Entries

ひとつの革命

 これはちょっと面白いことになってきた、と思いまして。

 東京都知事選挙投票日も迫っておりますが、その立候補者のなかに、おやこれはという方がいらっしゃいまして。

 高橋しょうごさん(Twitterアカウント:@Shogo_tkhs)とおっしゃるのだそうですが、ブログにあるその公約は以下の通り。

高橋しょうごの政策

三つの軸となる公約
一、 政争が主体となっている政党政治から、政治行政を私達の手に取り戻す。
二、 少子化問題を解決する。
三、 放置され続けた多くの社会問題に取り組む。
併せて、
・上記の公約の実施の前提となる災害対策
・政治の根本課題である、表現の自由を徹底的に守り抜く東京都
・オリンピック・パラリンピック準備運営の健全化


ブログ「高橋しょうご〜私たちの都政〜」

 とにかく目を引くのは「政争によっていかに本来の政治が損なわれ、喪失しているか」という指摘、「政争が主体となる政党政治ではなく、政治行政を(政争に明け暮れる人々から)私ども、有権者がとりもどす」という主張。

 政党政治はたしかに、いまや機能不全に陥っていますからね。
 その昔は政党という「群れ」をつくり、各々の政治的な主張や政策を議会で通すことに、意味があったでしょう。

 でも、現在は、各政党の主張にはイデオロギーの色も薄くなった——というのは、現在の社会にはイデオロギーはもはや必要ではなく、より実際的な「現実」に対応することが、政治には求められるようになったから。
(イデオロギーは社会階級や地域という『集団』あってのものであり、より個人化が進んだ現在においてはほぼ無意味)
(社会階級が薄れると同時に政党もその意義が薄れたともいえましょうか)

 先日の参院選挙のときも、真面目に各党公約をご覧になった方ならおわかりのように、どの政党であれ、結局、いま求められていることに対応しようとすれば、その政策にはさほど大きな違いはないんですね。
 目の前の問題を解決しようとするなら、そりゃイデオロギーなんぞが口を挟む余地はなく、怪我をしているなら傷口きれいにしようとか、お腹減っているならなんか食べようとか、そういう話に「ポリシー」なぞ必要もないこと。

 現在の社会ではもはや、政党として「群れる」意味はほとんどない。
 ある意味、民主主義の原型——政党もなにもなく、ただ、そのとき目の前にある問題について、解決案が提示され、最適解(さいてきかい)となりえるのはどれかを話し合い、選ぶ——という、いちばんシンプルなやりかたが求められている。

 でも——いちど始めたことをやめる、切り替える、というのは、簡単なことではありませんで。

 政党政治はもう、ほんとうは、とっくにその役目を終えているのだろうとは思いつつ、私も、だからってどうしたらいいのかというアイデアもなくぼーっとしていたんでした。

 そこへ、この高橋しょうごさんの主張を聞き、ああなるほど、と。

 彼の主張は、当面、否定され続けるでしょう。
 どんな否定の言葉がなげかけられるかはわかるし、その否定する人が言うことも、100%「間違っている」わけではないことも認めます。

 でも、政党政治は、いまや「害」のほうが目立つのに、でも、誰もそれを止めることができない。
 寝る前に甘いお菓子を食べるのをやめるべきだと思いつつやめられないようなもんですかね。(^^;)

 その命はほんとうには尽きている、その骸(むくろ)がすでに腐臭を放っているのにまだ、それを担ぐことをやめられない。

 そういうなかで、高橋候補のおっしゃることは、「革命」ともいえること。

 こういう人が出てきてくれたか——と思いました。

 ブログを拝見しますと、「私はいかなる政党また政治団体も設立しないことを約束します」とあります。
 これはもう、絶対的に支持しますね。支持の核心となりましょう。

 公約など細かい内容についてはおいといて——というところですが、いまはそういう細かいところより、「政党によらない」という「大原則」が大事なので。

 政党政治の弊害をあげればきりがない、というのが現状。
 弊害ひとつひとつについて悪口を言っていても仕方がない。
 政党政治ではもう、いまの世の中には間に合わないのだ、ということを掲げることが、ここでは大事なこと。

 東京都民でもないのに申し訳ないことですが、でも、腐臭を放つ政党政治からまず抜け出す、というこの主張が、広く受け入れられることを、ここでは、なによりも、ひとつの希望としたい。

 そんなわけで、私にしては珍しく——それこそ、「自分のポリシー」に逆らうことですが、とある候補者についての支持を、表明致したく存じます。(^^)



 
関連記事

ご案内

プロフィール

みずはら

ブログ内検索

最新記事

地球の名言

presented by 地球の名言

右サイドメニュー

月別アーカイブ