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2017.01.21 (Sat)

45代め

 明日はこちら、所用がございますので、お休みします。m(_ _)m

 ………この極寒気象の中をしかも早朝から……ああ、行きたくない;;(本音すぎる)

       ●

 昨夜は第45代アメリカ大統領の就任式(現地時間1月20日正午を持って交代となるんだそうで)でした。
 日本時間では真夜中でしたが金曜日の夜ということで、割と見ている人も多かったみたいですね。
 私が聞いた限りではNHK総合、ニコ生、YouTube、AbemaTV、ツイッターでもライブ配信していたもよう。私はニコ生で拝見しておりまし————、あ、拝見はしてません、就任式直前くらいで寝てしまったんでした;;

 式典が始まる前って長いですよね。そこに集まっている人々の服装や装備を見て、寒い上に、雪か雨も少し降ったんでしょうか? 寒いのに大変だなあ、と。

 通常なら新大統領が誕生となれば、しばらくの間は人々も様子見、株式市場などもちょっとくらいはご祝儀相場の様相を見せるというのに、アンケートに支持すると答えた人は4割、過去最低の事前人気とのこと。

 まあ、人気があろうがなかろうが、為政者はきちんと仕事をしてくれればそれでいい。権力者というのは人に「好かれる」必要はない。日本でも、一生懸命、安倍さんのどこが「いや」かを熱心に説いている人がいますが、好きか嫌いかはどーでもいい。すべきことをしているのかどうか、それだけですよ。

 トランプさんについては、無理もないと思うけれど嫌悪する人のご意見と、それに抗する、いわば「トランプさん擁護」のご意見とがあるわけですが、私としてはどちらも「ふーん」という感じで聞いてます。

 都知事選挙に立候補なさった、高橋しょうごさんは、トランプ支持というよりは、「アンチマスコミ」あるいは、「マスコミによる印象操作に反対」というところからのご発言。

 日本の民主党政権誕生は見事にマスコミの誘導に「してやられた」けれど、トランプさんはマスコミからは総叩き状態、それでも勝った、というところが決定的に違うので、トランプさんの方が支持できる、という論理になるようです。
 


 マスコミによる印象操作や「世論誘導」の悪辣さについては私も同意ですが、日本の民主党政権誕生とは違ってトランプさんは「まとも」だというのには賛成できない。

 キーワードはポピュリズム。一見、ポジとネガほどに「画」は違って見えるけれど、写し出された画像は、ポピュリズムというあやうい絵なんじゃないですかね。私にはそう思える。
 
 そもそも私は民主主義ってあんまり信じてないしなあ。(^^;) 人間そのものにも不信感がありますが、ましてそれが集団になったときの危険性については、不信感どころじゃないものを感じてますから。
 集団になると暴走して気が大きくなって、とんでもない犯罪行為でも正義を名乗ってやりたい放題。後から熱が冷めればさすがにまずかったとは思うけど、そうなると今度は反省などするどころか、誰が悪い彼が悪い、自分は悪くないといって逃げ出していく。

 そういう醜態は歴史を見れば枚挙に遑(いとま)がないなんてもんじゃないほど多くある。

 行き過ぎたグローバリズムや行き過ぎた理想主義、拝金主義への反動が起こるのは当然のことで、ある意味、「正常」とも言えるけれど。
 だからって、それが即座にトランプ氏を支持する理由にはならない。当たり前だけど。

 どうも話を聞いていると、トランプさんにとっての「世界」は1980年代くらいで止まってんじゃないのかという気配を感じて、私個人としては、今のところは様子見、としか言いようがない感じです。

 アンチトランプさんのご意見も同様で、気持ち、感情、というところではわかるけど、嫌いだという感情のあまりに政治とは無関係のことで個人を誹謗中傷というのは感心しません。
 
 私は、トランプさんが共和党候補として出てきたときは「まあこういうおっさん、結構いるんだろうな」と思い、「でもまあ、いろんな候補がいるし、色物としては面白いよ」くらいに思ってました。
 まーさーか、その色物が、マジでここまで来るとは思ってなかったし、共和党候補になったとき、「アメリカさんも相当だわ」と思いました。

 うちの母もトランプさんの顔を見るのも嫌だそうですが、
「問題なのはトランプさん『個人』ではない。こういう人物を支持した人々の方だ」
 と言っておきました。
 私は民主主義は大して評価してないし、まして多数決の原理なんて、爪の先ほども支持しない。でも、現行法では仕方がない、と思ってます。

 なぜトランプさんがそうも支持されたのかは考えなくてはいけませんが、それを考えれば、あんまり感情的にトランプさん『個人』を叩いても意味がないことも、見えてくると思います。

 高橋しょうごさんはアメリカ市民を信じてる、とおっしゃった。
 私は、アメリカ市民がどうこうではなく、「人間そのもの」の性質を鑑み、「大丈夫なのか」と心配している。そういったところですね。

 トランプ支持者も諸手を挙げて彼を支持してるわけではないという、言い訳めいたお話もチラチラ聞こえてきますが、——まあ、そのへんは、この賭け、賽の目がいい方へ転がってくれるのを祈るしかないですね、と思うばかり。

 私が深く恐れているのは、「集団化した人間」の暴虐性。
 故に、トランプさん支持派・擁護派、反対派それぞれのご意見を、どちらに対しても「ふーん」と思うだけ。

 極度のグローバリズム、移民政策、拝金主義には、私は反対してきました。それらを妙なオブラートに包んでおキレイなことを言う、理想主義にも。

 ですからここでそういったものへの反動が見られるようになった、そのこと自体には驚きはありませんが。
 ……どっちに転んでも、どちらにも、支持するべき理由はないですね。

 ただ、世の中は思いもかけないことが起こるもの。
 終わり良ければすべて良し、とにかく、いい方向へ転がってくれればいい——人間の作為はたかが知れてる——そう願うばかりです。
 
 
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