行いはわれにあり評価は他にあり
 本日は春分の日。うちのほうですと、日の出は 5:47、日の入りは 17:56 だそうです。
 昨日も、午後6時で空が薄明るい、というのに感動してました。(^-^)
 あの春のやさしい黄昏の色! 日が沈むとすぐ真っ暗になる冬とはもうぜんぜん違うな、と実感しますね。

       ●

 他人から嫌われることにも「慣れて」おけ、と言われたことがあります。
 ひとさまから嫌われるのはそりゃもちろん気持ちのいいことではありませんし、可能なら避けたいことですが、でも、「誰からも嫌われないということは可能か?」と考えますと、不可能です、という結論にしかなりません。
 なぜかといえば、それは他人の心の中のことだから。

 こちらが勝手にコントロールできることじゃないから。ですね。

 私も自分が好き嫌いが激しいほうなので、あんまり人のことは言えませんし。(^^ゞ 
 好き嫌いが激しいといっても、世の中が好きと嫌いの2色にきっぱり分かれているというタイプではなく、世の中は基本、淡いライトグレーの世界で、そのなかに、ブラックホールのような暗黒と、光と見まごう「白」がある、というタイプ。

 日頃はあんまり極端なことはいわず、ぼーっとしているけれども、一度、好きとか嫌いとか言い出したらもうどうにもならない、わけですね。(^^;)
 本来的にはそう簡単に好きにも嫌いにもならない。
 漠然とした「好意」が広がっていて、ときどき、強烈な白や黒がある。

 勝海舟でしたっけ、他人からの評価、どう思われるかなんてのは他人のことだから、気にしたってしょーがないし、どうにかできることでもない。自分がやることを淡々とやるだけ、というようなことを言っていたのは。
 これはじっさい、そのとおりだと思います。

 ……ああ、これ↓ですね。

行いはわれにあり
 評価は他にあり
 われ関せず

 

 同じ嫌われるのでも、明らかにその人と自分は利益が対立している、という場合はわかるんですが、利害関係も何もない、街でちょっとすれ違っただけの、これ以上はないというくらいの「赤の他人」に、いきなり、アンタの態度が気に入らない、といって猛烈な憎悪をぶつけられるというのは、これはショックですよね。

 こちらが害を与えている、利害関係で対立しているときは、嫌われても、ああそうだよなと思うばかりですが、なんの関係もない人にいきなりそんなことをいわれても、「はあ?」というほうが先で、でもそれゆえに、ショックだったりします。

 ツイッターにはブロックという機能があり、ブロックされたということは、自分は誰かに不快な思いを与えたということだ、と、健気な思いを抱くかたも多いようです。
 じっさい、ブロックされたのがわかると、悲しいですし、それが赤の他人だとなんのことやらさっぱり理由がわからない、ということになります。

 でも、考えてみればこのブロックって平和的な態度ではあるんですよね。
 世の中にはいちいち、自分には関係ないのに正義の味方きどりで暴行を働く人間が数限りなくいるわけで。
 そういうなかにあって、ツイートを見ない、接触しないようにする「だけ」、というのは、平和的ですよ。

 とあるバンドを好きだとつぶやいたらブロックされたという人もある。(^^;)
 それはもうあんまりだと私も思いましたが——でも、利害関係すらない人に「嫌われる」って、つまりはこういうことだよな、とも思います。

 好き嫌いはそれぞれの心のなかのこと。他人からどうこう指図されるようなことではない。
 ある人はそのバンドが嫌いで、嫌いなバンドを好きだなんていう奴は見たくもない、といわれれば、はあさようですか、としか、いいようがないでしょう。

 嫌いなら嫌われてもしょーがない。そうですか、といって、自分は自分の好きに邁進するしかない。

 100人の人間がいれば100とおりの価値観があり、自分の価値観にそぐわないものは、誰だって不快に思うし(思う程度はまた千差万別でしょうが)、誰からも嫌われないなんてことは不可能。

 嫌われて気持ちのいいことなんかひとつもないけれど、だからって、それは避けられることでもない。

 嫌われることを恐れて何もしないなんていうのも、もったいない話ですし。
 嫌われて一人前、くらいに考えていてもいいのかもしれませんね。

 また、嫌われたときにどんな感情を味わうかがわかると、今度は自分が、そう簡単には、なにかや誰かを嫌いにはなれないものですよ。それでいいんじゃないでしょうか。
 
 けっこうな人数からブロックされているとわかるとショックではありますが、でも、逆にいうと、好きと言ってくださるかたはそれ以上に多くいることもわかるわけでして。
 ありがたいこと、と、そちらに気持ちを向けているほうがいいでしょう。

 嫌われることにも慣れておけというのは、もっともな忠告だったんだな、と。
 誰に言われたことかは思い出せないながら(……アタシの脳みそってどうしてこう、……)、なるほどねえ、と思っております。
 
 
 
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