には星の数ほどあり、それらひとつひとつ、個別に「理解」されるというのは、正直なところ、現実的ではないと私は思います。

 結局、差別や偏見が「なにを言っているか」は同じで、「みんなとは違う」「自分とは違う」ことが、全ての理由。
 だから、心ない言葉を投げつけられた方が、自分のここが悪いのか自分のそれを正せばいいのか、と必死に考えることも、考えた末に、「確かにこれは『違う』ことだけど、その違いを理解して欲しい」と訴える必要もない。

 差別の理由は差別される側にあるのではなく、する側にある。
 だから差別される側が必死で「理解」など求める必要はないんですよ。
 理解が必要というなら、テメエが何を言っているのかさえ理解していない側が自分が何をしているのかを理解しなきゃいけないところ。——立場が逆ですよ、本当は。

 理由を見つけ、自分を正す必要があるのは、「自分とは違う」ものへの嫌悪や憎悪を持つ連ちゅ……、もとい、人々の方。
 違うということを憎む方が「オカシイ」んであって、他人との違いがある側ではない。

 なぜというに、他人との一切の違いがない人間なぞ、この世にただ一人もいないからです。
 そんな化け物みたいな人間がいるなら連れてきてみろっつーんですよ。

 よく引用される相田みつをさんの「みんな違って みんないい」というのがありますが、いつぞや、ツイッターの方で、「みんないい」というのはチガウだろう、というご意見をお見かけしました。
 曰く。
「みんな違って 当たり前」
 だろう、そうじゃないと意味ないわ、とのご意見。

 あー、ほんとだねえ、なるほどなーと感心した割には、ツイ主様がどなただったか思い出せない私の頭。(^^;)
 どなたのツイートだったかご存知の方、いらっしゃいましたら教えてください;;

 ともあれ、「みんな違って当たり前」の感覚にならないと、やはり、差別や偏見というところに落ち込む。
 
 だから、こういう件について、苦しむべき人がいるんだとしたら、それは、この診断書を手にする人ではなく、こういう診断を受けた人を傷つけようとしている人間の方なんですよね本来は。

「みんな違って当たり前」を当たり前にできていない、というのが、最大の原因であって、この人がこれほど傷つく必要はないはずなのにな、と思うとどうにも——。
 
 私は高校生になるまで、「〇〇さんて変わってるよね」というのが褒め言葉だと信じていたくらいのノーテンキな人間ですが、でも、本来はやはり、それは褒め言葉だと思うんですよね。

 それができていない方こそ、己の身を慚(は)じよ。そう思います。

 ………じつのところ、今朝の新聞を読んでも、新横綱の誕生について、ことさらにその国籍のことを取り上げていました。
 そういうことに疑問を持たない、というのは、あぶない。
 実際、そういうことを平気で言う人々が大勢いるわけで、……危ういな、と、なんだかひどく、いやーな気持ちになっております。お祝いどころじゃないなこれ。と。
 
 寒さで頭の中まで凍りそうになりながら、思ったのはそんなこと。
 
 
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