イメージの曖昧
2016年07月11日 (月) | 編集 |
 ツイッターの方で、ときどき見かける話題の一つが「自称さばさば系の女性」。
 自分で自分のことをさばさばしているタイプだ、などという人のことだそうですが、こういう人は、さりながら、自称するほどにはさばさばしたタイプではなく、けっこう面倒くさい女性であることが多い、という。
 ……ありていにいえば悪口ですねこれ。(^^;)

 私は、自分で自分のことを「さばさばしている、男っぽい」などという人には遭遇したことがないのでなんとも申せませんが。

 私はときどき、——子供の頃から、ひとさまに「男の子のほうが気があうでしょう」などといわれることがあります。
 性格的にちょっと男性的なところがあるので、男の子のほうが気があうでしょう、という意味なんですが。

 いいえ全然。

 ときどき申し上げますように私はけっこう露骨に男嫌いなので、男っぽいよねなどといわれるのはたいへん不名誉なことと認識しております。
 自分では——まあ、いい意味で女性的だとも思えないんですが、だからっていい意味で男性的なタイプだとも思えません。

 ひとさまからは、その——さばさば系に思われる「部分」があるみたいです。
 だから男の子のほうが気があうでしょうなんていわれる。らしい。
 でも、逆ですね。私の実感としては。
 小学生から中学生のころまでは、男の子なんてろくなもんじゃないと思ってましたからねー。
乱暴で、そのくせ、ちょっとしたことですぐにピーピー泣いて」。
(出典:樹なつみ「花咲ける青少年」)
 つきあいきれん。と思ってました。
 
 聞いたところでは色気づいてくる高校生くらいになるとちょっとは見どころが出てくるそうですが、私はこの時期は、女子校でのびのびやらせてもらっていたので存じません。
 
 あまりにも女子校に馴染んでしまい、このままでは社会不適応になりそうだという危機感を覚えたので(それくらい馴染んだ)、あえて共学へ進学したほどです。
 以後、まあなんとか適応してきたつもりですが。(入学して最初の一ヶ月はけっこうたいへんでしたよ気持ち的に)
 こうやってあらためて、来し方を振り返って思うのは——男の子って、巷間イメージされているほどサバサバなんてしてないですよねえ?
 いまでさえ——四十、五十面下げたおじさまのなかに、「乱暴なくせにすぐピーピー泣く」ガキの面影を感じてうんざりすることがある。
 何十年たっていようと人の「本質」ってそうは変わらないよな、と。

 そのへんから考え合わせていくと、「自称サバサバ、だけど他人から見るとけっこう面倒」というタイプは、たしかに、「男っぽい」のではないだろうか、と思えてきます。

 社会的、あるいは文化的に作られた、「幻想としての男っぽさ」は、あくまで幻想なんであって、必ずしも、じっさい現実の男性に該当するものではない——のではないかと、私としては思っております。
 おりますが——この話をすると、全方位的に怒られそうな気がする。(^^;)

 で、このサバサバ系なのかピーピー泣く系なのか、ということについては。
 そんなにこだわらなくてもいいんじゃないかと思います。
 現実がそのようであるなら、そうであるように過ごすだけなんで。
 いいとも悪いとも言ってみたところで、しょうがねえでがんしょ、と思います。

 ただ、私としては「男の子のほうが気が合うでしょ?」というのは大いなる誤解ですとだけ、念を押しておきますね。
 また、褒めているつもりで、ちょっと男っぽいとこあるよねというのも、——褒めていただいているのに私の反応がどうにもビミョーだなということがあると思いますが、そういうわけで、それは「不名誉」なことだという認識でおりますので、そのへん、ご理解をたまわりたく存じます。


 なんにしても、自分で自分をこういう人間だと思う、という自己イメージと、ひとさまから寄せられるイメージって、一致しないことのほうが多いと思うので。
 自称とはちがうよね、などと悪口いわれても、気になさる必要もないことと思います。
  
 現実そこにあればあるように周囲も適応しますし、そのへんは、お互いさまってやつなので。(^^;)
 
 
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