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天下御免の向こう傷


 猫の日。
 だからニャンだということはニャい。っていうのが猫らしい気がする(笑)

        ●

 NHKさんの朝の番組、「あさイチ」は、金曜日はゲストをお招きして、インタビューする日、なんですね。
 うちの母は、それを見たり見なかったりですが、やはりお話を聞いて飽きないひとと、わりとこう…切り上げてしまってもいいかなという気持ちになるひととがあるそうで。
 ま、それは好みですからあるでしょうが、問題はタイミング。

 午前9時から国会中継がある日は、このあさイチさんは放送時間が短くなります。8時55分で終わってしまう。
 母が申しますには、興味深く面白く、もっとじっくりお話を聞きたいわ〜というゲストの時に限って、国会中継がはいるんだそうで。
 
 先日19日には俳優の藤原竜也さんだったとのことで、案の定というべきか、予算委員会の中継があって、時間短縮。
 母のくやしがるまいことか(笑)

 いまはネットでも国会中継は見られますし、せっかくサブチャンネルもあることだし。ということで——なーにもあさイチを切り上げる必要なんかないでしょう、どーせ野党なんかひとの揚げ足とることばかりでまともな質問なんかしないんだから!!
 というのが母の言でございました。どーにかしてやってほしいですNHKさんには。(^^;)

 ともあれ今回藤原さんはNHKのドラマ「海底の君へ」にご出演とのことで、それであさイチにもおいでになったのかな。

 ドラマの主題が、いじめ、その後、ということだそうで。

 どんなインタビュー内容だったのかは存じませんが、うちの母、ひとの顔をつくづくと眺めて、
「あんたはいじめられてもいじめ返したもんねえ」
 ………いつまで昔のことをいう気なんでしょうかこの人(笑)

 いじめというほどの目には、幸い、あったことはありません。そういう問題がなかったわけでもありませんが、完全に警察沙汰になるほどの凶暴性、犯罪性にまでは、いたらなかった、ということですね。

 もともとこちらは人嫌い、人間不信、というところがあるので、あまりひとと関わりたくないという態度が、私も私で、もっとも露骨になっていたお年頃でしたから——仲間外れにしてやるぞと脅されても、おお望むところだぜひそうしろと応じるような(じっさい、ある意味、願ったり叶ったりでした。実現しなかったけど)、……たぶん、いじめるほうにもいじめる甲斐がなかったんでしょう。

 同級生の中には、知的障害とまではいかないのですが、それでも、ちょっと発育不全のような子がいました。
 彼女は体も小さく、よく男子どもに小突かれたり叩かれたりしていました。もちろん彼女はなにもしていません。
 その彼女を背にかばったことは、正直、数え切れません。田舎のことで、小学校から中学までは持ち上がりでしたので。

 そんな経験から申しまして——これはじつはいじめのみならず、痴漢の問題とも共通するのですが、なぜ——、だれもとめようとしないのか、と。

 いじめはいけません痴漢は犯罪です——それはそのとおりで、その啓蒙は必要でしょうが、なぜ、——傍観者の罪というものも、きちんと言わないんでしょうね。

 私はじつのところ、加害者が悪いのは当然としても、傍観の罪も、同罪と感じます。

 それこそ、「赤信号みんなで渡れば怖くない」という精神はこういうところでこそ発揮すべきなんじゃないの? と。

 なぜとめない?
 そのことを言えば、「いじめられる側にも問題がある」だと?
 顔を洗っておととい来やがれ。というのですよ。こういうのって。

 被害者の救済、加害者の処罰。
 それと同時に、傍観者の罪もまた、明らかにすること。

「当事者意識」の欠如が、やはりどうしても、問題の根っこにある。
 自分の経験から、私はそのように考えます。


 母の、「藤原竜也さん見たかったのに! 国会のバカ!」というわけのわからない文句から、なんだか妙な話まで引っ張りだされ、こちらも昔の古傷を思い出してしまいました。(^^;)


 ………当事者意識をもつって、そんなに難しいことなんですかね……?(独り言)
 
  
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