和菓子の日
 
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 本日は「和菓子の日」でございます。
 全国和菓子協会さんが、1979年(昭和54年)に制定したそうです。
 明治神宮では「明治神宮菓道敬神会」が、和菓子の日の直前になる週末にイベントを催しているそうですが、広報はなされていないとのことですから——行き当たった方はラッキー♡ ということですね。

 どうもタダでなにかをもらえるとなると目の色を変えて群がる人が多いようなので、あんまりお知らせしないほうがいいのかもしれませんね。(^^;)

 嘉祥菓子(かじょう・がし)は由来としては諸説ありますが、平安時代からあるというのはおおむね、間違いないようす。
 嘉祥(かじょう)は年号ですね。名前がまたおめでたいし、それで定着したのかな。

「和菓子の日」山王嘉祥祭と嘉祥菓子・饅頭(AllAbout)

徳川家康と嘉祥(虎屋)

 正式な宮中行事ということでもないようで、お菓子については決まったことはないようです。

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 昔は甘い物は貴重というか贅沢品だったからかなあ。菓子、という言葉自体は本来は「くだもの」を意味していますから、……乾菓子(ひがし)は本来「くだもののイミテーション」みたいな感じだったと思われます。
 しかし菓子といえばくだものではないもの、というイメージが定着すると、今度はくだもののことを、わざわざ「水菓子(みずがし)」というようになったという…。
 ことばの意味が一回転してる(笑)

 いろいろ読みますと十六、という数字に意味があるようではありますが……今となってはたいした理由にもなりませんようで。
 虎屋さんはじめ、7種のお菓子を盛り合わせたり、あるいは「嘉祥饅頭」を7つ揃えたりしているところもあるようです。

 甘い物は人の気持ちをほっこりさせる。
 そんなあたりで、梅雨の季節だったり夏が始まってさっそくうんざりしている気持ちを、引き立たせる意味もあったのでしょうか。

 ちなみに、本来はこの6月というのは旧暦の6月。現在の暦に直すとおおむね、7月ごろになるようです。
 今年の旧暦6月16日は、新暦7月19日です。………あれ。てことはたぶん、まだ梅雨明けはしてないですよね…。

 嘉祥菓子の季節感としては「梅雨末期から、夏の始め」って感じなのかな……。もっとも、旧暦はどうかすると1ヶ月くらいの幅があったりするから……どうでしょうか。

 なんにしても季節の変わり目になるから、体調不良も招きやすいころ。
 美味しいお菓子でリフレッシュも、案外いいものかもしれません。

 ということで、今日は、——ふだんは洋菓子派の方も、小さなお饅頭とかでもいいので和菓子を召し上がって厄除け、ってことでいかがでしょうか。

 そろそろ夏越の祓えも近いことですし、和菓子屋さんの中には「水無月(みなづき)」を始めるところも多いようです。

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 水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。
 貴族の方々は暑い夏には氷室の氷を口にする機会もあったようですが、庶民にはとてもとても。
 ということで、この三角形は氷をイメージしてもいるそう。

夏越の祓えと水無月(甘春堂)

 当時は氷室の氷を口にすると夏やせしないという俗信があったっていうんですけどねえ、……暑くてバテていれば氷があろうがなかろうが、夏痩せくらいしますって;;

 そんなこんなの、本日、「和菓子の日」。
 
 
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