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2016.03.22 (Tue)

ぼたもちとおはぎ

 昨日はアホなことを真面目に書いたのでちょっと疲れました。(^^;)
 今日はのんびり、ほのぼの系でいきたいと思います。

 ということで本日のお題は「ぼたもちとおはぎ」。
 その違いやいかに。

 諸説あってなかなか面白いんですが、いちばん面白いなと思ったのがこちら↓

おはぎとぼたもち、本当の違い
おはぎとぼたもち。お彼岸に食べるのはどっち?同じ食べ物のようですが違いはあるの?そもそも呼び名が違うのは?こしあん?粒あん?4つも別名があるってホント?
AllAbout 暮らし—生活家電
執筆者:橋 道裕さん

 私もかねて聞いていた、その違いとは、
「食べるものとしては同じものだが、春はぼたもち、秋はおはぎという」
 ことですねまずは。

 でも現在ではもう1年中、おはぎ、といって売っている。季節感も何もあったもんじゃない——といいたいところですが、こちらの記事を読んで、もしや? と思ったのは。
 市販のアレのほとんどが「おはぎ」というのは、とにかく小さいから? 
 なかには、私でさえ一口でぱくっといけちゃうぞというくらいの、よくこんなに小さく作れるね?! というほど小さいものが売ってるんだけど、そのせいですか、おはぎって書くのは!
 というのは、上記記事によりますと、

「ぼたもちは、牡丹の花をかたどって丸く大きく豪華に作って、おはぎは、秋の七草の萩の赤紫の花をかたどって小ぶりで長めに丸められて作られたと言われています」


 いまは1年中ちいさいから、それでおはぎなのか! と。
 事実かどうかは存じませんが、ひとまずナットク。

 してみると、私の祖母が作っていたのはみょーに大きくて(逆にあれは大きすぎだと思う;;)、形も正円にも近いくらいでしたから、1年中いつでも「ぼたもち」だったんだろうなあ。

 こしあんとつぶあんについても面白い理由が。

 昔は現在ほど材料の保存方法はなく、また、その能力も高いものとはいえない。
 春彼岸には、収穫後に保存し、冬を越したあずきを使いますが、長期保存&冬越ししたために、小豆の皮は硬くなっている。
 硬い皮のものをそのままつぶあんにしては、食感はいまいちですよね。
 ゆえに、春には、皮を取り除いて作る、手間のかかるこしあんにした、と。

 これは説得力あるな〜。

 もちろん現在は冬を越しても越さなくても、あずきの状態は良好に保てますし、品種改良もされているので、いつでもつぶあんはおいしくできるわけですね。

 あずきを使うのは、「赤」は魔除けの色とされたことと関係がある。これはわかりますね。枕草子にも、お正月の行事のなかに小豆粥(を作るときに使った杖)がでてきますが、あれもやはり縁起を担ぐもの。

 ということで、まあ反対ご意見も出てくるのでしょうがともあれ、こちらの記事は、いままでの疑問が氷解していく内容になってます。

 また、さらには。
 じつは、アレには、春と秋の名前のみならず、夏と冬バージョンがあるって、ご存知でしたか?
 
 私は初めて聞きました。

 夏は「夜船(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」。

 じつは例のアレを作るのには、餅を搗(つ)くわけではないんですね。厳密にはお餅ではないんです。
 餅米とうるち米(日常食べるお米)を半々で炊き、あとは擂粉木(すりこぎ)で、なんとなくまとまりが出るようについていくだけ。
 きっちり餅にするのではなくて、ごはんのつぶつぶが残っている。あの状態を「半殺し」と言います。
 子ども心にも、聞けばどきっとする怖い表現でしたが、餅を「本殺し」、おはぎ/ぼたもちを「半殺し」というのは昔からの言い方であるようです。

半殺しにするか皆殺しにするか
「菓子処みやもとの徒然」様

 ということで、通常の餅つきみたいにおおげさにやることもない。夜船も北窓も「搗きがない」ことと関係した言い方のようです。くわしくは本文をどうぞ。
 夜船も北窓も、ちょっと凝りすぎた名称ですよねえ。(^^;)
 いまいちウケなかったのか、その名称が世の中に広まらなかったのも、うなずけるところ。

 ともあれ。

 いわれてみれば現在市販される多くのアレは、ちいさいし長円形だし、特徴としては「おはぎ」なのは確かなことのようです。

 こしあん、粒あんの、お好み論争も昔からあるようですが、私は、おいしいものならどちらでも♡

 でも、強いて言うなら、豆の香りも食感も楽しめる、つぶあん、つぶしあんのほうが好きは好きですね。

 ということで、華やかに大きめで正円に近くてこしあん仕立てのものをぼたもちという、ということなら、たしかに、昨今、ぼたもちは滅多に見ない、といえるようです。

 おはぎ、といって売っているお菓子屋さんのアレが、小さい長円形なら、お菓子屋さん、間違ってはいない、ってことで。(^^;)

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