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グラウンディング

 フィギュアスケートの羽生結弦選手が、大会本番、演技前に ONE OK ROCK さんの曲を聴いているということで話題になりまして。
 羽生選手自身は、その理由を簡潔に語っておいででしたが——それに加えて、もしや「この感覚」があるからだろうか? とふと思ったことについて、ちょっと。


 昨日は、身内みたいな集まりではありますが、ちょっとした「コンテスト」に参加させていただきまして。(^^;)
 声をかけていただいたことには可能な限り参加することにしているのですが、それにしたってコンテスト参加とは図々しいところ、ま、枯れ木も山の賑わい、頭数(あたまかず)があるほうが盛り上がるところもあるんだろうしと思って行ってまいりました。

 ちょっと困るのは、少しではありますがスピーチがあるということで。
 基本的にはあがり症なので、挨拶と自己紹介にちょっとイロをつけた程度であっても緊張はする。でも引き受けた以上はしょうがないなと思いつつ、本番前のちょっとした空き時間は、イヤホンを取り出して ONE OK ROCK さんを聴いていました。

 グラウンディング。

 スピリチュアルがどうこうというものを聞くと毛嫌いなさる方には申し訳ないのですが、でも、言葉はこれがいちばんしっくりくるのでご容赦を。

 なにもアヤシゲなスピリチュアルの話じゃなく、もともと、グラウンディングという概念はあるわけでございまして。
「地に足をつけた」感覚、ということですから文字通り。

 緊張でも、精神的な動揺でも、あるいはショック状態、あるいは単に「いいかげん、ずぼら」であることでもなんでもいいんですが、人の気持ちがふわふわと「現実」から浮いてしまうというのはよくあること。
 というより、きっちり現実をとらえ、「今」に意識を置いているほうが、たいていの人間には珍しいはず。
 現実逃避でも、妄想でも、仕事しながらお昼ご飯なんにしよう……なんてことも、「ふわふわ」です。(^^;)

 緊張して心臓どきどきいっているときも、精神状態としては「現実からはなれてふわふわ」している状態と言えますね。

 集中とはリラックスのことである、と申しますが、緊張はじつは集中ではなくて「気持ちがふわふわ浮いてる」状態のこと。

 ふわふわ、ふらふらしている精神状態を落ち着かせ、可能な限り「リラックス」状態に近づけることが、できることなら望ましい。
 そのためには、自分の意識を「いま」「この場所」「現実」にちゃんと据えること、つまりグラウンディングが必要。

 グラウンディングするための方法は、いろいろ言われていますね。深呼吸もそうだし、各種呼吸法、瞑想法(ヴィッパサナー瞑想はことに)、ヨガのなかにもメソッドがありますし。
 日本では「丹田」に意識を置くようにというのが、よく言われる方法かな。

 とはいえ。
 緊張とネガティブな「妄想」で心臓が口から飛び出そうなときって、もう、そういうメソッドどころじゃない、やってみても形をなぞっているだけでなにもその効果がない、——だからこそ「緊張している」というわけで。

 でも、それが。
  ONE OK ROCK さんの曲を聴いているうちに、それこそ「丹田」の場所がわかる、という感覚になってきたのには、ちょっと驚きました。

 なるほどそういう「効果」もあるんだなーと。

 好きな音楽を聴けば気分があがる、というのはそのとおりでしょうが、あの「ふわふわ浮いたものが、あるべき場所へ落ち着く」感覚は、そういうこととも違う。

 労せずしてグラウンディングできる。
 羽生結弦選手は本当にいろんなジャンルの音楽をお聞きになるようですが(プログラムを作る関係もあるんでしょうか)、そのなかでことさらに本番前には ONE OK ROCK さんを選ぶことに理由があるなら、「これ」ゆえではないだろうか? と思いました。

 これはたぶん、ファンであってもなくても、得られる感覚じゃないかな、と思います。
 音楽としての好き嫌いとは違うところにある「波動」としか言いようがなく——っていうとまたスピ嫌いの人にはいやがられるのかなあ。(^^;) そういう物質じゃないものの話、いやがられますよね?
 
 でも理屈はともあれ、これだけ曲はありますから、なにか、自分にとって「添う」曲はあるはずなのでちょっと探してみていただいて。
 それひとつでもいいので、ちょっと「ふわふわしている」とき、聴いてみていただきたい。

 ヘソより少し下あたりに、力が入るようになる。そんな感覚があるはず。

 日常ではたぶん、ほとんどわからないと思います。やはり自分にとって強い緊張やストレスがあるときに、わかることだと思われます。

 もうね、 ONE OK ROCK さんについてはいろんな怪現象つづきなので、もーいまさらなにが起きても驚かないつもりでおりますがね。
 なるほどグラウンディングを助ける音でもあるんだなあ、と。

 ファンの方それぞれが、自分の人生に向き合うときに「力になった」という感想を漏らすのをずいぶん見聞きしてきましたが。
 自覚するしないにかかわらず、それはグラウンディングの手助けを受けている、ということではないだろうか。
 
 ふと目が覚めたような感覚や、とくにお腹にちゃんと力が入る感じがあれば、それがグラウンディングと思って間違いないと思いますね。

 なるほどなあ、と。
 それで、羽生選手もよくお聞きになるのかもなと思った次第です。


 スピーチのほうはおかげさまで問題なくできまして。(^人^)
 ………枯れ木も山の賑わいのはずでしたが次のステージへ進んでしまいました(笑)
 その節にはまたお世話になります(笑)
  
 
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