集合的ぬえ
「あれから電通はまったく変わってない」 突然の社長辞任、現役社員はどう受け止めた?
2016年12月29日 7:01配信  BuzzFeed Japan

 昨夜のニュースで、電通さんの社長さんが辞任なさる由、承りまして。
 誰が何に対して「悪いこと」をして、誰に対して「謝罪」するというのか、はっきりしない話だなと思って聞いております。

 話を聞いていて思うのは、
「いったい、その仕事というのは、具体的には何をやってるの?」
 ということ。
 あれだけの人員がいる大企業でありながら、「人手不足」になるような業務内容って、何をしてるんだろう?

 いわゆる繁忙期というのはどこにもあって、その時期にどうしても残業、というのはわかりますが、そうも1年中死ぬほどの残業が必要というのが事実なら、それはもうマンパワーの不足を意味している。
 とするならそれは管理側の失敗だし、経営者の責任です。確かにね。

 人を増やすか業務を見直すしかないわけですが、そういう方向性での努力がなされた形跡もなく(というより、発想自体がなさそう…)、いきなり社長さんが辞めますと言っても、根本的な解決にならない。
 労働局が入ったからしょーがないわ、「ごまかし」とけ、というように思えますね。

 電通さんのみならず、この異常な長時間労働、残業、サービス残業が「当たり前」という風潮は、どこでどうすれば根絶できるのかな。

 昔は、「自分の仕事は終わっていて帰れるんだけど、上司より先に帰ってはいけないからタラタラ残ってる」なんて話もありました。現在は、そういうものがもっと際限もなく膨らんでいる気がする。

 定時で上がるのが「当たり前」で、残業? なんで? どうしたの? というのが本来ですよね。
 それが、上司より先には帰れないとかいう「暗黙のルール」もおかしいし、——マネージメントには当然、社員の健康状態にも気を配るべきところ、むしろ「殺しにかかる」のが当然とされているのもおかしい。

 電通さんの今回のことが「一罰百戒」となれば社長さんの辞任にも意味が出てくるでしょうけれども、単にこの場を「ごまかす」だけで終わるのでは、残念なこと。

「定時で帰って当たり前」という常識を、日本人が大好きな「空気」にまでしなきゃいかんのでしょうかね?
 その「空気」というものは、どこが発生源でどういう発生メカニズムがあるんでしょう。
 それがわかれば苦労はないでしょうが——最終的には一人一人の自覚、ということになる気がする。

 周りがそうしてくれたら、自分もそうする、それまでは不平不満を言いながら、この異常事態に唯々として従う……という側にも、ちょっと難ありだと思いますね。

 基本的にあんまり「空気」なんか読まない、というより「読んでも従わない」でここまで来ている人間からしますと、そろそろ、「空気」「他人任せ」なところ、やめません? と思います。

 とりあえず今は、
「優秀な人材が集まっている(はずの)立派な企業さんなのに、そうも人手不足状態になるのはなぜか」
「一体全体、「何」をしているのか、業務内容を聞いてみたい」
 というのが、率直な「感想」ですねえ。

 私にはこの状態は「狂ってる」としか思えない。
 この「狂い」は、どこから来ていて、どこで糺せるものなのか——正体不明のバケモノの話を聞くようで、ちょっと不気味にも感じています。
 
 
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