悪意なしの幇助犯


 昨夜、流れてきたツイートです。
 まだ詳細を調べていません。もちょっと調べて、書けることがあれば書くつもりですが、今日のところは取り急ぎ。
 病気のこともやたらに書くとかえってデマ拡散ということになりかねないので、その辺りは慎重にいきたいと思います。

【総 排泄腔 遺残 症】そう・はいせつくう・いざん・しょう

 病気は病気で、その認知度を上げて行く、「理解」を求めていくということはもちろん大事ですが。
 この場合の問題の核心は「病気の認知度」にはないと思いますね——いじめや差別、という問題において。

 こういうお話を聞いていると、本当にもう、いったいこの世にはいくつの病気があるんだろうか、と気が遠のいてくることがあります。
 この世には当たり前のことなんかなにひとつなく、本当は生きて元気で自分の体を動かせるっていうだけで「奇跡」ってもんなんだなと思いますね。

 で、素人が、その多種多様な病気をいちいち「理解」するというのは現実的なことじゃないとも、思います。

 もちろん可能であれば概略でもいいので病気のことを知って、患者さんの負担を減らせる手伝いが出来る、せめて「妨害」はしないようにするというのも大事なこと。

 ですが、患者さんがいちばん負担と感じるのは、病気ゆえに差別されたりいじめを受けたりすること。
 多分、このいじめだの差別だのは、病気についての「理解」あるなしとは、関係ないはずです。
 なぜかというと、こういう病気などではない人でも、いじめ、差別で苦しむ人がいるから。

 いじめや差別の根本的な問題は、「いじめられる側に理由がある」のでは全くない。
 だから、一生懸命、被害者側が、被害理由だと「思われる」点を解消しようとしても、ほぼ、効果は上がらないわけですね。

 いじめや差別の対象となる人たちの、その理由とされるものは実に様々です。
 容姿のこと、髪の色目の色、身長、体型、「血統」、学歴、経済状態、国籍、宗教、そうして病気。
 これをいちいち、「これが理解されないから差別される」のだと解釈しがちですが、それは違う。
 これらがいじめ差別の「原因」ではない。
 これらは、加害者達の卑怯な「言い訳」に利用されているだけ。問題そのものはそこにはない。

 問題はもちろん——差別いじめを行う連中の、ものの考え方や心理状態、行動にある。

 たぶん、いじめ差別の「理由」だと多くの人が考えていることのすべてをツブしても、本当の問題——加害者側の原因が残っている限り、消えることはない。

 こういう欺瞞(ぎまん)、そろそろやめません?
 
 差別の理由とされるものを眺めていると、全く多種多様、ジャンル多彩だなと呆れるばかりです。
 が、それでも、ただひとつ、大きな共通点があることがわかりますよね。

 ——「みんな」とは違うこと。

 違うことを認知してもらって理解を得るということも、もちろん無駄というのじゃありません。
 でも、「みんなと違う」こと(ここでは病気であること)が、いじめ・差別の問題の「原因」じゃない。

 工場のラインで金型で材料押し出して製品作ってんじゃないんですから——さまざまな「違い」をいちいちなくせるか、つーんですよ。
 たぶん、違いを無くせばいい、無くそう、という発想をして実行して「勇名」を馳せたのが、例えば、ナチス、ということになるんでしょう。
 
 余談ですがこういう話になると引っ張り出されるナチスには、最近、私はちょっと同情的です。(^^;)
 なぜと申しますに、彼らと同じ考えをし、同じことをしている人間は他にいくらでもゴロゴロいるからです。——ただ対象が違うってだけで。

 同質性を求める人の心理については専門家のお話を調べるなりなんなりしていただくとして。

 病気への理解は広めていきますが、私は「病気への理解がないからいじめ差別を受けるのだ」という考えはいたしません。ということ。

 結局この考え方も、「いじめられる側にも問題がある」という、口にするのも汚らわしい、あの超絶・愚劣で卑怯で欺瞞に満ちた加害者=犯罪者どもの言い草に「添って」しまっている。犯罪者どもの考えに沿っているので、結果的には、犯罪を「幇助(ほうじょ)」している——そのように思います。
 病気についての認知度を高めるのは患者さんの QOL(=生活の質 Quality of Life) 向上のお手伝いのため。
 差別いじめは病気の認知度には関係しないので、このふたつは切り分けて考えます。——ということですね。


 ………ま、それはそれとして。

 患者さんにとっては周囲からの理解があれば、ストレスも少しは軽減されると思うので——、ちょっと調べてみますね。

 こういうところは、「情報発信の裾野の広い」ネットの大きなメリットですよねえ。

 少しずつ根気よく、メリット増やしてデメリットは縮小していく、それを続けていくしかないんですね……。

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