本日はこれといった用事もない日曜日ですが、なんかみょーに脱力しているのでお休み。
7月は……お盆があったせいか妙にドタバタしていた気がします。(^^;)
気温は大変動してますしねえ……。みなさま、体調は大丈夫でしょうか。
それに、梅雨明したかと思ったらまた梅雨に戻ったというのは、ちょっと納得いかない。天候に文句を言ってもしょうがないけど。
大雨もどうにか峠を越えてくれたようです……この打ち続く災害、お見舞いの言葉もなかなか見つからないほどです。
こうも災難災害が続くというのは……ちょっとなー。
うちの親の、コレに対する「対応策」は。
「民主党政権を終わらせること」
………やっぱりそれが一番ですかね。(^^;)
ちなみに、現在、フジテレビの日である8月8日に、フジテレビをみない、という呼びかけがあると聞いて笑っていたのですが、茂木健一郎さんがフジテレビを見ろ、といったので、先生おっしゃるところの「アホ」である私は、1秒たりとも見ないことを決めました。ありがとうございます先生。
・茂木健一郎氏がフジの不視聴運動を批判 / 幼稚な自国文化主義はアホ! フジテレビみろ
2011年7月30日 13:42 (ロケットニュース24)
http://topics.jp.msn.com/wadai/rocketnews24/column.aspx?articleid=653422
いえ、もとからそんなに見ているわけではないのですが(女子W杯もフジはガン無視したし……というか、見たくないでしょあんなレベルの実況で)(NHKの野地アナはさすがでしたよ、フォーメーションの変化は的確に指摘してた)。
テレビ自体あまり見ないのですが、チャンネルザッピングはするので、このさいにも「8」は触らないということで。
韓流とやらになびくのがグローバリズムであるかのようなことを言われたら、「えー」としかいいようがない。(^^;) そういう認識をしない人間をアホだというのなら私はアホでけっこうです。
それってTBSの「くらべるくらべらー」と同じレベルの認識ですもんね…。
そんなレベルに落ちたくはないです。
茂木先生のおっしゃったことは、私に限っては逆効果でした。ほほほ。
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今朝の日経新聞、文化/社会欄では、チェコ出身で、茂山七五三(しめ)さんに弟子入りした狂言師を取り上げています。
日本をへだつること9000kmのチェコから、この日本の古典芸能の世界に本気で飛び込むというのには驚きますが。
ふと胸を衝かれたのはこの一言。
「狂言の笑いは誰も傷つけない」
………狂言がチェコで上演されたと聞いたときも一瞬「え。大丈夫? 笑える?」と思いましたが、大丈夫だったようです。(^^;)
私も最初に狂言を拝見にいったときは、笑えるかな、大丈夫かなと心配していたのですが、大丈夫でした。
笑いとは、「間(ま)」が大事だということを感じましたね。
狂言は、お大名や、いばっているご主人、えらいお坊さんなどを対象にした喜劇ですが、だからといって彼らをこき下ろしているのではないのですよね。
最後は「そんなアホな(笑)」という落ちで、観衆をやわらかな哄笑につつんで終わる。
私が好きなのは「二人袴」「鬼瓦」です。庶民の姿を描くものが好きなんでしょうね(「鬼瓦」の主人公は地方の大名ですが、中身は恐妻家的愛妻家の話なので感覚は庶民的v)。落語でも「長屋の花見」なんてのが大好きだし♪
ああ、言われてみれば狂言の笑いって、そういうものだな、と思いまして。
……コメディというのはそういう意味ではきわめて上質な娯楽なんでしょうね。コメディであれば上質ということではなく、上質さがないと、かえって厳しいものになるというか。
当然私はみていませんが、せんだってのフジテレビ27時間テレビでは、ギャグというのにも笑えない「余興」がありましたそうで。
いろいろ誤解も曲解も重なっているとはいえ、とてもコメディとも、コントとも言えないものになってしまった、という顛末を、ただ記事で読んでいるだけなんですが――なるほど笑いというのは難しい、と思いました。
誰も傷つけない笑い。
本来のユーモアというのは、そういうもののはずだと思います。
ユーモアは人の心を軽く、明るくし、心を開くもののことですから。