「夜はやさし」
2008年07月31日 (木) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございます~。m(_ _)m

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夜はやさし(上) (角川文庫 フ 2-3)
4042976018
谷口 陸男


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 F.S.フィッツジェラルドの「夜はやさし」。読了しました。
 あ~……やっぱり母語で読めるのって楽~……。(それが感想かい;;)

 あらためて日本語で読み返して、なるほど、欠点と思われるところは多々あるなあと思いましたが。
 あっ、うまいなチクショー、と思うところはさらにあるなあ、と思いました。

 で、今回読み直して思ったのは。
 たしかにこの作品は、フィッツジェラルドの自伝的な要素はありますが、書いた本人にしてみたら、「自伝的」というよりも、「自分の私生活を“ヒント”にしただけ」かもしれないと思いました。
 ……じっさいの彼はある意味、もっと悲惨だもんね…。
 フィッツジェラルドの妻君、ゼルダが超美人でお金持ち、というのは、本作のニコルに共通はしますが、ゼルダの発狂は、ある意味、ニコルのそれよりももっと複雑で、救いようのないところから始まっている。
 じっさい、ゼルダはついに回復しないまま、フィッツジェラルドの死後に亡くなっている。
 回復だの自立だのは、ついになかった。

 ヘミングウェイはこの作品を一読直後は、フィッツジェラルドに、「君は自分を哀れみすぎている」と手紙に書きましたが、それを後には撤回している。
 そうなんですよねえ。これはやっぱり、フィッツジェラルドの「自伝」なんかじゃない。自分や自分の周囲の人々を着想のヒントにしたというだけだと思われてしょうがない。
 「夜はやさし」が描き出すのは、悲しいけれども、でも不可避である人と人の関わりと、その自然な結末を、きっちり書いている、そう思いました。
 主人公の――ニコルとディックの関係は、結局、悲しい結末を迎えるのですが、――それは最初から、「そういう結末になるだろう」ということは見えているので、ふたりが関わるのは、お互いに避けようと思えば避けられたはず。
 でも、避けてしまうと双方にとって「必要」なものが手に入らない、ということも、はっきり見えている。……これを「避けられない試練」といってしまうと、もう、どーしよーもない感じですね。どういえばいいのやら。(^^;)
 でも、人間にはたしかにこういうことがある、と思う。

 人間の関わりのなかには、そういうこともある、と――、しかもそれを、静かに受け入れている感じが、私には、胸にこたえる余韻となるようです。
 べつに憐れんではいない。悲しみはあるが、それに溺れているわけでもない。ただそれを眺めている、という感覚があります。

 ……我々がイメージとして持たされている、アメリカ的=ちょっと無理矢理なポジティヴ・シンキン、というのとは、ぜんぜん違う。それだけは確かですね。(^^;)
 
 これ、ピンと来ない人にはぜんぜんピンと来ない作品だと思います。ピンとこないどころか、欠点と思われる粗のほうが気になっちゃって、それどころじゃないでしょうね。(^^;)
 私はむしろ、ヘミングウェイのほうが、ピンと来ないわけじゃないが、つらい。
 なんかたいへんな葛藤が内面にあるのを、無理にマッチョなイメージで糊塗している、という感じがツライ。自分にも他人にも無理をしているようで。
 彼の作品の中では「キリマンジャロの雪」が、いちばん、気持ちとして寄り添えるというのは、そのへんが原因かな。(^^;) 

魂の闇の中では、
 時刻はいつも 午前3時だ。


 その闇に満たされた夜を、それでも「tender」だとする、そうしようとするフィッツジェラルドの感覚が、私には「ピンとくる」のかもしれません。



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マクロスF―副詞「でれでれ」
2008年07月30日 (水) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございました。(^^)
 どうもここのところ、局地的な大雨が多いですね。夕立というほどの可愛げもないようで…。
 今朝も、暑いことは暑いですが、でも、秋のような風が吹いておりまして…。
 上空に冷たい空気がまだあるようです。過ごしやすいといえば過ごしやすいが……。
 ……なんかヘン……。

      ●

 オタクはどこへいっても、結局オタクなのかもしれません。
 今回花火を見に行っていたはずなのに、なぜか「マクロスF(フロンティア)」のご相伴にあずかっておりました。

 マクロスか~……私が見たのは最初のマクロスだけだな……その後シリーズが続いていたのは知っていたけど、そうですか、またやってたんですか……。
 「超時空要塞マクロス」は、映画版を映画館まで見に行ったもんです。「愛、おぼえていますか」下手すりゃいまでも歌えそうです……ものすごい裏声になりますが。
 当時はアニメは手描きでした。見る側にも運動神経が要ると言われた、独特の戦闘シーンの動き、いわゆる《板野サーカス》、くわしいことはまったくわからないながらに面白がっていました。
 ……そういえば、マクロスでしたっけ? 戦艦が爆発するときの爆炎のなかに、一瞬、「タイガース優勝!」という、当時は悲願だった文字が浮かんでいたのは。(^^;) マクロスじゃなかったらごめんなさい。
 
 てなわけで、今回、昔のものと比べるともなく比べてぼ~っと見ていたのですが、やっぱりあれだ……CGは確かにきれいじゃあるが、「遊び」がないんだなあと思いました。板野サーカスを、CGではできない。
 いい悪いの話じゃなく……手描きアニメの面白さ、その技術も、ひとつの手法として残していってほしいと、ふと思いました。

 OPにいきなり花魁が出てくるのでなにごとかと思ったら、主人公が「梨園の御曹司」とのことで(で、現在は家出してるんですね)、なるほどそりゃ面白いなと思いました。その設定がどう生きているのかはわかりませんが。

 シェリルという女の子が出てきて、彼女を見て、「おお、これがいわゆるツンデレか」と感動(?)してました。
 ツンデレ、というのは基本的に女性(キャラ)に言うことだ、と聞いていたのですが……でも、よくよく考えてみると変だよな。でれでれ、という副詞はふつう、男性に言うことなんだよねえ。しどけない、という形容詞が本来は女性についていうのと同じで。
 なんでと言われても困る。慣用でしょうから。(金田一秀穂先生なら説明可能かな)

「デレデレする」のは基本的に男性。女性の場合はなんていうんですかねえ、異性のまえでだらしなくなる、というのを。そもそも女性の場合は「鼻の下をのばす」「脂(やに)下がる」ってのはないですもんねえ……。女性の場合は、そういうよりも「ぶる」、という感じか。

 そういえば先日、ほかのところで、「デレデレ」から「ツン」に移行する瞬間を「デレカケ」というのだ、と聞いて、これまた抱腹絶倒、大笑いしていました。
 この言語センス。なんかわかんないけど楽しすぎる~。ツンデレって言葉を聞いたときも、腹筋が痙攣するほどウケてしまいました。(^^)

 んで、マクロスFですが。
 昔のマクロス以来の三角関係は健在だそうで……やっぱりそこはなんとなく鬱陶しい気もする。(^^;)
 一条輝クンはアニメ史上、空前の優柔不断男と言われていたのを思い出す(わりと顰蹙かってたような)……が、平成の御代においては、どうなんでしょう。
 ちなみに、私は三角関係のあの決着の仕方には、いささか納得しがたかったのを思い出しました。はい。
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ボーダーレス
2008年07月29日 (火) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございます~。(^^)

     ●

 MacBookを購入してから3ヶ月が経ちました。
 いろいろと便利だな~と感心することは多いのですが、予想以上に「プレビュー」はありがたいですねえ。
 PDFファイルを表示できます。Acrobat Readerといったソフトがなくても、ささっとPDFが表示できるというのは本当にありがたい。おまけに、すごく動作が軽い。もらったPDFファイルに自分で印をつけたり、メモを貼付けたりも可能。
 
 最初は、プレビューでPDFファイルも開けると聞いたときは「ふう~ん」としか思わなかったのですが、じっさい使ってみたら、これが実に便利でした。

 そんでもって、ブラウザ。
 最初から入っていたブラウザはsafari 3.0.xでしたが(…だったと思う…)、どうやらバージョンがすでに古いようだったので、DLし、ただいまは3.1.1。
(それにしても、やっぱりもうISDNは限界だ~と思いました……safariの新しいバージョンをDLするのにかかった時間……実に1時間40分;;)

 で、メニューバーの、safari→環境設定→詳細を開きまして、ここで「メニューバーに『開発』メニューを表示」にチェックをいれます。
 すると、バーに「開発」という項目が表示されまして、この項目から「ユーザーエージェント」にカーソルを合わせるとプルダウンメニューが現れ、表示されるのはずらりと、ほかのブラウザと、その各バージョン!

 safariや、IE、そのMac版、窓版、バージョンのけっこう古い奴から新しいもののほか、オペラ、ファイアフォックス、あと、safariのモバイル版、iPhoneやiPod touchなども選べます。
 本来は開発者むけのツールなんでしょうねえ、名称から察するに。

 ときどき、IEじゃないと開けないページとかあったりしますが、そういうときは、この「ユーザーエージェント」を選択すると、表示できるわけですね。動画の種類によっては駄目ですが。
 でもこれ、ブログのテンプレートを自作したり、サイトをデザインするような人には、動作確認しやすくっていいでしょうね~。

 結局、こういう、「ユーザーフレンドリー」な発想してくれるのってMacなんですよねえ。Windowsのほうはもう、ホントに天上天下唯我独尊で、世の中には自分以外の存在などないかのように無視してくれますもんねえ。

 インターネットのメリットを最大限生かすには、本来なら、そのユーザーが使っているOSやブラウザによって左右されるようではいかんのだ、というのが私の考え。
 結局、その考えに近い環境を提供してくれるのはつねにApple。マイクロソフトではない。

 私は、データのボーダレスを希望しております。
 そういう意味で、このsafariの「開発」メニューは気に入りました。(^^)

 じつはブログのテンプレートを変えるとき、いちいち古いMacでネットに接続し、動作確認しておりました。
 この古いバージョンで表示できれば、まあ大抵のところは大丈夫だろう、という判断でして。
 古いMacで表示できない場合は、どんなにデザインが気に入っていても却下。

 ということで、今度からはいちいち古いMacで接続しなくてもいいかな♪ と思うとちょっと嬉しいです。(^^)
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ツッコミ?
2008年07月28日 (月) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございました。(^^)

 過7/25付、日経新聞朝刊によると、商品先物取引会社はただいま収益は悪化しているそうで。
 商品先物取引市場は――本来はそういう目的ではなかったらしいのに、現在ではすっかり、「あこぎな《投機》、マネーゲームでがっぽがっぽを目指す市場」という状態に見えております。もちろん私見です。
 具体的な内容はわかりませんが、もうける人がいる一方で、だいぶひどい目にあう人もあるらしく、投資家保護の観点(国際標準として)から、商品の勧誘規制などが行われるようになったそうで、それで収益が悪化しているそうですね。
 ……どんだけあこぎな勧誘してたんだ。と思わず漏れる独り言。

 そのことについてのインタビュー記事……規制する側と、規制される側(つまり経済産業省と、先物取引会社)それぞれが答えているのですが、どうしてもこう、突っ込みたくてうずうずしてしまって。
 役所の方はとりあえず措くとして、その、先物取引会社のほう。

 現在の、取引勧誘行為への規制が厳しすぎる、ということをまず語り(まあ、もちろん、法律は法律として、運用方法に問題がある場合は少なからずあるだろうとは、私も思います)、
過去にごく一部の業者が悪質な営業をしていたことは認めるが、」(下線、引用者)という言い方が。
 どこぞの国の政府の、暴動(ありゃデモじゃないよ暴動だよ)についての「見解」に似ているなあ、と思ったのがひとつ。

 はたまた、私はこれはいいことだと思っているのですが、その規制の目的として、「個人投資家ではなく、機関投資家がメインになるように」というのがあるらしいですね。
 これにたいするお返事。
プロの参加促進に異論はない。ただ、こうした投資家は流動性の薄い市場には入ってこない。海外の投資家からも『日本の市場はボリュームがないので投資対象から除外している』と言われる。流動性を確保するためにもやはり個人は重要だ

 海外云々は措いといて(海外の投資家やら外国がいうことがつねに正しいなら聞いてもいいですが)。
 この箇所についてはツッコミたくてしょーがありません。
 つまり――プロの投資家より、個人投資家のほうが《勧誘》しやすい、扱いやすい、ってことですか? と。

 私は、自由と権利という言葉を信用しておりません。
 自由主義経済という言葉、表向きの理想にも、か~な~り、懐疑的です。

 がちがちの計画経済がいいわけはない。それはすでに証明されている。が。「自由」ということを、すぐに「放埒(ほうらつ)」ととらえてしまう、人間の浅はかさもまた、野放しにしていていいことだとは思っておりません。

 こっちはそれこそ、生活物価がかかってるんだ。あんまりいいかげんなことを言われちゃ困るぜ。
 ――と、ぶつくさ呟きながら読んでおりました。

 まったく何もかもお値段が高くなってしまって。下がっているのは給料と株価だけですね。(原油価格も現在、下落傾向ですが、これはもっと下がってよろしい!)

 人間がもっと理性的で、自由というものの厳しさをちゃんと理解して行動できるほど賢い生き物なら、こんな心配をせずにすむのになあ、というのは少し残念。

 本当の意味での自由を手に入れられるのは、自由がもたらす厳しさにも対応でき、誰に何も言われずとも自分で自分を厳しく律して生きられる、もっと高い知性と精神性をもった、本当の大人だけ。そう思います。つくづく。
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花火大会
2008年07月27日 (日) | 編集 |
 拍手下さいました方、暑い中、ありがとうございます~。(^^)
 ……と思わず「暑中にかかわらず」と付けたくなるほど暑いですね;;

 昨日はじつは、隅田川花火大会にお邪魔しておりました。
 いやはやすごい人ですよねえ。田舎者は目を回します本当に;;

 どのみちケータイのカメラでは難しいだろうとは思いつつ、それでも写真に撮ってみようか…と思っていたのですが、わ~とかうひゃ~とか言っているのと、ものを食べるのに忙しく(ごちそうさまでした♪)完全に忘れ去っておりました……。うーん。写真より思い出。ってことでひとつ。(^^;)

 あと、東京駅の……えー……なんていうんですか、新装なったいわゆる駅ナカを案内してもらいました。よかったよかった;; 水先案内人がいてくれないと、方向音痴の私には無理だわありゃ;

 しかし、ともあれ、なにげなく買った紅茶やフォカッチャが美味しかったり(マジで!)和物雑貨のお店が楽しそうだったりで(買いまくりたくなるので長居は不可ですな…)、よかったです。
 しかし、新幹線に乗ろうというので東京駅にくるときは、たいていが時間ギリギリでばたばたしてるからなー…。「時間が空いたから駅ナカ」はまずあり得ないので、「駅ナカによる時間をあらかじめ織り込んで行動する」ようにしたいと思います。

 あと、大丸にはまだいっておりません……。カフェドコムサは、新装大丸のなかにあるのでしょうか……。ケーキよりフルーツがメインだよ~という感じのケーキがすんごい好きなので、ぜひまた。と思っているのですが……どうでしょうか。

 それにしても昨日は可笑しかったのは、なんせそんなわけで八重洲方面がさまがわりしちゃった東京駅。私もそうでしたが、数人が、ケータイ片手に「え~、どこ~。いま? いまねえ……ええとねえ…(←説明できない)」といいながら、改札付近をうろうろしていることでした。(^^;)
 イベント帰りによく寄っていた、Beck's なんとかというカフェもなくなったので、私にはもはや東京駅には土地勘がございません;;(もともと怪しいしな…;;)


 ということで私信ですが某さん、このたびはありがとうございました!(^^)
 私もなんとかようすを覚えたので、次回待ち合わせは、おむすび屋さんのまえでいかがでしょう。(←たいして進歩なし…)
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拍手&コメント御礼
2008年07月26日 (土) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございました。(^^)
 コメント下さいました方、ありがとうございますv
「続きを読む」からどうぞv


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ちょっとお出かけ
2008年07月26日 (土) | 編集 |
 そんなわけで今日、明日、ちょっと留守をしております。
 明日はお昼には自宅に戻ってくる予定ですが、日記は、もしかしたら明日はちょっと無理かも;;

 高校野球の地方大会も大詰めですね。静岡県でも昨日決勝がありました。
 去年だったかなあ、雨天続きで、県代表が決まったのがもう本当にぎりぎりになったこともありましたが、今年は順調でしたねえ。

 ということで梅雨明け! と喜んでいたはずなのに……なんでしょう、またここで雨の予報。南の海上には台風……。
 ううむ。「梅雨、明けたんですよ……ねえ?」と、心もとないひとりごとが出てしまいます……。

 夏コミに新刊発行のご予定の皆様はいかがでしょうか。
 この暑さですから、本当に体調にはお気をつけて。
 私は暑さはわりと平気なんですが、湿気に弱くてどうも;; 湿度が高くて曇っていると、汗がうまく蒸発していかない感じで、冗談抜きで気持ち悪くなるんですよね。

 できればお天気がよくなることを祈りつつ…。
 いってまいります~。
 
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うなうな
2008年07月25日 (金) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございます~。(^^)

 毎日暑いですね;; 昨日は土用の丑の日でございました。
 うなぎ……召し上がりましたか?

 今年は国産うなぎが値上がりしているそうですが……、うーん。値上がりしても、正直にやってくれているならそのほうがいいかな。
 いまにして思えば、国産うなぎがあのお値段で、しかもそこらじゅうのスーパーでばかすか買えるわけはない、という冷静な判断をするならば……、ま、こんなところだろうな、と思います。
 
 しかし…うなぎって、正確には完全な養殖はできていないわけですから、外国産、国産、という区別は、考えようによっては無意味なのかもしれませんね。
 天然うなぎを捕獲(…っていうの? うなぎの場合;;)したんなら、そら間違いなく国産でしょうね、という程度のことで。天然ウナギかあ…それこそ希少品ですよね、いまや。

 一連のニュースを聞いて一番ウケたのは「里帰りウナギ」なる言葉。なんか、嫁に行ったウナギが帰ってきた、みたいでなんとなく可愛い気がする。(^^)

 私はどうしても、うなぎは食べられないのでどちらでもいいことなんですけども。(^^;) うな丼より天丼。
 味がどうこうじゃなく、目の前にアレをだされると――さばかれてタレつけて焼かれたうなぎの、在りし日のお姿が、脳裏をうなうなとよぎっていくので、どうあっても食欲が失せてしまうのです。(^^;)
 にょろにょろ長いものはどうも……。

 私としては、暑い夏の日に、元気をつけようとなると、豚肉の生姜焼きか、餃子かなあ。パワーつける、ということと、「消化が良いもの」という条件がつくとなるとそんな感じでしょうか。

 もともとは、「土用丑の日には“う”がつく食べ物を食べる」という俗信があったようです。しかし、うなぎ以外にうがつく食べ物って思いつかないですよね。うどんくらい?
 あと、聞いた話では「土用丑の日には黒いもの」というのもあるそうで。
 関西方面になるのでしょうか、あとは「土用餅」を食べる習慣もあるそうですね。餅を餡でくるんだもの…とのことですが。
 そっちのほうがいいなあ♪

 「二の丑の日」は今年は8月5日ですか。
 うちのほうでは土用餅の習慣はありませんが、当日は和菓子をいただきましょうか。(^^)
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真面目になるが人の衰え
2008年07月24日 (木) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございましたv (^^)

 昨夜というか今朝未明というのか、午前零時半頃の地震、驚きました。皆様、お怪我などございませんでしたか。
 昨夜は、さて寝るかと横になったらあの地震。思わず跳ね起きてしまいました。部屋の明かりをつけてテレビつけたら、さすが公共放送(国営放送ではありません;)は早かった。
 そんで、情報見てびっくりです、うち(静岡県)でもけっこう揺れたと思ったのが、震源が岩手県とは。

 高耶さんの誕生日が過ぎたとたんの衝撃でした。

 自分は隠居同然てことで、ケーキ買ってきて祝うくらいしかしないのに、昨日はあちこち素敵サイト様を巡り歩いてしまいました…。
 幸せv
 ……ではあるのですが、これに比べて直江さんの誕生日のときって、ちょおっと淡白に過ごしているような気がして勝手に反省。
 ……東京に大阪と、イベントで飛び回っている時期の方が、原稿で追いまくられている時期よりも、ある意味、厳しいのかもしれませんねえ;;

     ●

 おとといの夜ですが、BS11にて、阿川佐和子さんがメインのトーク番組(……すみませんいまだに番組名を覚えていません;;)が、「納涼」ってことで妖怪とか精霊とかの話題でした。
 荒俣宏さんの他、御大京極夏彦さんもおいでだったので……全部見たかったのですがそうもできず、ところどころ(涙)見てました。

 番組も最後のまとめ、ということだったのでしょうか、妖怪を好きになるとどうなる? いまの日本に必要なものって? ということで、出てきたキーワードは「むだ」。
 妖怪を好きになると無駄なものが好きなる…もしくは気にならなくなる…、気にならないといっても無視するということではなく、「いいんじゃない」という感じに受け入れてしまうということですね。

 妖怪ってたしかに、人間から見てとくに役立つこともないし、といって、べつに、怖いわけじゃない。じっさい、垢なめとか、あずき研ぎとか、怖いってことはないですよねえ。(^^;)
 効率第一、物質至上主義、競争ばかりのぎすぎすした世の中で、無駄と言われて排除されてしまうもの、目には見えないもの、しかしそういうところに「余裕」はある、というお話――だったように私はうかがいました。記憶違いや解釈違いだったらごめんなさい。(^^;)
 御大が最後に、「No.1というのはひとりしかいないんで、世の中はナンバーワンではない人で出来ている」とおっしゃったのですが、まさに同感でございます。

 ちょうどいま日経新聞朝刊では、上野千鶴子さんが、「老い」を忌避する現在の社会のありようについて分析し、批判を加えておいでですが、――まさに。
 寝たきりになったり、病や老耄を得た人を、社会の中で「無駄な」もの、非効率的もしくは非生産的なものとして、切り捨てようとする精神は、勝つだの負けるだのといって、「無駄という余裕」を認めない、貧しい精神そのものだと思います。
 そういう貧しい精神にたいし、世の中を極上のユーモアでもって「いいんじゃない」と包んでしまえそうなのが、「妖怪」の皆さんだな、と思って拝見しておりました。

 無駄なものってじつは無駄じゃないんですよね。それは心の余裕、神遊びのひとつですらある、と思う。
 だいたい、文化ってのはそういう「無駄」があって初めて誕生するものなんですよねえ。生きるか死ぬかの、悲惨な戦乱の時代には、文化の華なんかないわけですから。

 こんなふうに妖怪や精霊と遊べる、無駄というこころの余裕がある人ばかりなら世の中ももっとましになるんだろうに。

 それにしても、いやな事件が続きますね。私は言霊というものを信じていますが、そういう観点からすると、やっぱり、ただいまのメディアって、ほんとうに害毒をばらまいているんじゃないかと思えてきます。
 気分が悪くなるので、朝の、民放のワイドショーを私はいっさい見ませんが、たまにザッピングすると、朝からほんとにろくなもんを見せないし聞かせないんだな~と感心します。――塵も積もればってことで、ああいうネガティブな言葉や映像が影響していって、世の中の雰囲気が悪くなっている気さえします。じっさいは、卵が先か鶏が先かってところではありましょうが。

 世の中にあることを報道しようとすればそうなる、いいことだけをいっているわけにいかない、と言われるかもしれませんが、……ワイドショーというのは「信頼される情報源」にはなり得ないんだから、そんな義務感はいらないでしょう。なにもそんなところで格好をつける必要はないですよ――といったら角がたちますか。立ちますね。すみません;;

 先だっての洞爺湖サミットについて、ようやくまともな記事がありました……。
 あいにくと、プロの報道関係者によるものではありません。
 野口健さんのブログです。

http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/51096997.html

 公平、公正、中立性……まあいろいろあるようですが、しかし、一番の基礎で、でも一番難しいのは、「良識」ってやつかもしれません。
 報道機関というのはいま、どこの国でもみんな、勘違い野郎ばかりになっているようで(ペンは剣より強し、に異論はありませんが、現状は“××××に刃物”だと思う)、良識など、望むべくもないというのは困ったこと。

 もはや人間には見切りを付け、遊ぶ魂、妖怪や精霊に、報道を任せちゃったほうが、よっぽど世の中がよくなるんじゃないかと思ったりしました。
 もっと無駄なことして遊んだ方が健全になれると思う。マジで。

 そういえば、先日ご紹介しました「江戸の遺伝子」で、著者の徳川恒孝さんが、江戸川柳からこういうのを引いていらっしゃいました。

 ――真面目になるが人の衰え

 私も真面目なたちで冗談が通じないところがあるもんですから、思わず我が身を振り返り、これには「まったくだ」と実感込めてうなずいてしまいました。

 みんなオヤジギャグを馬鹿にするけど、ギャグをとばしてくだらないことで笑っている人のほうが健全ですよ。(^^;)
 真面目そうな顔をして他人の悪口「しか」言わない人間は、多かれ少なかれ、どこか病んでます。私は、そういう実例をみるのには不自由しないという、ひどい環境にいるもんですから、本当にそれは実感として思います。

 妖怪、お化けの世界で遊ぶのって、楽しそうとかいうよりも、もはや「必要」なことなのかも、ですね。
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Happy Birhtday to YOU
2008年07月23日 (水) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございましたv

 そんなわけでケーキでお祝いをv


 結局自分の好みでフルーツタルトを買ってしまいました;;(←甘いものが嫌いなわけではないが、大量には食べられない体質;;)

 ………もう隠居同然のサイトではございますが……気持ちだけ。(^^;)

37.gif

 お誕生日おめでとうv
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隠れたるもの
2008年07月22日 (火) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございました。(^^)

 さて本日は「大暑」でございます。
 ………暦に違わぬこの暑さ;;
 ほんと、熱中症等には気をつけて過ごしましょう。(^^;)

      ●

 お正月の、テレ東さん系のスペシャル番組、古代エジプトを取り上げた番組が好きで見ておりまして。
 昨夜も、ついつい、日テレ系の特別番組をやはり見てしまいました。(^^ゞ

 尽きせぬロマンですねえ…。とくにツタンカーメンに関する話は、まだまだいろいろあるようですが、それでも、私が子どもの頃に聞いた話とはもうぜんぜん違う――どんどん学説が変わっていく。そのダイナミックさに、引かれてしまうのかもしれません。
 私が子どものときはまだ、「ピラミッドは奴隷が作った」ことになっていたし、「ツタンカーメンは暗殺された」説が有力だったし。

 ツタンカーメンの祖母と、実の母親のミイラが特定されたお話は――数千年前の誰かの肉体だったものを目にしている、という感慨とともに、なにやら不思議な思いがいたしました。
 宮本アナウンサーが思わずミイラに手を合わせていらっしゃいましたが、本当に目の前にみたら、つい、あんなふうにしたくなるだろうなと思いました。

 「新発見」とはいうけれど、それはみんなが知らなかったというだけのことで、この人はずうっとたしかにそこに存在していたのだ、というのは、なんとも不思議な気持ちになります。

 ここ何年か――10年くらいになるのかな。いままでわからなかったもの、行方不明だったものが、あちこちで発見されていますね。
 ユダの福音書も非常に興味深かったし。
 本朝においてはここで、芥川龍之介の遺書、別の写本の源氏物語、とつづいて出て参りました。

 芥川龍之介の遺書にも興味があるし、異本源氏物語!! これは見てみたい! 原文は挫折してるんだけど!
 なにしろ著作権もない時代のものだし……本を写したひとが、原文通りに写したとは限らないですよね。
 これまで伝わっていた源氏物語との違い、見てみたいです。

 ……で…こちらの異本には、例の、「かゝやく日の宮」なる一巻が含まれているなんてことは……。
 ないかなやはり。(^^;)

 それにしても、「源氏物語千年紀」と言われる今年、100年ぶりですか、発見されたというのが、なんとも暗示的で面白いですね。
 その異本源氏物語、発行されるといいですねえ。そのさいには、ぜひ、現代語逐語訳つきでお願い致します;;


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足の指にゴメンナサイ
2008年07月21日 (月) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございました! m(_ _)m

 今年の海の日は、本当に海にいくには最適な感じですね~。
 ………暑い……;;

 最高気温、30℃くらいでおさまってもらうってわけにはいかんのでしょうか;;

 私の方はおかげさまで原稿は終わりました~。
 ……告知しちゃっていいのかな…TM Project様の、この夏コミの新刊にお邪魔させていただけるそうでv ありがとうございますv
 また詳細のお知らせは後日ということで。

 それにしても、ほんと、頭の中でアイデアとか、いろいろ、練ったり、寝かせて発酵させたりという作業が、たぶんいちばん時間がかかるところですよね。
 しかもこの作業は、アウトプットがあるわけじゃないので(本人の頭のなかではあるけど)、はたから見ている人があれば、ただ遊んでいるというかサボっているというか…、音楽聞きながら寝転がっているだけだったり、かと思うといきなり「そっかあ!」と叫んだり、話しかけても返事がなかったりして、「なにやってんの」と言われてしまう状態に見えるんですよねえ。
 
 本人としては床の上をのたうちまわるように苦しんでいるのに、傍からは遊んでいるようにしか見えない、というのは、なかなか。(^^;)

     ●

 左右の足の親指の爪に、現在、黒くなっているところがあります。
 先月ですが、どうやら親指の爪を伸ばしすぎていたらしく、靴を履いているときに、つま先が靴にあたり、ちょっと窮屈感がありました。
 が、とくに痛いという感じもなかったんですよね。
 なので気にせずに半日過ごし、そうはいっても、ちょっと痛いかな? と思って靴を脱いだら!
 左右の爪の下に、どうやら出血しているらしい赤黒いシミが。

 なんじゃこりゃ! と焦りましたが……どうも、その、のびすぎた爪が、靴のなかでへんな風に押されて、無理矢理、押し曲げられるような力がかかったようでした。
 よくよく見ると爪に、板がぱっきり割れる前のようなヒビが入っているし、どこかで出血したらしくて、爪の下では赤黒いもんが溜まっているし。

 じつは、先月は、以来しばらく靴を履かず、季節的にもおっけーなのでサンダルばかり履いていました。
 一ヶ月ほどたって、いまは血も固まり、爪がのびるに従って黒くなった部分も動いていまして、まあ、数ヶ月後には、ふつうにのびてきたところを爪切りで切っていけると思います。

 じつはテレビ番組で、足の爪をあまり深爪に切らない方がよい(巻き爪になるから)、というのをみてのばしていたのですが。やりすぎだったようです;
 それでなくても、私の足の親指は大きめなんですよね; パンプスを履くと、かなりかっちりした、厚みもあるスクエアトゥでもない限り、親指の爪の先の形がぺこんと出てきます。
 とんがった、ポインテッドトゥなんてーのはもー、論外というか迷惑千万というか、あんなもん履いたら私は地上にあがった人魚姫状態になります。外反拇趾は決定的です。履かないけど。

 ただでさえそんな状態なのに、爪をのばしすぎていたのだから、靴の中ではどれほどぎゅうぎゅうの目にあっていたかと思うと……思わず、指を触って「ご、ごめんよ…」と謝ってしまいました;

 そんなわけで、深爪にならない程度に短く切りましたが。
 いつもお世話になっている指圧の先生に、一部黒くなった爪を見せて、まあそんなわけで、と話したら、先生、なにげないようすで、
「そういうときはね、まだ血が固まるまえにね、クリップをのばして、火であぶって熱くして、爪に刺すのね。穴をあけるの。で、その穴からピッと血を出しちゃうのがいちばんいいね」
 あ~……。
 なんかさりげなく、怖いことを聞いた気がする……;;

 たしかに、それがいちばん手っ取り早くきれいにする方法だろうとは思いますが。
 爪に穴を開けるって…;;

 試してみる勇気はございません……。(^^;)
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夏の景色
2008年07月20日 (日) | 編集 |
 拍手下さいました方、ありがとうございます。(^^)

 梅雨明しました! 暑いのはほどほどにしてほしいのですが、でも、やっぱりお日様があるのはありがたいです~。

 昨日は周囲の山も空も完全に夏の景色で、「あ、梅雨明かな」と思いましたが。
 私はいきなり、あせもでひどい目にあっております。(^^;)

 金曜日の午後は、ちょっと外で働く用事があり、だらだら汗をかくので首にタオルを掛けて作業しておりまして。
 で、夜、入浴したら、シャワーの湯が、後ろ首筋にあたるたびに、なんかピリピリ痛い。ちょうど日焼けをしてしまって、湯がしみるような感じ。
 手のひらで、後ろ首筋をぴた、と押さえてみるとやはり痛い。

 ちょっと自分じゃ見えにくいところで、合わせ鏡で見てみたら、なんだか、赤く腫れっぽくなっているのですね。
 かゆくはないのですが、ともあれ、触るとなんかぴりぴり痛い。作業中タオルをかけていた位置に、帯状に赤みが広がっているので………「もしやこれは……あせも?!」
 うーん。タオルをかけていたのが、かえってこう、汗の蒸発を妨げていたのでしょうか?

 虫さされ、あせも、ただれ、腫れなどにも効くという、ムヒアルファを塗ってもらいましたが、しみるのなんのって;;
 最初は、その部分に火がついたように熱かったです。
 あせもって基本的にかゆいものだと思っていたのですが…、ちょっとこう、ぴりぴり痛むこともあるんですね;
 一瞬、この塗り薬じゃマズイのかなと思いましたが、小一時間後には、風呂上がり時よりは赤みも腫れっぽいのもよくなったので、昨日も折々、塗っておりました。
 ちょっと謎なのは、あせもって痒いものだと思っていたのですが……うーん。あんなにぴりぴり痛いって……表皮が荒れたようになっていたのでしょうか?;;

 今朝にはもうだいぶ落ち着いていますが…今日もう一日くらいは薬を塗っておいた方がよさそうです。(^^;)

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 昨夜の「オーラの泉」。ゲストはいしだ壱成さんでした。
 番組をご覧になった方にしかわからない話題ですみませんが――江原さんがお話を始めてからずーっと、どういうわけだか泣けて泣けて;;
 言っている内容はけっこう厳しい(でも、必要な、たしかな)ことをおっしゃっているのですが、なんでかこう、涙がでてきてしょうがなかったです。
 愛、なんですねえ。
 言葉じゃなくて、その底にある愛が、なんかこう、いままでになくあふれていたように感じます。
 ああいうときの涙は、たしかに魂を浄化する、と感じます。
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