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冬には冬のぬくもり

 なぜかイルミネーションというものには興味を持たない特異体質でして。

 特異体質ってこともないでしょうが、あまり「同志」にはお目にかかったことがないので、少数派ではあるのかなと。(^^ゞ

 葉を落とした冬木立の季節になりますと、電飾ぺっかぺかの——イルミネーションというものがあちこちで見られるようになりますね。
 日が暮れるのも早いし、これという花もなくなっちゃう季節だし、殺風景ななかだから、そういうもので楽しもうというのはけっこうですし、わかることでもあるのですが。

 興味がない。(^^;)

 うちのほうですと、御殿場の(……でもあのへんて裾野市じゃないの? と思ったら住所はちゃんと御殿場市だった)「時之栖(ときのすみか)」では毎年恒例となりました、イルミネーションが始まりまして。

 むかしは桜並木に電飾をつけていましたが、現在では特設のトンネルを作って文字通りの光の道になっていたり、噴水、光のツリーなど、極力、木には負担をかけないようにしているようです。

 ニュース映像、写真等でも見ていて、きれいだねえ、とはいうものの、それだけ。
 とある関係でクリスマスイベントということで、「時之栖」へ呼ばれていったことがありますが、ついにあのイルミネーションには立ち寄らずに帰ってきちゃいました。
 そうしたら、イルミネーションどうだった、と、「全員に」聞かれたというのもちょっと驚きでしたが、
「なに! あそこまで行っててイルミネーション見てこなかったの?!」
 とみんなに驚かれたのもびっくりでしたね私には。
 見てこないといけないものなのか、あれ。と。(^^;)

 皆様の反応を見て、どうもああいうものに興味がないなんていうほうが少数派らしいぞ、とやっと気がついた次第です。

 きれいだとは思うんだよね? と念を押されましたが。そうね。きれいだとは思いますよ。
 でも、興味はない。
 ほんの数メートル先というところを通りかかりながら素通りするほど興味がない。

 なんで。と言われましたが、なんででしょうね。

 個人的には。
 冬、暗いのなら暗いままに。
 冬木立は、冬木立のままに。
 そのほうがいいなあ。

 しいて何か工夫をせよというのなら、使うんだったら電飾じゃなくてたとえばロウソク。
 しかもそれを大量にやったのではおもしろくない。
 ぽつりとひとつの灯火(ともしび)、のほうがいいなあ。

 寒くて寂しい、生気のない冬景色、きらいなんだよね? と念を押されましたが。
 しいていうなら、その嫌いと感じることを回避する方法はないんですよね。
 電飾ぺかぺかは、なぜかかえって、生き物の気配がないことを強調するように思える。

 冬は本来なら、そうやって、あらゆるものが「死んだように」なって、静かな季節ですから。
 静かな季節なら、静かなままで過ごせばいいように思います。
 嫌いだけどね(笑)

 嫌いだけど、回避できるとは思ってないし、じっさい、できることでもない。

 本音をいえば、冬の間は眠っていたい。
 冬眠が許されるならぜひそうしたい。(^^;)
 冬の朝、布団から這い出るときのつらさを味わうたび、ああ冬眠したいと思います(笑)

 寒いのきらい、死に絶えて寂しい景色がイヤ——という「冬嫌い」ですが、それでも、その感覚は、イルミネーションではごまかされることはなく、むしろ、ああいう光でごまかそうとすればするほど、本当は光のない季節だと実感が強まる気がします。

 寒くて寂しいのなら、寒くて寂しいなあ、といっているほうがいい気がする。
 ごまかそうとするとかえって、ごまかしの下にあるものの存在感がきわだってくるかんじ。

 冬の楽しみはだから、ああいうものではなくて、温かい鍋料理、お酒、こたつでミカン(外せない)、夏は近寄ってもこない猫をここぞとばかりに抱っこしてモフりまくる——といったほうになりますね。

 たしかに冬は太陽が弱るせいで、光に飢えるのですが、求めているのはああいう光じゃないんだ……と、イルミネーションをみるたびに思う。
 イルミネーションよりは、寂しくても、冬木立の静けさのほうが「なつかしい」。

 少数派の見解です(笑)
 
 
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