明日お出かけ

 明日は私お出かけでして、どうもゆっくり更新している時間がとれそうにないので、フライングでひとつアップを。
 1998年のHARUコミで無料配布いたしました、「桜の森」を途中まで。
 4月になったらアップできるようにと思ってちょこちょこ準備してきたのですが全文が間に合わず、途中までをアップすることになりました………無念;;
 これもまた、なんでかファイルが見つかりませんで……これ、2000年に発行した中編「桜の森」も見つからないんですよねえ。なんか呪われてるみたい;; なんかイケナイのでしょうかこのタイトル。

 まあそんなわけで、見本誌をみながらもういちど本文を打ち直していたのですが、予想以上に時間がかかってしまいまして。
 4/1までに全文は間に合いませんでした。ううっ。

 TOPページの「更新履歴」では更新の日付が4/1になっていますが、本当は4/1に上げたかった、という気持ちですので、どうぞお見逃しを。(^^;)
 あ、……明日ってエイプリルフールなんですねえ……。
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「オタク女子研究」2

 拍手下さいました方、ありがとうございました。
 ぽちっ♪ とありがとうございます~。

(ところで昨日付けの拍手御礼なのですが、……「3/29 9:24」で一言下さいました方、もしや私、ズレたお返事をしていたでしょうか;; 時間を見て、あれ? と気がついたのですが;;
 もしずれたレスになっていたらすみません;; ホントになにかと惚けたヤツでして;;)

        ●

 ということで昨日の続きをば。
 これほどウケた話を聞くのも久しくなかったというくらいウケたのが、「第1次腐女子戦争」の顛末。
 
 私ははっきりいって2ちゃんねるにはかなり偏見を持っているのですが(……自分で言ってりゃ世話ないわ…)、しかし、奥深い世界だよとは聞いていたのですが、ほんとに奥深いんだなーと、偏見も(多少は)蹴っ飛ばされました。

 あの巨大な掲示板に詳しい方にはいまさらの説明になってしまいますが、君子危うきに近寄らずという方のために申し上げますと。
 本書「オタク女子研究」によれば、2001年暮れ、軍事板(板=ジャンルと御理解下さい)の常連軍事オタクたちが、801(やおい)板に戦争を仕掛けたときのことだそうで。
 
 ……2ちゃんといったらflamingの倉庫、という偏見を持っているのですが、こういう話を聞くとその偏見も助長されてしまいそうになりますね……。ぜんぜん違うジャンルに、なんでいちいち喧嘩を売るのだろう。関係ないじゃないお互いに。――まあいいけど。

 で、喧嘩を売られた801板の腐女子がたはどうなすったかというと、――攻め込んできた軍事常連オタクさんを、あろうことか、「言葉責め」にしたんですね。
 詳細をいうなら、やおい小説の登場人物にしてしまった。
 その例文が一部、本書に掲載されているのですが、……すごいです!! これが書いた方の処女作だそうですが、すんげえ文章力で、ぶっとびました。
 さすが! 常日頃、おもに活字媒体で妄想を鍛えまくっている腐女子の教養は違う!!
 
 しっかしこれはほんとにたまらんでしょうなあ。ハンドルネームとはいえ、自分の名前を登場人物にされてしかも(この小説の場合は)軍事ネタのハードでヘヴィな雰囲気でお××を×られるなんて、……言葉責めというにも強烈すぎる。

 この壮絶なおかしみ、というのは(責められた方、ごめんなさい)読んでみないとわからないでしょう。けど、名文すぎてここに引用するのはためらわれます(笑)
 私、大笑いしました。腹筋が焼き切れそうでした。ああ。笑い過ぎて声も掠れる目もかすむ。
 そして軍事板の古参の方々には「801板には近づいてはいけない。犯されるぞ!」という評判をとるにいたったというのはもう、もう、……

 腐女子サイコー!!
 と叫ばずにおられましょうか。ねえ。

 なんというか、ただただ、すごいなあ、と感心するばかりでございます。
 あたしなんぞはこうしてみたら、腐女子を名乗るのもおこがましいや。という気持ちになりました。
 その生態を考えるとまったく腐女子そのものではあるのですが。

 いやはや、楽しかったです。(^^)
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「オタク女子研究 腐女子思想大系」

オンライン書店ビーケーワン:オタク女子研究
 そんなわけでこちらの本。
 いやもう、届いてすぐに開けて一気読み。楽しかったですv
 これはなるほど「負け犬の遠吠え」を腐女子でやる、というのの、コンセプトどおりの本ですね。なので、これを読んでいちばん身に詰まされ…じゃない、身近な話題として感じるのは現在30才代以上の女性――腐女子じゃないでしょうか。
 腐女子というものを取り上げて、「非モテ女」「恋愛至上主義」「セックスにかかわる幻想や妄想のあれこれ」について論じられているので、話が専門的(?)になりすぎないあたりがいいんでしょうね。全体にポップな印象です。
 
 うーん、どこもかしこも私には興味深く面白かったので、どの話題を取り上げるか、大いに迷うところですが…。
 しかし、あらためてこの本で指摘を受けて「あー。なるほどねえ」と、我がことながら思い当たって「そういうことなのかあ」と思ったことがいくつかありました。参考になります。(^^;)

 冒頭部分の「腐女子の生態」は、腐女子ではない世間の人々に向けて書かれていると私は解釈しましたので――逆に、世間が腐女子をどう「誤解」しているかも、けっこう興味深かったです。ていうか、情報が遅れてるんだよな~…。自分で見聞きするわけじゃないから、伝わってくる情報には相当のタイムラグが生じているわけか。

 かねてから気になっていた、初期JUNEと、いわゆるボーイズラブBLの間には、なにか感覚的に違うものがあると思うのだが、それがなんだかわからない、そのへんも解決できるといいなあと言っていた件ですが。
 すっきり解決、というわけにはいかなかったものの、もしかしてと思い当たることがありました。
 言ってしまうと、なにをいまごろといわれそうなことなんですが――ようするに、その感性の違いとは。
 世代間格差。ジェネレーションギャップ。
 というものなんじゃないか、と思いました。………身も蓋もないな……。

 初期JUNEの感性を代表する、いやでも代表してもらいますというお方が、御大、中島梓(栗本薫)であらせられる。御大の名著「コミュニケーション不全症候群」についてもちょっとだけ、本書にも記述は出てきます。
 ……と思ったら、あれ。その箇所が見つからない…。
 時間がないのでそれは、そんじゃパスして、他のところ。

 本文、chapter2.「腐女子の思想」――「我はいかにして男同士を選びしか」萌えの構造――を読みますと、「腐女子への誤解」の章に、その誤解の例として、中村うさぎ、岩井志麻子、森奈津子三氏による鼎談から抜粋されております。
 ボーイズラブについて森奈津子氏の「(BLは)のぞきの一種かも」という発言をうけて、中村うさぎ氏の発言「のぞきですよね。自分が少年じゃないから、ある意味、私と同じで、自己否定感の非常につよい妄想だよね」
 に対し、著者、杉浦由美子さんはこうおっしゃる。
妄想の中に自分が入らないと「自己否定になる」……という短絡的かつベタな解釈は、男性の妄想を基準にしているからだと思います
 一刀両断ですねまさに。
 自己投影なんかしたくないから「男同士」がいいんじゃない――というのは、私もたいへんよくわかります。
 その、男性オタクと女性オタク――腐女子の妄想がどう違うかというのはちゃんと本文で論じられているのですがともあれ。
 このへん読んでて「ジェネレーションギャップか?」と思いました。

 御大の「コミュニケーション不全症候群」にも、女性性の否定がどうたらという記述があったかどうか、ちょっと記憶にありませんが(それが主題だったとは、少なくとも、記憶にない)、むか~~~~し、御大がそんな話をしていらしたのは記憶がある。
 「それは違う」と、お若い方にはおっしゃる方が多い。しかし、私はそれは違うとは言い切れない。そういう感性が垣間見える作品を読んでいた記憶があるから。
 といって、私自身については、女性性の否定としてやほひにハマったかと言われると、なるほどそれは違う。………基本的に私は女性、好きだもん;; そういう意味で自分にネガティブになったことはない。

 ということで。
 ほかの2氏については存じあげませんが中村うさぎさんの年齢を考えると、おおむね、初期JUNE世代とかぶるんですよね。
 もちろんこの場合、うさぎさんはハナから腐女子ではないので、この推論自体が妥当ではないとも思われますが、ともあれ。
 「男性の妄想」というものから、脱却しきれないまま自分についても考えてしまう世代、だったのかもしれません。
 ……男女雇用機会均等法「以前」の社会に育ってるわけですよ世代的に。
 社会の価値観とはすなわち男の価値観だった時代に生まれて育つ感覚は、現在以上にきついものがあったと思われます。意識せずに『男性の妄想』を基準点にするよう「刷り込み」がなされ、その感覚から脱却しきれないとしても無理はない。

 逆に私が見るに、――日陰たるべき腐女子の存在が明らかにされてしまったばかりか、BLという一大ジャンルが市場に誕生し、いろんな文庫だの雑誌だのがざくざく買えるこの環境、そういう環境に疑いもせずに育ってきた人の感覚というのは、JUNEだのアランだのを、こそこそ、もしくはどきどきしながら書店で買っていた私には、たぶん想像ができていないと思います。
 私もそのへん旧世代で――JUNE、買うのはまだいいけど、町内のゴミ捨てに出すは気を使ったもん。ほかの雑誌にまぎれこませてヒモで括って出したさ。このコソコソぶり、お若い方にはギャグでしょう。
 世代間格差があってもしょーがないじゃん。ていうか、あって当たり前なんじゃない?
 ……と、思いました。うっすらと。
 
 初期JUNEに関わった方々全てが、女性性がどうの自己否定がこうのという感覚を持っていたとは、私も思いませんけど、全体として考えたときに、ということで。
 JUNEをとりまく社会的環境自体、少なくとも現在よりは厳しい時代だったんで、それを現在とまったく同じ感覚で推し量ることはできない。お互いに。
 ――そんなわけですので、お若い方。
 古株の腐女子が、そういう「重い」感性をかいま見せたとき、「それは違う」と頭っから否定せずに「自分は違うが、この人たちはそうだったのだ」と思って聞き流してやって下さい。…そうです、流していいですから。
 一言で腐女子ったって、そこにはもう「歴史」があるのだなあ、などと、へんな方向でしみじみしてしまいました。

 さて。
 本書で私がもう死ぬほど笑い転げ「腐女子サイコー!」と叫んでいた箇所は。
 chapter2, 「第一次腐女子戦争」(90p~)のところ。
 いやはや……2ちゃんにお詳しい方はとっくにご存じのことなんでしょうが、すごいんですねえ。ディープですねえ。

 ……時間がなくなりましたので本日はここまで。
 つづきはまた明日にでも。(^^;)
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本でしたか;;

 拍手下さいました方、ありがとうございましたv

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ご当地バカ百景―噂で描いた47都道府県
ご当地バカ百景―噂で描いた47都道府県


「ご当地バカ百景」って本があったんですね;; 元ネタとかの因果関係がわからないのですが(すみませんいま、ネットはざっとしか見ていられません;;)――あ、本だったんだ。と思ったのでご報告まで。
 思い込み評判記とでも申しましょうか。ちょろっと見てみた、カスタマーレビューの「じつのところは立ち読みで充分」というのになんとなく「そうなんですか~」と納得気味にうなずいてみたりして。(^^;)
 いや、でもこういうシャレっけ本、けっこう好きなんですけど。

 ともあれ私は原稿と、あと、4月にこれアップしたいと思ってタイプし直ししたりしてるんで、日記を書く時間がいよいよとれません。
 わりと長文が多い日記でしたが、しばらくだーっと向こうから走ってきて「ちわ!」と叫んでまただーっと走り去るような感じになるかもしれませんがどうぞご容赦を。
 印刷所様の、お得プランの利用を考えているのでけっこう追いまくられそうな予感……。
 それを利用する気満々なので、スパコミあわせの予約をまだいれてないのですが……それはあまりにも危険な賭けだろうか……といま、悩んでいるところでございます。
 入稿、早い分には何も言われないですからねえ……。

 そんなわけで。
「オタク女子研究 腐女子思想大系」届いてほとんど一気読みでしたが、面白かったです。
 笑い転げて読みました。またこちらの感想も書きたいです。
 読んでて、腐女子サイコー! と叫びたい気持ちでいっぱいになりました(笑)
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御当地百景

 なんだか面白いものを見つけてしまいました。
御当地バカ百景

 各県の評判記? というのでしょうか?
 とりあえず静岡県を見てみまして、けけけけけと笑ってました。ある意味、自虐的な気分を楽しめるところがあるような。(^^;)
 いや、じっさい、そうそうそう、そうなんだよ~とうなずくところも多々あるのですが、「え~。そうかな~」と、いささか納得しがたい記述もあったりして。
 サッカーがらみの話題はおおむね、異論はありません。
 いちばん受けたのは、お茶というと必ずお茶が出てくる。(静岡県民には)紅茶、コーヒーはお茶ではないのだというあたり。
 そのとーりだ! …と思った直後、他県は違うの? とちょっと不安に思ってしまうほど、私はそれが当たり前だと思ってました;;

 これをじっくり各県を読んでいくと面白そう……だけど、静岡の例で見る限り、ガセといっては言い過ぎでしょうが、誰かの思い込みで書かれただけの記述にだまされる可能性もあるなあ(笑)
 まあ、そのへんを含めてちょっとした洒落っ気ってことで。
 皆様の地元はいかがでしょうか?

 ……あー…。これ、ケータイのほうでは閲覧、無理ですね…;
 ごめんなさい;;
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衝動買い

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 ぽちっ♪ とありがとうございます~。

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 ネット本屋さんのbk1さんをのぞいて、下記インタビュー記事を見てみました。
『オタク女子研究 腐女子思想大系』の著者・杉浦由美子氏。

 なんかまたケッタイなタイトルの本が出たな(笑)と思って、そのインタビューを見てみたのですが、意外に、といってはまことに失礼で申し訳ないのですが、わずかこれだけのインタビューでも「は~、なるほど~」と感心いたしました。
 ……正鵠を得る「腐女子」についての解説、快刀乱麻を断つ、ってんですかこういうの。よく知っているはずなんだけど、いざ説明せよと言われると口籠るようなことを、すっきりと言い当てられた感じで感心しました。
 というわけでこちら。↓↓↓
http://www.bk1.co.jp/contents/booklist/0603_fujo.asp

 インタビュー内容を読んでいて思わずひっくりかえって大笑いのところがありましたが、なかでも、

(腐女子である)彼女は世界を「受け」「攻め」で語り尽くせると信じているファシストです。ゆとり教育が問題になっていた時は「日教組攻め、文部省受け!」と教員の知人に話していました。
 
 これはもう、パソコンのモニターを前に、腹筋が痙攣して声もでないくらい笑いました。
 これはすごいや! と思い、気がついたら同書を購入しておりました(笑)
 内容を読んで、面白かったら、またこちらに感想書きます。 ……あ、そんな、嫌がらないで下さい(笑)

 私個人の感覚としては、初期(草創期)JUNEを「作り上げた」腐女子と、その果実を当たり前に享受して成長してきた、その後登場した「成熟した」腐女子というのは、やっぱり微妙に異なる感性があるような気がするのですが……このへんについては、なにしろ私自身がちょっと半端な位置にいる人間なので、「じゃないかなあ」という、じつに半端なことしか言えないのがストレスだったんですけど、そのへんをすぱっと解消してもらえたら嬉しいな。
 
 ちなみにこのインタビュー中の、執事喫茶について、
男性はメイドさんに尽くされたい願望がありますが、女性は執事がご主人様にかしずく姿が好きなのであって、自分に対してサービスされても楽しくないんじゃないかな。
 には激しく同意。
 執事喫茶については、そんなんだったら、私もメイド喫茶の方がいいな、と思ってたんです。
 ……腐女子か? やはり腐女子なのか私?←オノレを知らないにも程がある…??
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「小説の自由」

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 ぽちっ♪ とありがとうございます~。

        ●
小説の自由
小説の自由

 だいぶ以前からとりかかっていて、やっと読了しました。
 途中まではさくさく読んでいたんですが、最後のところはちょっとつまづいてました。
 思考の現前性を論じるのは結構なんですが……テキスト(というか例題)がアウグスティヌスの「告白」っつーのは、厳しかったです……;; 好みだから仕方ないけど。

 ということでこちら、「小説論」の本です。こんな本を読むようなやつは基本的には酔狂である、ということは私も思います。一般に、ふつうに、「なにか面白い本ないかな~」と書店をうろつく、世の中のほとんどの人には「不必要」な種類の本だと申せましょう。
 ………私はそういう意味では「酔狂」に入ってしまうのか。

 文学論じゃなくて小説論、というところがちょっと面白かったんです。
 小説作法の本でももちろんない。
 書く、ということは、どんなことなのか、ということがテーマですが、……世の中そんなことをいちいち気にしている人はあんまりいませんやねえ。(^^;) だから酔狂だと思ったわけですが。

 ともあれ内容。
 純粋に書くこと、読ませるために書くこと、それから、単純に読むこと、書くために読むこと、それぞれの違いに関する考察は面白かった。
 小説の読み方も、実作者と、評論家では、やっぱり読み方がぜんぜん違うらしいというのを再確認して、にやにやしてみたり、――なにせ「評論という名の悪口」は大嫌いだから、思い出してむっとしていたりしました。

 じつのところ、読んだところでなんの役にたつということはない本ではあります。小説を読む、あるいは書く、という場面においても、それほど役に立つような内容ではないんじゃないかと思います。
 が。
 それでも、読むにしろ書くにしろ、小説というものが好きで好きでたまらん、という人にとっては、ふだん自分がしていることを、精緻に解剖していく面白さがあると思いました。
 ……オタクというよりはマニアックな部分があるので、誰にでも楽しめるとは言えませんが。

 現前性ということが幾度か強調されますが、これは「わかるなあ」と思いました。
 小説というのは、まあよーするに(言うまでもなく)フィクションなわけですが、フィクションであっても目の前に、あるいは感覚的に立体的に見えたり聞こえたりする、――それを、我々はついうっかり「リアルだ」「リアリティがある」と言ってしまいますが、じつのところはそれはまったくリアル=現実ではない。
 “まるで”現実で“あるかのように”感じられる、見える、聞こえる、――それが「現前性」。なるほどそれこそが「小説」だろうか、と思って読みました。

 で。その、現前性を求めて書いていくときの、思考の展開をたどるというのはいいんですけど、冒頭に書きましたとおり、アウグスティヌスの「告白」は厳しい。……ここで読むのがつっかえてしまいまして……。
 ほかにいいテキストなかったですか;; と、つい泣き言をいってました。
 よーするにキリスト教信者の、キリスト教に関する考察が延々つづられているわけですが、一神教とは、ありとあらゆる価値観や前提条件が、ほぼ真逆になる私には(すみません;;)、本気でつらいんですよ;; この章では彼の信仰が問題なんじゃなく、アウグスティヌスの「思考」の「現前性」を見るんだということはわかっていても!
 ……は~~~……。(脱力) 昔、新訳、旧約聖書を泣きながら読んだ「苦行」を思い出す……;;

 小説とはなんであるか。
 ということを、たま~に考えていたりするような、「酔狂な人」には、ちょっと面白い本かもしれません。書かれている内容に全面的に賛成する人も、あんまりいないような気もしますが。
 でも、他人の思考なんてそんなもんだから仕方ない。

 で、その、小説の「現前性」を考えたとき、私がネタバレOKな理由もちょっと見えた気がしました。
 小説の本質は、「筋書き」そのものではない、という、きわめて乱暴な言い方をお許しいただけるなら(この命題が真である、と思っているわけじゃありませんが、ここでは便宜上)。
 推理小説を読んでいる最中、「あ、これの犯人ね。××だよ」と、誰かがひょいっと言ったとしても私は平気で読み進む。
 その理由は、結局、誰が犯人か、ということ(=筋書き)が主題だとは思っていないからのようです。
「ほほう。犯人は××か!」
 と思って読むと、作者がどうやってミスディレクション、つまり読者を「だまして」いるか、その手法が見えたり、あるいは、――犯人はそしらぬふりして、犯人探しの名探偵のまわりをうろついたり、さりげなく(伏線として)事情や心情を吐露していたりしますが、その姿に、同情したり反発したりして読む、という楽しみ方もあるわけなんで。
 最近、じつは小説より実用書みたいな本が中心になっているんですけど、でもやっぱり、小説はいいよなあと、あらためて思ったりしました。

 ……うーん。なんか、まとまりのない、へんな記事になってしまってすみません;;
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春ですね~

 拍手下さいました方、ありがとうございましたv
 ぽちっ♪ と、ほんとにいつも、ありがとうございます。m(_ _)m

        ●

 高校野球も始まりました。
 気のせいかもしれませんが、中継映像を見ていると、甲子園球場の外野の芝生の色が、今年はやけにあざやかに見えるのですが……。若々しい萌葱色に。
 例年、芝生はちゃんと青いと思うのですが、今年はすでに、新緑の青さが見えるような気がします。……気のせいかな……。
 
 ともあれ今年の春は、うちの近所でも、みんなやる気満々な春になっているようです。
 染井吉野が例年より早く咲き出したのはもちろんですが、近所の柳の木がもう新芽を吹いているし(いつもだったら桜のあとです……たしか)、なにより、染井吉野よりよっぽど遅れて咲く、下手をすればGWでまだ咲いているようなうちのハナカイドウが、昨日あたりほころび始め、今日はもういまにも咲きそうになってます。
 やる気満々だな~、と声をかけてしまいます。(^^;)

 冬の寒さが、花にとっては開花のスイッチになるのだそうですが、今年は寒かったものな~。花が春を待ちかねていたような。
 こんなふうにいっせいに、いろんなものが咲き出すのは初めて見る気がします。

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 原稿……やってます;;
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「鋼の錬金術師」13

 拍手下さいました方、ありがとうございましたv
 ぽちっ♪ とありがとうございますv

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鋼の錬金術師(13) 初回限定特装版
鋼の錬金術師(13) 初回限定特装版

 例によってAmazonさんで購入。
 初版についてくる「おまけ」、前回12巻は4コマ漫画でしたが、今回は「トランプ」でした。「ファン必携の豪華アイテムだ」そうですが、まだ開封してません。
 トランプより中身中身。

 本誌、「ガンガン」は読んでいないので――新刊出るとすんごい楽しみなわけですが。
 ネタバレしないように気をつけますがしている可能性はあるので、もし、万が一にも、ネタバレは困る、という方、いらっしゃいましたら本日はここまで。m(_ _)m

 ……ということで。
 13巻、風雲急を告げておりますねえ。大佐がいきなり核心に迫り、迫り過ぎてドボンなわけですが……ピンチだな大佐。どうなる大佐。
 私はこの人の悪党っぷりを見るのが好きなので、本気でハラハラしております。
 ラプンツェルな大佐は正直、見たくないかも~~。……個人的には。
 お話としては面白いですよ、もちろん。(^^)
 それにしても、核心と思われるところに足を踏み入れた――と思われますが……まだ何か、あるんでしょうか。
 13巻の最後。「いやいやいやいや! それじゃ『想定の範囲内』だから!!」と思わず叫んでしまいました。

 本誌を読んでいてこの直後の展開をご存じの方。
 よろしかったらネタバレしてやってください…!(←本気)
 私がガンガンを読まないのは、単に、本屋へ買いに行くのが面倒だというだけなんで、正直、展開が現在どうなっているかはつねに気になってまして……ネタバレOKですので!
 
 じっさい、私はネタバレ気にしません。ネタバレがもっとも忌避されるべきと思われる、推理小説でさえ、読了前に犯人ばらされても平気です。読み方変えるから問題なし。
 こういうヤツなので、ネタバレを本気で嫌がる人の気持ちにいまいち鈍感で、悪気はないんだけどついうっかり、ばらしてしまうときがあるんですよね……。困ったもんです。

 あ。そういえばAmazonさんのカスタマレビューで、本性だしたエンヴィーの描写が気持ち悪いというのがありましたが……まあ気持ち悪くないといえば嘘になるけれど、ベルセルクあたりに比べれば問題なし……だけど、(本来の)対象年齢が違いますね…。うーん。
 でも、この手の、ドロドロ系の気色悪いものって、私も小学生のころ、「少年ジャンプ」で読んでた記憶があるからなあ……。
 子どもの方が逆に、残虐性があったりしますしね。

 それにしても13巻は、閉塞状況にいたせいで、登場人物が限られているようで、読んでいるうちに、いろんな人が恋しくなりました……。
 ここから、またどう展開していくのでしょうか。

 と、ここまで気にはなっているけど、同人誌やら、ファンサイトやらは、私、ほとんど見ておりません。
 べつにわざとそうしてるんじゃなくてですね……、先日、某ちゃんとも話してたんですが、不思議と鋼って、同人萌えがない、というか……原作だけで満足しちゃうという…そんな感じです。
 もっとも、某ちゃんによれば「鋼は作者が同人誌みたいなことやってるから」ということなんですが。
 今回も、巻末、それからカバー下の漫画……。
 正直なところ、同人誌より面白いツッコミを、作者みずからしちゃうってどうなんでしょう(笑)
 好きだけどv
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概念混乱

 花粉予報のサイトを見ていると、ここ2、3日は杉花粉のピークであったと思われるのですが…。
 おかげさまで、ほんとに、ほとんど無傷です私……。
 気がついて、自分でも「おおっ?」と思います。(^^ゞ

 これでも、花粉症に効くといわれるサプリメント以外にもいろいろやっているので…どれが効いている、というのではなくて、相乗効果が現れているのかなあと思ってみたり。
 花粉症の影響は微妙に出てはいるのですが、去年みたいにのどが痛くなったり、なによりつらい鼻閉がないというのはほんとに助かります。
 今年の花粉量が少なめであるというのが、それともやはりいちばん大きい理由かな、とは思いつつ。

      ●

 ぼちぼち5月向けに原稿を始めました。

      ●

 先日夕刊を読んでいたら、ブログの「法的な位置付け」について解説しているコラムがありました。
 ブログは「出版物」としての扱いを受けるそうです。こまかい理由は忘れましたが、やっぱり「公共性」がある、と認められるのですね。
 というわけで。
 たまたま、人の目に触れることがあんまりないだけのことなんで、ブログをおのれの個人的な日記と同様の位置付けをして、あんまり好き勝手を書いては「いけない」ということになります。

 根拠もなく特定の個人を誹謗中傷すると、なにせ「出版物」同様の扱いですから、名誉毀損したと認定される(場合がある)ということなので、気をつけないといかん、と、あらためて自分に言い聞かせてみたり。(←失言癖があるので)
 書いた方にはそういうつもりはなくても、結果において誹謗中傷になる――そういう可能性はありますもんね。
「だってホントのことじゃん」
 ホントのことだから何を言ってもいいかというとそうではないし、ホントのことだというのを法的に「証明」するのはけっこう難しかったりするんですよねこれが。
 あんまり芳しい話題ではない場合、固有名詞を伏せ字にしたり、はっきりとは書かないのはそういうわけで。
 誉めるときは、まあ、個人名を出しても問題ないかなと思います。ほめ殺しでもない限りは。

 ただいま話題のウィニーですが、ニュースを聞いていて思い出しました。
 一昨年になるのかな。知人のMさんとお話ししていたとき、Mさんの娘さん(19才大学生・当時)のことが話題にのぼりまして。
 ファイル交換ソフトでいろいろ映画を見ているのだが、あれは違法じゃないのだろうか。娘に聞くと、べつに違法ではないというのだが――とのことでした。
 違法じゃないって言うけど、なにしろまだ日本では公開されていないはずの映画を、しかもきっちり字幕付きのものを見ているし…とのこと。
 詳しく聞いていると、その娘さんというのは、どうもなにか考え違いをしているらしかったです。

 彼女が使っていたファイル交換ソフトがずばりウィニーだったかどうかは存じませんが…ともあれ、たしかにそのファイル交換ソフト自体は違法ではない。
 が、著作権法に抵触する方法で流通しているコンテンツ(映画など)を見たら、それはきっぱり違法行為なんですよね。
 しかし、そのお嬢さん、交換ソフトと、コンテンツは「別物」であるという認識ができていなかったようなんですよね…。うーん。
 たとえて言えば、「ビデオデッキで海賊版ビデオを見たら、ビデオデッキを持っていること自体はぜんぜん違法じゃないけど、海賊版ビデオを所持した時点で違法だ」、というだけのことなんですけど――ものがデジタルになると一瞬、そういう、社会の常識がぶっとぶのか、完全に概念的に混乱していたようでした。
 私もMさんには説明したのですが、Mさんご自身は、なんせパソコンだのネットだの自体がよくわからないという状態なので――。
 その後どうなさったかしらんと、ニュースを見ると思い出して気になっております。

 私はファイル交換ソフトは持ってません。
 ていうか……ナローバンドユーザーなんで。(←ISDN)
 論外なんです。(^^;)
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