電気羊の夢を見る日
2016年04月08日 (金) | 編集 |
 機械翻訳、自動翻訳というものが、実用的なものになるのにはあとどれくらいかかるもんでしょうね。(^^;)

「ゆっくりしてね」というのをあちこちの自動翻訳にかけてみましたが、まあ、たいていは、こういう感じに。

「ゆっくり」 a71e019fdfc760bcb77621d19915c3e7_s

 画像はもちろんイメージです(笑)
 じっさいの翻訳結果画面ではありません。でもまあ、こういうことが多いですたしかに。

「ゆっくりしてね」→(翻訳)→ Slow down, please. とかね。
 ちーがーうー(笑) そういう意味じゃない!
 と思ったときに気がつくわけですよ。言葉と意味はじつは同じものではないんだなと。

 単語だけの対比であれば、ゆっくりして、が、Slow down になって「間違い」ではないはずですが、「そういう意味じゃない!」ということで、じゃあどんな意味かといったら、ちゃんと休息してくれとかくつろいでくれとか、いっときだけでもストレスから遠ざかってくださいとか、疲れを取るようにしてくれとか——「言いたいこと」はそういうことなんですよね。

 速度超過してるから車のブレーキ踏めって言ってるわけじゃない(笑)

 残念ながら目下のところ、自動翻訳はそんな「意味」は判断できず、ただ文字を拾って対訳するだけ。
 以前には自動翻訳を試してみてあまりの「迷訳」ぶりに転げ回って笑って、以来遠ざかっておりまして。
 数年が経って、少しは進化したかしらと試してみたんですが、まあ——あんまりねえ、変わりはないですねえ;;
 下手でもブロークンでも、こんなんだったら自分でやったほうがマシだ、という状況はそのままのようですね。(^^;)

 ブロークンだろうがデストロイドだろうが、まだ、自分の意思とイメージで伝えようとして選ばれた言葉のほうが、機械翻訳よりは「意味」に近いところにいられるようです。(限度問題ではありますが;;)

 この場合の「ゆっくりしてね」はどんな意味かは、人間であれば状況を見たり、前後の文脈を見たり、登場人物の顔ぶれをみれば、だいたい判断できる。
 機械翻訳がとんでもないことになってしまうのは、状況を見たり文脈を読んだりという「状況判断」ができないからなんで、言葉というのは、言葉だけの問題ではないとはっきりわかる。

 状況判断しながらじゃないと「翻訳」にはならない。——状況判断するとなると、これはもう、単純な辞書のプログラムではなくて、人工知能——AI(Artificial Intelligence)が必要ってことになりますね。

 昨日はツイッターのほうではシャープさんの公式アカウントさん、リプライに返信したのが人工知能「りんな」ちゃん(女子高生という設定だそう)だったということで、なかなか面白かったようです。

シャープの公式アカウントが女子高生になった!? 攻めの会話で担当者はハラハラ
2016年04月07日「Spotlight

 でもこれも結局は人間のような「判断」が行われているわけではないので——りんなちゃん、ちょっとチガウかなということもあるようで。(^^;) この場合はそこが味わいでしょうから、いいんですが。
「意味」を解釈するというのは人間でもしょっちゅうハズしまくっているとも言えるし、なかなか難しいことなんだなと思いながら拝読。

 ……となりますと。
 自動翻訳が「実用的」と感じられる日はまだちょっと遠いかな。

「全自動」車のほうがその点、現実に近づいてますよね。
 高齢者になっても田舎暮らしをしたいのであれば、この完全自動車というのは必須だと思われるので、ぜひ!! 法整備も含めて実現してほしいなと思っております。

 翻訳は——、まあこれはしょーがないや…ということで、ブロークンでがんばります;;
 
 
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