民主主義とは
2016年04月11日 (月) | 編集 |
 この週末のあいだに、どこかのテレビ番組で、若い人たちの投票率が低い、政治に関心が薄い、ということを取り上げていまして。
 なぜ投票に行かないかという問いに、「自分が投票してもなにも変わらないから」というお答えがあったと聞いて、あーあれか。と。

 こういう勘違い発言て、どこが、あるいは誰が発生源なんでしょうね?
 ろくな経験もないであろう人の発言としては少々不自然なものなので、これは周囲にいる大人の誰かの「口真似」をしているだけ、という印象があります。
 じっさい、こういうことをいう、すでに若者ではない人ってけっこうお見かけしますのでね。(^^;)

 子供が喋ることを聞いていると、その子の親や先生などが日常どんなことを言っているか、大体わかるんですよね。(^^;)
 そういう意味では子どもというのは、情報収集の際のソースになるものかもしれない。
 日常、よく大人どもが口走ることにそった内容を話すからなあ。ふーん、そっかー、と言いながら、そういうこと言ってんのかあの人たち…と思ったこと数回あります;;
 ——古人に曰く。「子は親の鏡」と。

 それはともかく。

 自分が1票いれたからってそれが直接結果に影響しない、だから投票に行かない、というのは、どうにもものがわかっていないご発言で、困ったもんです。

 民主主義というのは「だれか一人だけではなにも決められないように作られたシステム」だということを、なぜにここまで気持ちよくすこーんと放り投げているんだろう。

 現在私どもは独裁というものを、たいへんよろしくないもの、という概念で受け止めておりますが、真に優れたリーダーがいる場合はですね、トップダウンでがんがんものごとを決めてすすめていける、独裁がいちばんのやりかたなんですよね。

 三人寄れば文殊の知恵とはいいますが、馬鹿は千人あつまろうとも所詮は馬鹿なんで、千人の愚者は一人の賢者に敵(かな)わないものです。

 古代ギリシャの、アテネの政治家、ペリクレスなどを見てると、——この人自身は民主的な政体へ、改革を進めたひとですが、手法はかなりのトップダウン式。
 ものごとを迅速に進めるということにおいては、民主主義というのはまったくサイテーのやりかただと言えますね。

 それでも、優れたリーダーというのはなかなか登場するものではないし、かりにそうであっても、だれかひとりが強い権限を持つと、それにぶらさがる寄生虫というのは必ず現れるし、彼らによっていろんな腐敗が生じる。
 独裁のメリットとデメリットを比べたときに、どうもデメリットのほうが大きい。こんなんだったら、だれかひとりに強い権限を持たせるのはやめて、「みんなで」進めるようにしましょうねというのが、民主主義ってやつなんで。

 ペリクレスは非常にすぐれた政治家なのは疑いの余地もありませんが、しかし、もし彼が現代の、この日本の政治家になったら、とてもじゃないですが、あの辣腕ぶりをみることはできません。
 どれほど優れたひとであろうと、ひとりではなにもできないように、と、そういうふうに作られているのが民主主義。

 自分の一票ではなにも変わらない、という発言はそんなわけで私の耳には、なに当たり前のことを言ってんの、という、まことに不思議な発言に聞こえます。

 投票の意味はそんなところにはない。
 
 なぜかこの日本では、民主主義には反対の立場をとる、共産主義や社会主義、あるいはその流れをくむ政党が民主主義民主主義とお題目のように繰り返す。あれも不思議ですね。あんたがたはその民主主義には反対するというポリシーでやってんでしょうが。と。

 民主主義ってみなさんよくおっしゃいますけども。
 それがどういうものかということは、まったくお考えになっていないのでは?

 こういうことをわりと要領よく効率よく体系的にさっと勉強できるような、テキストなり場所なりって、ないものでしょうかね?

 そんなことを思って聞き流しておりました。(←まともに聞く気なし。(^^;))
(寝言は聞き飽きた)
 
 
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