明日は我が身
2016年02月13日 (土) | 編集 |
 ああ私もついに「陰謀厨」の仲間入りか、と思ったら自分で自分が可笑しくなり、にやにやがとまらなくなりました(笑)

 男性の育児休暇取得の機運を高めていきたい、ワーク・ライフ・バランスの推進を、というようなことを掲げていらした国会議員さんが、不倫を理由に議員辞職となる由(よし)。

 ここんとこ、不倫の話が多いような気がするんですが、流行ってあるんでしょうかねこういうのにも?

 令夫人も国会議員であり、お子様のご誕生ということでみずから育児休業を取得、社会における推進、その旗振り役をということをおっしゃっていた方が不倫、ということですから、そりゃあ——やれやれ、とは、思います。
 それでも、これ、プライバシーですからね…。これは夫婦間あるいはご家族の間で話し合って決めていくべきことなんでは?

 あれこれ世間さまが口さがなくいうのを黙って聞いてきましたが、どうもねえ。そりゃ褒められることではないのはもちろんですし、いいか悪いかで言ったら悪いに決まってる、身につまされる思いの方々がお怒りになるのは、もっともすぎるほどごもっともなことです。

 ではあるけれど、どうも今回は、必要以上に悪く言われすぎてんじゃないか? という気がします。
 この議員さんを悪くいう人々のいったい何パーセントくらいが、ご自分がどこまで身ぎれいだというのだろうか、と思いながら、聞いておりました。
 とくに、この議員さんの所属する、政党の方々がね(笑)

 ワーク・ライフ・バランスのことも、そのイクメンのことも、育児休業のことも、苦々しく思う「保守派」からの反発、というよりほとんど「憎悪」のつよさは、ちょっと想像しきれないものがあるようです。

2013-06-01 エントリ「男性学」
http://hsmile.blog4.fc2.com/blog-entry-3894.html

 これ書いたの3年まえ近くになるのか……。あんまり状況は進んでないですね残念ながら。

 少子化の話ばかりではなく、過重労働、サービス残業の悪質性、ブラック企業の問題。——これらはいずれも、本来は男性に最適化されたはずの社会が、暴走というところにまで加速した弊害ではないでしょうかね。

 女性にとって生存しにくいのはもちろんですが、最適化されたはずの男性にとってさえ、もはやそのシステムが過剰に働き出して、生命さえ脅かすほどになっている。

 とするなら、過剰な加速をおさえ、減速させ、バランスを整えようとする動きが出てくるのは健全なこと。のはず。

 でも、人間てのは愚かなもので、それが自分にとって地獄同然に苦しいことであるにもかかわらず、それを「変える」といわれると不安になるんですね。
 変化自体を恐れてしまう。
 環境が変わるくらいなら苦しいままでいい、という心理状態になる。

 変化を恐れる感情って、強いものですよ。頑固っつーより、頑迷ですね。

 上記エントリーでとりあげた、その変化を恐れる人々からの圧力というのは、これまたちょっと酷いものがあるようでした。
 あれから3年近くたつのに、状況はあまり変わっていない。

 今回の議員さんの場合、ことに、その「抵抗勢力」にはかっこうのターゲットになったのは確かだろうと思います。
 ハニートラップかどうかということもふくめて(そんなことは私の知ったことじゃない)、意図的であるかどうかはおいといて。
 すくなくとも、現状はそういうことになってるよね、と。
 そういう目で眺めております。

 私は、男性性が過剰に働いている現状は、人の命さえ奪うものである以上、「可及的速やかに」改善されるべきものと信じますから、ワーク・ライフ・バランス、イクメン、けっこうなことと思います。
 結局、いちばんの敵は身内にある。——女の敵は女であるように、男の敵も男、なんですね。

 過剰な男性性を緩和するには、女性性をもたらすほかはなく、であるならば、この話題も女性からの支援というのは必須条件のはず。

 …………そう考えると、この議員さんのこの顛末(てんまつ)は、残念というほかはございません。

 いずれにしても、他人のことをあんまりひどく、とやかく言ってると、その言葉は「そのまま」自分に返ってくるから、気をつけたほうがいいよ——とは、思います。(^^;)
 明日は我が身となりませんよう、どうぞご注意を。(←小さな親切おおきなお世話/笑)
  
  
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