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2015.08.16 (Sun)

コミックマーケット88・2日目

 ということで昨日コミックマーケット88、2日目、行ってきました。

 私の脳みそもいよいよイカレてきたようで、昨日はNちゃんと話しておりまして、
「あたし去年は来てないんだよねー……なんで来なかったんだっけ」
「……お母さんが入院て言ってなかった?」
「はっ。そうでした! そうそう! 去年はさすがにどうにもならないつってやめたんだった!」

 ………Nちゃんの視線がなんとなく痛かった。(^^;)

 いきなり手伝いの人間にドタキャンされたNちゃんもいい迷惑だったと思います;; すみません;;

 でも、家事と仕事と病院へ行くのと(看護はいらんがこまごま用事はあるし各種説明があるし手術同意がどうたらもあるし猫の世話もあるし)——さすがにあきらめた。
 コミケに行こうと思えば行けないこともなかったんですが、万が一にも自分までが倒れたら……、と考えると、やはり動けなかったです。
「コミケには、自分が病気しても来られないけど、家族に何かあっても来られなくなるんだよね」
「そう思うと、幸せだし、ありがたいよねえ……参加できるのは」

 そのありがたいコミケ、2年ぶりの参加で気持ちは高まりましたが、お買い物ジャンルとは完全にはぐれてしまいまして。
 せめて小説ジャンルとごいっしょだったらなー。小説、とひとことでくくっても作品数は膨大なことになりますんで、純文学からラノベまで、なにか必ず、見るべきものがある。
 小説とはぐれるとつらいな、とあらためて思いました。

 それでもカタログをぱらぱら見ていたら懐かしいアニメ作品のサークルさんが目につきまして。
 懐かしくも新しい出会いがあったりするのがコミケのいいところ。
 周辺ジャンルをうろつき、本を買い、あるいは、トイレに行ったNちゃんがぐうぜん見つけたという本を見せてもらったら面白かったので、私も急いで買いに行き——なんだかんだでけっこう買いました。

 コミケも、あまりにも規模が大きくなりすぎ、買い物はかえってつらいことになった一方、日本列島に有明めがけて集中線が入るような事態ゆえ、通常ではあり得ないような出会いもあったりする。
 一期一会と申しますか、やっぱり面白い場所だと思います。

 とはいえ。
 あくまでここは趣味人の場所。イベントと称してみたところで中身は所詮、オタクの世界。
 趣味の世界は、趣味ではない人には単なる腐海でしかない。
 ゆえに、興味本位でこの腐海に足を運ばれても困る——という思いがあるのも事実です。
 なんだか妙なジレンマが生じてますね。(^^;)

 それにしても、昨日も暑かったですね。
 気温35℃超を記録した年よりはマシですが、——屋外では意外と軽やかな風が吹いているとは思っても、やはりいつのまにやら汗もしとどの状態に。
 館内もシャッターが閉まっていた午前中は涼しかったんですが、待機列が解消し、規制も解除となった後は全開となり、冷房もほとんど無意味になりまして。

 そして、正午ごろをピークにしたあの人いきれ。
 それでも去年、一昨年あたりよりはよかったというんですからオソロシイ。
 1日の来場者数がうちの地元自治体の人口に迫るんだもんな…。すごいもんです。

 そんなわけで昨日は、予想していたよりラク——と言いつつも、食欲がなかったのは自分でも驚きでした。
 暑さには強い方で、食欲は滅多なことではなくならないのに;;

 いちおう、空腹感も、なんか食べたい、という気持ちもありましたが、——東ホール外、トラックヤードにならんだ屋台を眺めましたとき。
 いつもであればケバブ屋さんのところにすっとんでいくのに、昨日はなんかもう……看板を見ただけで、「やっぱりいいや」という気持ちになりました。
 おとなしくスペースに戻り、お茶でカロリーメイトを胃に流し込んで、お終い。

 この私がケバブを見て食いつかないだなんて、と思っていたら、Tさんから最高の差し入れが。
 甘酒のようなものですよね、あれ。麹(こうじ)ぐると、だそうです。
 麹由来のほのかな甘さと酸味が最高♡



 甘酒は俳句では夏の季語であり、かつては夏の栄養ドリンクであり、その栄養価の高さと吸収の良さから「飲む点滴」とまでいわれる、甘酒にちかい飲料ですね。
 発酵食品のミネラルとビタミンの威力を実感しました。なんとなくげんなりしていたのが、すっきりしまして。いえホントに。
 あれでずいぶん生き返りました。ありがとうございました♡

 やはりお昼から午後3時までは暑かったですねー。
 タクシーが混み合うまえにと思い、少し早めに会場をあとにしました。

 あとは恒例の、——打ち上げというにはささやかですが、おいしいケーキとお茶で一服。

 あとはもう帰るだけ、と思ってホッとしていたら思わぬところに伏兵がありました。
 新幹線のホーム。
 私どもが乗る新幹線を待つホームが、さんさんたる西日に照らされてまして。
 ……見ただけで回れ右をしたくなる炎熱地獄絵図……。
 
 おまけに、そのこだま号、折り返し運転の車両だったので清掃がある。
 
 折り返しでないものは、発車時刻の10分もまえから乗り込むことができますが、清掃があると中に入れるのは、わずか2、3分まえとなります。

 冷房の効いた車内に入れるまでの15分ほどを、あの炎熱地獄で並んで待てと?
 
 あの状況では、かりに持っていても日傘なんか差せませんし、帽子では光は避けても熱は避けられない。
 人間、脳が温まりすぎると死にます。
 首筋に日よけをするのは、だからですね。脳に血を送る太い血管があるから、本来は首筋はラジエーター(放熱器)の役目も果たす。
 そこが高温になったら、そりゃヤバイです;;

 もう清掃なんかいいですから! と、叫びたい気持ちでした。
 Nちゃんと行列に並び、交代で日陰にいったり戻ったりして、清掃が終わるのを待ちまして。

 わりと今回は暑い暑いと言いながらも、体力は温存できていたと思っていたのに、最後の最後でやられました;;

 帰りの新幹線車内ではふたりともほぼ無言。
 だからって眠るわけでもなくて——ま、ようはげっそりしていました(笑)

 秋か春にできないのかな、とも話しましたが、
「でもさ、あの暑い寒いがあってこそコミケ、っていう人も多そうだよ」
「あの地獄を乗り越えるからいいんだよ、という」
「そうそう」
「たしかに、暑くも寒くもないコミケだと逆に物足りないだろうなあ」
「みんな、マゾだよね」
「もう調教されてんだわ」
「20年…」
「私は30年」
「………ほんっっとに、よくやってるよね」

 くだらないことを言い合いながら帰ってまいりました。

 傍目からはとてもそうは見えないんでしょうが、でも。
 楽しかったです♡
(……マゾのつもりはないんですが;;)
 
 
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