味覚の臨界状態
2016年04月20日 (水) | 編集 |
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スペシャルティコーヒーとは
「横浜元町珈琲」様

 スペシャルティコーヒーとは? と思ってまたちょっと検索の旅へ。
 
 コーヒー豆の分類方法にはいくつか種類があるようですが、そのなかでも、アメリカスペシャルティ協会 Specialty Coffee Association of America SCAA (公式HP)が定めているグレードのひとつ、のようです。

 おおざっぱには図にある通り、詳しいことはまたリンク先をご覧いただくことにして。
 その SCAA は現在3,000社が加盟しているそうですから、実質、国際規格となっているんでしょうね。

 缶コーヒーは率直に言うと、あんまり美味しくはない。いろいろ努力も技術的な改良もなされているのでしょうが、どーしても美味しいとは思えない。
 というのは、やはりあの「鮮度」が命である飲み物を、缶詰にするということにそもそも無理があるのだろうということと——こちらの図をみますと、そもそも豆のグレードに違いがあるからなのかな。
 とするなら、それはもう、そういうものなんだな、と、逆に納得できますね。

 あんまり美味しくないとは承知していつつ、それでも、ほのかにでもいいからあの香りを聞きたいというときがあるわけなので(匂い、香りを嗅ぐことを、『聞く』とも申します)、缶コーヒーの存在意義を否定する気は毛頭ございません。(^^;)
 いつもたいへんお世話になっております。m(_ _)m

 最近ではコンビニで、手軽にお安くレギュラーコーヒーを購入できるようになりましたが、これがもうあなた、びっくりするほど美味しくない。
 どこの、とは申しません。どこでもたいして違いがないように思います。
 そもそもコーヒーを入れているのに、香りがほとんどないくらいですもんねえ。
 まがりなりにもインスタントでもないコーヒーなのに、こうも香りがないことがあるものだろうか? と不思議に思っておりましたが、あれも、豆のグレードの違いによるものなんでしょうかね?

 率直に申しまして、あれではネスレさんのインスタントコーヒー、「レギュラーソリュブルコーヒー」のほうがはるかに香りがたちますよ。ホントに。

 などと語っておりますと、コーヒー好きのコーヒー党かと思われることがあるようですが、もちろん、違います(きっぱり)。
 好きなことは好きですが、特別、執着しているわけでも、凝っているわけでもありません。(^^;)
 ただ、コーヒーはできればブラックがいいな、と言ってみたり、味覚には自分なりの基準があることはあります。その程度です。(^^;)
 とても豆のグレードに強くこだわるほど、凝った味覚ではありませんて。

 おいしいものには誰でも執着はあるんでしょうが、とはいえ、自分が「わかる」範囲というのはそう広くないのも事実でしょう。
 職業にできるまでにしっかりした知識や経験、訓練によって、「わかる」ことは、しろうとにはあんまりないように思います。

 ある程度までは、美味しいかどうかの判定はするけれど、あまりにも繊細な、高度な話になってくるともう理解はできない。

 味覚というものは面白いもので、お値段が高ければ美味しいとは限らない。
 もちろん、提供する側には、相応の根拠があるでしょう。
 でも、たいていのしろうとは、そこまでの理解は及ばない。

 自分の味覚の「臨界」——ここまではわかるけれど、ここを過ぎるともう「ぜんぶ美味しい」にしかならない、という、「味覚の限界」を、自分でわかっていればいいかな、と。

 上島珈琲さんのUCCコーヒー博物館 、なかなか展示も面白く、楽しくてよかったんですが、印象深かったのは喫茶店。
 喫茶店「コーヒーロード」は、博物館に入館しないでも利用できます。
 
 せっかく珈琲屋さんの本拠地?にきたんだし、普段は飲まないようなコーヒーを飲んでみようとお願いしたのが、選び抜かれたスペシャルティコーヒーのうちのひとつでした。

 通常だったらケーキセットもいただけるくらいのお値段で、コーヒー1杯分。
 この話をしたら友達は目をむいてましたが(笑)——まあそこはそれ、せっかく旅行してるんだし、日頃やらないことをやってみるのがいいじゃない(笑)

 ということでいただきまして。
 たしかに——香りも味のバランスも、恐らくは淹れていただいた技量もふくめて、おいしゅうございました。

 が。
 よく行く喫茶店の中でお高いメニューと比べて明確な——お値段ほどの——違いがわかったかというと。
 わかりませんでした。(^^;)

 あれこれちゃんと勉強していけばわかるようになることかもしれません。
 でも、自分なりの勝手な「味覚」としては、ある程度以上のことはもうわかんないな、というのが正直なところでしたね〜。

 日本酒はそうでもないけど、ワインは値段と味覚には相関関係がないと感じることが多いのですが、コーヒーもそうなのかもしれません——私の味覚では。

 値段と美味しさにはっきりした関係がわかるのはどこまでか。
 その「臨界」が自分でわかれば、自分なりの、適正価格が設定できるようになるんだな、と思いました。

 味覚はそれぞれですから、見栄を張ることはないし無理をする必要もない。
 ただ自分なりの味覚の限界値がわかっておくと、なにかと便利でしょうね。

 まあ、もともとたいして舌が肥えているわけでもない庶民ですんで(笑)、こだわりなく、おいしいものを、美味しくいただければ、それでいいかな。(^^;)

 凝っている方のお話を聞くのは面白くて好きですが、聞くくらいでじゅーぶんみたいです(笑)
 
 
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