鋼の錬金術師・実写化
 なんですか最近の映画界は、企画するのにもネタがつきましたか?

 ネタがつきたんならもう無理はしないで、しばらく映画作らなくてもいいんじゃないかなあ…。
 これまでの作品のなかにも、あまりに映画の数が膨大すぎて陽の目を見ることができなかった良作品て、ありますよね。新作を作れないなら、そういうお宝映画を発掘してさ。初めて見る人には新作になるんだから、そちらの大々的公開に踏み切るとか、やってもいいんじゃないのかな。

 ——という暴言を吐きたくなりました。(^^;)
 漫画「鋼の錬金術師」、実写映画化、という報に接しまして。

 もとから、小説なり漫画なりの、異なるメディアへの「移植」についてはわりと割り切った考えをしているほうで、「その映画化された作品がどうだったかについては、原作ファンに意見など聞くな」と口走るくらい、「原作とはイメージが違う」という言葉は無意味な言葉だと思っております。

 異なるメディア作品になったら、それはもう原作とは「別作品」なのであり、いちいち原作を引き合いに出すほうがおかしい、という考え。

 とはいえ。
 ここんとこ、ハリウッドも含めてですが、なにかっつーと実写化っていうの多くないですか?
(個人的にはもっと気に入らないのは、じっさいにあった事件でちょっと劇的だと、すーぐに映画化するというパターンですが)
(事件の記憶も生々しく、また、死者も出ている事件だと、どうにも無節操に思えて、いい印象にはなりませんので)
 
 映画化とか実写化にそれほどうるさく目くじら立てるほうではありませんが、それにしたって、最近数が多すぎるんじゃないの? と。
 映画の企画ももうネタ切れ状態なのかもしれないが、だったらもう、つぎになにか思いつくまで、しばらくは「おやすみ」してもいいんじゃないだろうか。

 ハガレンがどうこうというよりも——仮に実写化するなら日本人がやっちゃイカンでしょう、と思ってしまう。
 すでに配役も発表されてまして、それはそれでいいんですが、でも違和感バリバリだろうなあ、という気はします。コスプレをみるくらいなら全然構わないんですけどね。(^^;)

 たぶんいまのところ、実写化された作品に、「映画として成功」したものがあんまり多くないので、それでつい、身構えてしまうのかもしれません。

 これが舞台であれば——お芝居でもミュージカルでもいいですが——、日本人キャストでもいいんじゃないですかと思いますが。
 不思議と舞台というのは、そういう意味では「目隠し」が効く。50歳を超えたひとが10歳そこそこの子供を演じていても(芝居ができているなら)気になりませんが、映像というのはそのへんある意味「狭量」で——さすがに50歳超が10歳を演じても、見ている側はその芝居には「入りきれない」。

 映画・ドラマはあまりにも「具象(ぐしょう)」すぎて、具体的すぎて、切り捨てたい「部分」をいやおうなしに目に突きつけてくる。
 小説を読んだり漫画を読んだり、芝居を観るのに比べて映像は、見る側の「想像力」を制限してくるからいやだ、というのが私がよくいうことなんですが。

 ——そこで「見て見ぬ振り」はできない、鋼の錬金術師を日本人キャストで実写化、と言われたらもう、ちょっとね——いえディーン・フジオカさんの演じる焔の大佐は、どんな芝居になるやら、ちょっと興味ありますけどね。

 そんなにネタがなくて苦労してんならもうしばらく映画作りすんのやめたら? と、思わず口走ってしまいました。
 そのぶん、日の目を見ていないいい作品を掘り起こすほうがいいんじゃないのというのは、でも、嫌味でもなんでもない、すなおに思うところです。
 過当競争の中で、不当な目に遭っている作品があるのもまた、事実ですから。

 ただ、良質のものだからといってそれが大衆受けするかどうかは別——、それもたしかですけども。
 大衆受けする作品だからB級ってことはないけど、いい作品なら必ずヒットするとも限らない——なかなか、「商業」の難しいところです。

 なんにしても、制作されるからには、実写版ハガレンもまた、原作同様、いい作品となってくれるように、これは本気で、願っております。

 メディアがどうこうっていっても、ファンというのは結局、面白い、いいものだ、と思えればそれでいいんですよね。(^^;)
 ——あ。「原作とイメージが違う」というクレームは相手にしない、というのも、大前提でお願いします。
 
 
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