偏見対決
2016年05月13日 (金) | 編集 |
 水素水(すいそすい)という名称を聞くようになって、すでに何年か経ちますか。
 
 水素水について面白いなと思うのは、「こういう効果がある」「こういうものに効く」「こういう人にオススメ」という声を、いっさい聞かないこと。

 通常なら、ダイエットにいいとか、血圧管理に、とか、血糖値がどうとか、そういうことが必ず宣伝されるわけですよね。薬事法やら商品表示法に触れない程度に。

 しかし、この水素水、耳にするようになってずいぶん経つのに、いまだに、その「効用」を聞かない。これもちょっと珍しい現象ですよ? ということでちょっとだけ、調べてみました。

 水素というのはご存知のように原子の中ではいちばん軽いもの。で、酸素よりも活性度が高くて、ほかの物質とかんたんに融合できる性質があるんだとか。
 この水素が持っている性質をより強めたもの——これが「活性水素」。
(細かに理屈を言うと入り組んでしまうので、思いっきりざっくりした説明)

 いわゆる水素水は、この活性水素を多く発生させた水であり、これを飲用することで、体内の、ちょっとばかり悪さをする活性酸素(活性酸素のすべてが『悪玉』ってことではない)を、吸着して「そうじ」してしまう——血液ドロドロや細胞の酸化という、体調不良や病気の原因となっていくものを減らしてくれる、ゆえに、美容によしダイエットによし、ということのようです。
(美容ってようは健康のことですよね)

 細胞や、組織の酸化というのは生きている以上は避けられないものですが、まああまり体に負荷をかけていれば病気にもなる。
 悪玉活性酸素を減らすことで健康維持、というのは、分かる話ではありますね。

 で、例によって、この水素水についても「似非(えせ)科学」とバカにするものも見かけるようになりまして。

 私としては中立というか、——世の中にはそういうものがあるんだなという認識どまりですね。(^^;)

 聞いた理屈通りであるなら水素水はなるほど有効ではありましょうが、活性酸化だけが体調不良や病気の原因でもありませんしね。
 ただまあ、ようするに水ですから、体にとくに有害にもならないでしょうから、いいんじゃないでしょうか、と。

 聞いた限りではこの活性水素の効果が、人が認識できるレベルまで現れるのにはそれなりに時間もかかるでしょうし、効果があるとしても、それを「実感」するのも、なかなか難しそうです。
 ただ、あきらかにこれを飲用していると体調がいい、という人もいらっしゃるのでしょう。なにについて効果を感じられるのかは人それぞれでしょうから、効果があるならけっこうなことじゃありませんか、ってこと。

 似非科学批判については——これは、効果があることを実証するとしたらかなり大規模かつ長期の調査が必要になるのと同じで、これが似非だと証明するのも容易なことではない。
 であるにもかかわらず、かんたんに似非だと言い切る方も、まあ——似たり寄ったり。ってことじゃないですか。(^^;)

 お医者様については、お医者様の栄養学についての無知ぶりにはほんとうにもお、のけぞってしまうようなエピソードがいくつもありますし——管理栄養士のお話ですら、私には信用できない。
 一昨年母がけっこう長期に入院しましたが、その栄養の貧弱ぶりたるや、これじゃあ今回の病気は治ってもほかの病気になるわ! と思ったくらい。

 分子栄養学というものがある。これをきっちり、医療関係者には勉強してほしいというのが、はばかりながらそのへんでさんざん苦労してきた私の思うところだったりしますがそれはともあれ。

 ま、よーするにもう、自分の体でじっさい試していくしかないよね——というのが、私の結論になっておりまして。

 水素水についても、よいと思う人がいるから売れているわけなんで、毒ではないのなら、よろしいんじゃないでしょうか——と。
 自分で調べた限りでは、そんなところでした水素水。
 
 それにしてもああいうものを似非だのなんだのって「科学的に」攻撃する人たちって、どーしてこう嬉しそうなんだろうなあ(笑)
 ひとをいじめるのが楽しくてしょーがないってふうに見えるのですが、それは私の偏見でしょうか。でしょうねきっと。(^^;)
 
 
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