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2016.07.25 (Mon)

「無責任」者

 夏風邪は馬鹿が引く、と申しますが、どうも風邪のようです。
 これは気象庁の長期予報の通り、酷暑となるのか、と身構えたあとに涼しくなって、ちょっと油断したかもしれません。
 熱はないんですが、くしゃみ鼻水、あと、ひどくぼーっとしてしまって、だるい眠いで、……これは風邪だな、と。
 とはいえ熱もないから寝込む気にもなれず、動けるかぎりは動いております。
 
 で。
 また気になって調べてしまいましたがこの「夏風邪は馬鹿が引く」。
 馬鹿は、ふつーならあんまり風邪をひかない季節に風邪をひく、という意味かと思っていたら、これ、原意がぜんぜん違うのでちょっとびっくり。

 馬鹿と風邪といえば「馬鹿は風邪をひかない」という言い方もありますよね。
 これは、本当に馬鹿は(ストレスを感じないせいか?)風邪を引きにくい、という意味ではなくて、

「1.愚鈍な者は、風邪を引いたことに気が付かない。
   馬鹿は、それだけ鈍感であるということ。
  類:●夏風邪は馬鹿が引く
  ★「馬鹿は冬に風邪を引いて夏に気が付く」から。」

cf:くろご式慣用句辞典



 つまり、本当に風邪をひかず健康であるということではなくて、風邪をひいているのに自覚しない、それくらいニブイ、というのが、もともとの意味だそうで。

 うーん。なるほど;;(って納得していいんだろうかこの話;;)

「2.愚か者は風邪を引かないものである。」

 というのも、辞書には載ってましたが、これはやはり、あとから、その原意(1.)が誤解されてできた解釈という説明がありました。

 ということで「夏風邪は馬鹿が引く」のは、「冬にひいた風邪を、夏になってから、あ、風邪をひいた、と気がつく。それくらい鈍い。」というのが、もともとの意味ですね。

 ………私も相当ニブイけれど、さすがにそこまでじゃないなあ…。(^^;)

 なんにしても、小さいお子さんも何年ぶりかで「ヘルパンギーナ」という風邪が流行って、流行警報を発令している自治体もありますし(とりあえず静岡県は警報レベルとのこと)、……涼しい夏ならいいってもんでもないんですね。
 皆様、熱中症もふくめて、どうぞお気をつけてお過ごしください。

         ●

ロシアを五輪から締め出さず=IOC、判断避ける〔五輪〕
2016年7月24日 23時6分配信 時事通信

 国家ぐるみでドーピングをしていたという指摘で、オリンピックからは締め出すかどうかと言われていた件。
 IOCはその判断から「逃げた」ようです。

 なにしろもう開幕直前ではありますし、選手団も選手村へ入るかどうかという時期でもありますし……出場を取り消すなら取り消したほうが、現場の運営はむしろ助かっただろうに…というのが最初に思ったこと。

 各競技の国際団体に判断任せますって、任されたほうも困るでしょうね。

 責任者というのは責任を取るから責任者なんで、責任を取らない責任者なんて神輿としての価値もない。
 もっとも、責任を取れない責任者って、多いですけどねー…。

 責任者なんてのはいつ自分のクビが飛ぶかわからない、そういう存在なんですよね。
 でも、それくらいの気持ちがなければ、人なり集団なりを動かすこともできない。
 ダモクレスの剣なんて思い出さずとも、それが自然だと思うな。

 責任者は、現場がやりやすいように目配り手配りするのが仕事でありなおかつ、自分がやったことではないことでも自分の責任として引き受けるためにある。
「王」という存在は本来は、人々に威張り散らすために存在するのではなく、「天」に対する「いけにえ」という意味があったし、それがいまだに「本質」なんですよね。
 多くの人のために供犠(くぎ)となる。
 だから、その存在は敬われる。

 そういうことを、きれーさっぱり忘れてしまっているようですが。

 そのへんはともあれ。

 判断はしないわ責任取らないわじゃ、なんのためのトップなんだかわかりゃしませんね。

 ともあれ今回の件については、あきらかに国全体としておこなっていたというのならパラリンピックふくめて選手を出場させるわけにはいかないし、ロシアオリンピック委員会をIOCから「除籍」する(一時的にでも)のが筋。
 
 でもそうするだけの証拠もないしというのなら、この調査は続行し、判断は後日ということで、ここでは出場を認める——従来の基準に従って——べきところでしょうねえ。

 私はもともと、オリンピックなんかもうとっくに本末転倒しているし本質はふっとんでいるし、あの国威発揚は気持ち悪いし商業主義は最悪の醜態になっているしで、開催する意義なんかない、もうやめちゃえ、と思っているので、今回のことはさして興味もないというのが、本音ではあります。

 スポーツも、その勝利も敗北も、その過程も——その価値は認めていますが、でも、そういう価値とオリンピックとなんの関係があるの? と思うくらい、いまのオリンピックは、もう異世界異次元になっているように思えます。

 ただ、オリンピックへ出たい、メダル取りたい、と目を輝かせる子どもさんをみますと——、オリンピックやめちゃえとは簡単にもいいがたい。
 でも、彼らのためにも、本当はいちどここでご破算にして、きれいに更地にして、そのうえで、「作り直す」のが、いちばんだろうとも、思います。

 ロシアについては。
 ——私にはその白黒を判断できないというのは当然ですが、でも、あの大統領閣下は脳内がいまだに冷戦時代のままだし、中共と同じく「夢よもう一度」っていってるし、——冷戦時代の、東側の選手たちがどんなふうだったかを記憶している世代ですので……ま、真っ黒だったとしても意外に思うべき理由はひとつもない。そう思っております。

 ただ、責任を取れないトップのために振り回される人々が——選手のみならず「現場」の人々すべて——、気の毒だ、と思うばかり。
 
 
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タグ : 時事問題

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