これまでの「おんな城主直虎」

 どうも身辺が落ち着かないうえ、いくら春でもちょっと酷すぎるだろうこれ、と言いたくなるような気候不順ぶりで、体調不良の方も多くお見受けします。皆様ご無事でしょうか。私はあんまり無事でもないです;;

 ということで、このブログって自分の息抜きなのに、その息抜きすら満足にできない状況。早いところ落ち着いてくれないかなー。

        ●

 寒さと気候不順でげんなりしているので、今日のところは本気で馬鹿なことを言って遊びたい。

 NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」。予想以上のハードな状況が続いてますね。ハードだけど、予想以上に充実していて面白いです。

 後代のことはともかく、この当時は吹けば飛ぶような小さい豪族。小さい嵐でも簡単に潰されてしまう弱小豪族が生きる過酷さを見ていると、昨年の真田さん家のことすらゆるいものに思えてくるほどです。
 ドラマティックとは言えるでしょうがあんまり過酷なのも見て辛いものだし、歴史上のメジャーどころではないものって、難しいんですよね、物語の「華」に欠けるところがあるから。
 小説であれば十分面白いけど、映像化となると、地味になって「興行成績」としてはイマイチということが多いもの。

 そういう中では直虎さんはよく健闘しているし、面白いと思います。華にかけるところを、主演の柴咲コウさんがさすがの力強さで見せてくれるという感じ。
 脚本もいいと思う。
 私はほぼ毎回、過酷なエピソードに感情移入した挙句、がっくり(?)してツイートもできずにいることが多いのですが(………惰弱)、でも、ツイッターで、皆様のツッコミツイートを見ているのは好き♡

 小和田哲男先生の監修のせいもあって、安心して「ドラマとして」楽しめますね。

 世の中にはどうしようもないへそ曲がりというのがいるようで、この大河ドラマ(大河とは限らないようですが特に)で女性の主人公となると、歯を剥き出して「怒る」人たちがいます。
 今回もドラマ開始直前か早々か、実は直虎さんは男性であったという説をどこからか持って来て、腐した人たちがいたんですね。
 そうしましたら、これはもう学者としては看過できないことであったのか小和田先生の「講義」(抗議の誤字ではありません)を食らって、静かになりました(笑)

 どのみちミソジニストに優れた人間性が期待できるわけはないのですが(フェミがアレなのと同様)、しかし、ケンカを売るときは相手を見るくらいはしましょうよ……、女と聞いただけで頭に血がのぼるっていうのも不便なもんですね;;
 考証がどなたなのか、知らなかったの?;; とさすがに私も同情しました。
 でもまあ、静かになってくれてよかった、とは思ってます。

 女性の城主というか頭領というのは結構いるようです。そりゃそうですよね、戦国時代で成年男子の死亡率は高い、となれば、未亡人も多かったわけで、本人や周囲の意思や好むところとは別に、どうしても、そういう役目を引き受けざるを得ない人も、少なくなかったと思われる。

 ともあれ、大河ドラマ、直虎。

 身内にはもはやあてになるような男性はほぼいない。いちおう親戚筋となる南渓(なんけい)和尚様がおいでになるばかり。
 直虎さんが出家しているせいもあり、坊さまが身近な存在として登場することも多いんですが。

 そういう中で、このドラマでは、「坊さま萌え」という訳のわからない萌えが出てきました(笑)
 直虎さんの兄弟子にあたる、昊天(こうてん)さんと傑山(けつざん)さん、いいですよね〜。
 とくに武闘派(?)の、傑山さんの鉄壁の『お守り』ぶり、もうその姿がチラッと画面隅に映っただけで安心感がある(笑)
 このドラマ、密かにお坊さまがたにときめいている視聴者は多いのではないか、と思ってます(笑)

 直虎さん自身については、結構、私の好みです。
 男同然であろうとするわけでもなく女性を否定するわけでもなく、と言って女性であることに固執することもなく、ただ、その時、その場で、必要なものを見極めて必要なように行動する。
 決断力と行動力、その潔さは敬服に値する。カッコいいです。

 直虎さんのその領主としての振る舞いや考え方の根底には、殺された(元)許嫁、直親さんの面影がある。
 彼が殺されたとき、彼の魂を自分の魂として生きるという、あの決意にはホロリとくるものがありました。
 自分自身としてというより、志半ばで殺された人の意思を自分の中に宿らせる。
 けなげですが、痛々しくもあり、——でも、凛々しくもあり。ですね。

 直親さんの正妻、しのさんの、直虎さんへのひねくれぶりは、そうなると一層、目についてしまうわけですが。
 しのさんは何も聞いていなくても、知らないはずでも、でもなんとなく、直親さんの魂が直虎さんの中で息づいていることは察している気がする。
 ——とすれば、あのひねくれぶりは、無理もないところかと。

 思い出すのは、イギリスのダイアナ元皇太子妃のお言葉——「結婚生活に、3人は多すぎた」。

 まあ、そういうことなんだろうなあ、つらいところだろうな——と思いつつ、しのさんのことは横目で拝見しております。
 ダイアナ元妃には離婚という選択肢があったけど、しのさんにはそれもない。直親さんはお亡くなりなので、ある意味、もう勝敗はついている。
 
 直虎さんはああいう人なので、そういう受け止められ方は心外でしかないでしょうけど、しのさんには、直虎さんを理解はできない。
 大変ですね……、と。こういうドロドロは苦手なので、横目で見ている、というのはそういう理由。(^^;)
 しのさんはある意味、生きている怨霊なんですね。あれは、坊さまが引導渡したくらいじゃどーにもならない。

 直虎さんの(今後の)ご苦労がしのばれます(すでに)。
 
 先だっては井伊徳政令を大河ドラマで見る日が来ようとは…! と感激している歴史好きの方(……もしかしたら多少なりともご専門かも)をお見かけしました。
 考証はさすがにぎっちりがっちり組まれているし、フィクションとしての部分の膨らませ方も優れている作品ですし、——派手さはなくとも、大河ドラマファンの期待にはきっちり応えている作品だと思いますよ。

 まあ、昨年の真田丸の人気ぶりはちょっと異常なところがありましたので、あれほどとは言わずとも、——いいドラマですから、私としてはオススメです。ってことで。

 最近じゃ傑山さんの笑顔を見ただけで、もうこれで安心だ! みたいな気分になるからすごいもんですよ。
 なんせご出家の皆さまですから——、俗念、俗執を去って、キヨラカな気持ちで萌えていられる(笑)坊さま萌えも、あわせてオススメしちゃいます(笑)
 その一例。↓↓↓
 
 
 

「真田丸」大団円

 今年の NHK大河ドラマ「真田丸」、昨日で全50話完結でございました。

 映画もそうですが、こういう作品の、成功するしないというのは、不思議ですよねえ。
 プロデューサーと、脚本と、演出、音楽、俳優、……面白かったものというのは、それぞれがうまい具合にかみ合っている、相乗効果になってる、というものが多いですね。

 それぞれの要素がいいと面白くなるんだねと思うけど、これはそうとも限らない。

「興行成績」はイマイチという作品でも、個別に見るとそれぞれの要素はきっちり「質」の上等であることは疑いない、というものがある。
 いわば、個別の要素はそれぞれ、品質面では十分なのに、でも、全体としてのドラマなり映画なりとしては、面白くない——そういうものってあります。

 面白いと思うもの、「うける」もの——それは実際には「何」が決めているんだろう、と、不思議に思いながら1年、楽しく拝見しました。

 私個人としては、物語冒頭を引っ張った、武田勝頼が麗しくてようございました。
 偉大なる父親を持った不運、勝頼さんは長い間、「暗愚の人」という認識をされてきたけど、詳しく見ると決してそうではないというのはわかること。なので、今までのドラマで典型的に描かれる勝頼像は、フィクションとはいえ気の毒すぎると思ってきまして。
 その溜飲が一気に下がることになったのが、この真田丸の勝頼さん。キャストは平岳大さんで、いやーもー、美しかったですね〜。

 脚本・三谷さんの人間観察とその描写には恐れ入るのですが、その実力が遺憾なく発揮されたものだったと思います。
 今後、映画やドラマで勝頼さんを登場させるなら、あれを一つの基準にしていただきたい。

 暗愚どころか極めて聡明であり——聡明であるゆえに、自分が置かれた状況や、周囲の連中が何をしているのか何を考えているのか、「わかっている」。
 聡明であるゆえに自分の運命さえ「覚って」しまう。
 頭がいいというのは基本的には羨ましいことのはずですが、あの勝頼さんにはむしろ、その聡明さが、おいたわしゅうございました(涙)

 私個人の事情としては今回は、ツイッターを見る楽しみがあったのも大きかった。
 私が唾棄する勢いで嫌っているのが「史実厨(しじつ・ちゅう)」という連中で、この連中がTLに現れるともう、なんの楽しみもなくなりますね。

 これはドラマだっつってんだろーが!! とわめきたくなるくらい、歴史はどう史実がどう史実は違うあれは違うそれが違うって、もうねえ!!! 首絞めたくなりますよほんとに。(←目が本気)

 それも今回は、考証担当の先生が同じくツイッター上で、いかにも学者さんらしい控えめさ、慎重さで持って、バカでもわかるように丁寧に説明してくださったおかげもあり、静かになってくれたのはありがたかったです。

 その上、ご出演に大泉洋さんがおいでということで、開始早々から「水曜どうでしょう」をもじった「真田丸どうでしょう」というタグが登場しまして。
 このタグで見ているぶんには、さしもの史実厨も湧いて出ることもない。ほんとに、ありがたいやら面白いやら。
 洋さん、魔除け(笑)

 でも実際、三谷さん、わざとかなあ? というくらい、どうでしょうネタが織り込まれていたような気もするんですけど……考えすぎ? (^^ゞ
 
 先日の「あさイチ」の特集の中で聞いたことですが、シリーズ始まって当初は、多分こういう史実厨みたいなのが中心でしょうが、ネガティブなご意見の方が多かったそうですね。
 それを知った心ある人々が、ネガな意見ばかりになるとドラマが捻じ曲げられる、という危機感を持ち、皆さんドラマを「支持」するご意見も寄せてやって! ねえ、黙ってないで! と呼びかけ、以後「大勢」が変わったとのこと。

 これは大事なことだなあ、と思いました。
 だいたい文句タレの方が、ああいうことに熱心なんですよね。ふつーにドラマを楽しんでいる人は、あえて制作サイドに何かを言おうなんてことはあんまり思わない。
 
 ドラマの感想に限ったことではなくて、文句なんて、そんなもんはだいたいは言わなくてもいいこと。
 むしろ感謝をこそちゃんと言え、と。
 でも、日常私どもはその逆をやってる。
 恩は忘れて恨みを忘れない。——逆にしろよそれ。って話。
 これは私も要反省;;

 音楽でも——辻井伸行さん、三浦文彰さんが演奏を担当されまして。辻井さんはすでに十分な知名度がおありでしたが、三浦さんはここで一気に知られるようになったというのは、ファンとしては嬉しいことでした。
 ………人気出るとチケットがまた取りにくくなっていくんだよなあ、と考えるとちょっと泣けるけど、いえ、いいんです。あの実力ですから。まだまだ先があります。
 1年間、毎週あの音色を聞けたのは幸甚というほかはなかった。さらなるご活躍を祈る次第です。

 肝心の、昨日のドラマの内容ですが。
 もうね、最後がどうなるかはわかっているので、みんなもう、たぶん放送開始前から、涙腺ゆるんでましたよね(笑)

 でも、変なふうに感傷的になるわけでもなく、いいドラマだったと思います。

 書きたいことはまだ他にも山ほどある、ってところが、その面白さを証明するでしょうか。
 楽しい1年だったなあ、ということで、感謝、感謝、でございます。
 
 

映画「君の名は。」(多分ネタバレ含む)

 本日は小田和正さんのお誕生日です(めでたい♡)が、だからと言って何をするわけでもなく、ただ手を合わせて感謝を捧げるのみでございます。
 
 ………気がつくとここ何年かのうちに、ずいぶんと、——子どもの頃から頼りにしてきた、あるいはファンでいた人々が、彼岸の人となっておしまいになって。
 ときどき、もうあの人はいないんだなあという不在感に胃が痛くなるような、心細い気持ちになることが増えておりまして。

 小田さんも——「さよなら」を聞いてノックアウトされたのが、当方 12 歳のおりでした。
 未だファンをやっていられるありがたさ。
 そんなあたりをしみじみ感じ入る今日でございます。

       ●

 で、築地市場の移転をめぐる話題で、またしてもマスコミがヒドイなということを書こうかと思っておりましたが。
 昨日、映画「君の名は。」を見てまいりまして、思うこと幾つかを——こういうことってもう「なまもの」でして、時間を置いてしまうとこの勢いも感覚もなくなってしまうので、こちらを優先でまいります。

 いわゆるネタバレをせずに映画感想を書けるか、と考えましたがどうにも自信がありません。
 ということで、本文は以下「続きを読む」(追記部分)に隠しております。

 ケータイからですとこの本文の折りたたみがなくて、そのまま引き続いて表示されておりますのでご注意ください。
 ケータイ、スマホからご覧になっている場合はこの辺でページそのものを閉じてやってくださいませ。
 というわけで、ネタバレ駄目ですよという方、本日はこれにて失礼いたします。m(_ _)m

 御機嫌よう。

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「花燃ゆ」開始1ヶ月

 放送開始から1ヶ月分が終わりましたところで、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」。

大河ドラマ「花燃ゆ」
http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/

 ドラマシリーズ開始直後は、背景の説明、登場人物紹介といったことになり、ドラマそのものは動かない。
 ゆえに、その間、なんとか視聴率を稼ぐのに必要ということで(…かどうかは知りませんが)、イケメンパラダイス状態になるのは、わかります。(^^;)
 今年もまずはイケメンパラダイスなのねーと思って見ておりました。

 が。昨日あたりはそのへんも脱しつつ、かなり楽しく拝見しました。
 ドラマ開始1ヶ月で、ここまで一気に成長した主人公も少ないのではないだろうか。

 まだ(坂本)龍馬さんが二十歳そこそこの時期だものなー(←幕末のお話の基準点を龍馬さんとしている)、さほどドラマティックなイベントがないのはしょうがない。
 そういうなかでも、昨日あたりでは、公と私の相克(そうこく)という、これも人類にとっては永遠のテーマだろうというお話でしたね。

 黒船に密航し外国へ渡ろうとした——「国禁」を犯した罪人として「生きては出られない」牢屋へ送られた吉田松陰さんと、彼と行動をともにした弟子、金子重輔(かねこ・しげのすけ)さん。
 重輔は正確には武士ではなく、商家の出。
 そういう人が志を持ち、武士であろうとする、というあたりは、土佐の近藤長次郎を思い出させます。こういう人、多かったんでしょうねこの時代。

 重輔は身分の低さから、松蔭とは別の牢へ入れられ、そこで病死する。
 志だの、武士になるだの言わなければ、商人あるいは職人として穏やかな人生を送ったはず………と、彼の家族が思うのは無理もない。
 他人から見れば重輔さんは、その純真さ、ものをしらないゆえに直情であるところを、松蔭さんにつけこまれ、「そそのかされ」て、こんな愚かしい、むなしいことになった——と、そう見えるわけですね。

 でも、そうではないのだと、我らが主人公、文(ふみ)さんは見て取った。

 ここらへんが興味深かったです。

 長生きすれば幸せで、二十歳そこらで獄死するから不幸だ、とは、言い切れない。

 二十歳そこらで 80 年ぶんを燃焼する人もある。
 重輔さんにしてみれば、彼は最後まで自分の人生を生ききった、その幸福感はあったはずだ——と、文さんは見たわけですね。

 こればっかりは、他人にはわからないことだもんなぁ。と思いました私も。

 自分の魂からの真の望みというものにつながるというのは、とても難しくて稀なことじゃないかと私などは思うわけで、そういう人間から見ると、重輔さんが、もしも本当に、あの選択を自分の望みだと確信していたなら、たしかに彼は不幸ではなかっただろう。そう思います。

 でも、本人はそれでいいとしても、じゃあ家族の悲しみ苦しみはどうなる——というのも、もっともなこと。

 重輔さんの死を松蔭さんにつたえ、思わず詰(なじ)った文さん。
 その帰り道、母上様の顔を見た途端に泣き崩れたのは、松蔭さんもまた深く傷ついていること、それをわかっていてもなお、さらに彼を傷つけるようなことを言ってしまったことへの、どうしようもない、身もだえするような悲しさでしたでしょうね。
 人を傷つければ自分も傷つく。

 公私のせめぎ合い。
 自分の幸福と他者の幸福がバランスしない現実。
 
 うーんなるほど、と思いながら見た昨日でした。

 昨日の回は、物語の筋書きとしては地味なものでしたでしょうが、人物それぞれの思いも葛藤も、それぞれの俳優さんがそれぞれに説得力を持った芝居をしていて、ああこういうの好き、と思って見てました。

 それに、声。
 文さん役、井上真央さんの声が、いいなあ、と。

 獄中にある松蔭さんとの厳しいやりとりの場面、井上さんの声が魅力的で。

 芝居においては声というのも、その俳優さんの肉体の一部。
 私は映画やドラマよりも、舞台を見るほうが好きなんですが、それは、舞台では俳優さんは声を駆使して芝居をすることが「必須」だから。
 声も肉体の一部ということは、野田秀樹さんのお芝居に通う中で教えてもらったことですが、その声のよさを、ドラマなんかだとあんまり感じることがない。

 でも昨日は、文さん以外の人々も、その声が表現するものが私には魅力的で、いいなあと思ったんでした。

 派手なところはなくても、いいドラマ、芝居であってくれれば楽しいな。というのが、1ヶ月が終了したところで思ったこと。

        ●
 
 全員お揃いでいるようすの、この安定感というのか安心感というのか、いいんですよね♡

 インタビュー記事一気にまとめて読んで——あらためてちょっと泣けたり、感心したり、納得したり。ラジオを聞いても楽しかったんですが、………それで入力過多になったのか、なんだか頭がぼうっとして。
 バッファ容量がぜんぜん足りてない頭なんだと思う……。
 本体のメモリも足りてませんが。(^^;)
 
 で、ちょっと疲れたなー、と思っていたところで、目にしたもの。
 その笑顔はずるい。と思いました。
 ものすごいノックアウト。
  
 

それは私を標的にする

 ドラマ「ボーダー BORDER」、先週木曜日で最終回でした。
 ネタバレはしないように気をつけてしゃべるつもりですが、なにしろ生来の粗忽者なのでどうにもあぶない。
(自分自身がネタバレを気にしないタチなので、どこらへんがネタバレのボーダーラインになるのかわからない。ゆえに無意識に地雷を踏むことあり)

 ということで、以下、続きを読む、追記、Read more…などなどと書かれたところへ移動して書きますね。
 ネタバレ却下という方には、本日はこれにて。
 ごきげんよう。

 うっかりネタバレでもいいよという方は、下記、追記をクリックしてお進みください。
 
続きを読む

2014年大河ドラマ

 今年の大河ドラマ「軍師 黒田官兵衛」、ご覧になりましたか。

 ドラマももちろん見ましたが、それに先立つ「ザ・プロファイラー」のお正月スペシャル版を見まして。(本放送は元日。昨日のは再放送)

NHKオンデマンド| ザ・プロファイラー新春スペシャル「黒田官兵衛の夢と野望」
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2013053433SC000/?spg=P201200092900000
 ↑↑↑
単品販売(210円税込)もあります

 いままで黒田官兵衛については、うっすら記憶に残る程度で、その詳細を聞いたのは、考えてみると今回が初めて。
 いやー。なかなか面白い人だったんですね。おみそれいたしました。

 ということで、ドラマよりもその直前のドキュメンタリー?(になるのか?)のほうが印象に残ったりして。
 
 ドラマはまず第1回ということで、主人公、ご幼少のみぎり。
 最後のほうではやくもご成人、ご元服遊ばされていましたが、これは早いほうですね。子供時代を数回使うのはよくあることで、第2回目からさっさと大人になっているのもちと珍しいか。

 なんにせよ、官兵衛さんのお父上が柴田恭平さんということで♡ あ、なんか嬉しい♡ と、ひとりでテレビの前で嬉しがっておりました。

 それにつけても、黒田さんちが播磨・姫路に定着したいきさつ、最初の主君となる小寺氏の、中小企業の悲哀っぷりがもう……ひとごとには思えず、思わず涙。(TへT)
 ご大家にはご大家としての苦労はありますが、でもやっぱりこう……吹けば飛ぶような存在である、ということの切なさは、ありますよねえ……。
 まあ、ご大家だから将来も安泰ってわけじゃないですが。とくにこの時代は。

 官兵衛さんについては今回初耳、そして印象に強く残ったのは、官兵衛さん、側室はいっさい持たなかった、ということ。
 なんと、えらいもんだ……。このころの武将、大名なんてのは、女のみならず男をも「たしなむ」のが一般的だったというのに。

 さりながら、聞けば日頃は倹約家でいらしたとのことなので(しかし、使う必要があると思ったら倉を空っぽにするくらい使う)、——女性を囲えばお金がかかりますからねえ…。実際家らしいところでもあったのかもしれませんね。

 考えてみるとこの時代——戦国時代の大河ドラマというのも、何年ぶりかになるんですよね。やはりあの雰囲気がちょっと懐かしい気がしました。
 また1年、楽しめるといいな、と思っております。

 

大河ドラマ「八重の桜」

 そういえばすでにAmazonさんから、コミケのカタログも到着しているのですが……、コミケまえに逮捕でよかった。
 ありがとうございます、警察、捜査関係者の皆様。

<黒子のバスケ脅迫>大阪の男を逮捕 威力業務妨害容疑
毎日新聞 12月15日(日)21時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131215-00000050-mai-soci

 それにしても……、なんですか、「黒子のバスケ」作者とは面識もないってことですか?
 ファンが高じてストーカー、みたいなことはときどきあることですが、この犯人の場合……、そういうこととも思えない。
 強烈な嫉み、というものは感じられますけれども、……うーん。
 ほかにも嫉みの対象になりえる人はいくらでもいると思うのですが、そういうなかでなぜ、「黒子のバスケ」の作者のみがターゲットにされたんでしょうか。

 逆恨みとさえいえない怨念。
 考えれば考えるほど気持ち悪い。……日本人なのこの人?(←最近の私のよくない傾向)

 ともあれ、コミケまえに逮捕されて本当によかったです。
 取り調べが進めば、犯人の動機もある程度は明らかにされるかとは思いますが……、まあ、キチガイの理屈を聞いてもなあ。

 なんにしろ、逮捕されてよかった……(しみじみ)
 捜査関係者の方にはあらためて御礼を。m(_ _)m

 コミケのカタログも届いていますが、まだ「お宝の地図」の作成にはかかっておりません。
 今年の夏も結局は、前泊のホテルについてから急いでチェックしたもんだから、けっこう漏れがありまして。
 今回はじっくり、確実にいきたいものでございますが、すでに迫ってくるのは年の瀬の足音;;

         ● 

 今年の大河ドラマ「八重の桜」も、昨日で最終回となりました。
 やはり1年もかけてのドラマとなると、感無量の感がありますね。

 私が嫌う明治政府のベクトルは、1945年の敗戦で、いちおうの終息はみたといえるでしょうが、あのマスコミのベクトルは、いまもなお、続いているんですねえ。
 反権力をいいながら、自分たちが権力、というより「暴力」であることに無自覚。それでいて、自分たちには大勢の人を動かす力があると信じている。(そのこと自体は、そのとおりですが)

 八重さんの、「その力を使って、何をするつもりか」という問いかけに、結局、ドラマのなかでは徳富蘇峰は答えていません。
 私もこの問いかけは、してみたい気がします。
 とはいえ、心が狭いわたくしは、その返答を聞いてもしょうがない、という気がする。(^^;)
 返答を聞いても、怒って手近の茶碗を投げつけるだけなら、聞かないほうがいいでしょうね;;

 ま、マスコミの腐敗というのは、なんと明治早々に発生していた、ということで。

 ドラマですが。
 私はなかなか楽しんでみた1年でした。

 とはいえ——、やっぱり、つらかったですけど。
 やはりあの会津戦争——あの結末はわかりきっている望みのない籠城線は、つらかったです。

 つらいなーと言いながら見ていて、しかし、会津の追いつめられていく様、回避の道が次々にふさがれていくさま、ときには自ら、退路をダメにしていく様が。
 ——太平洋戦争で、追い込まれていく日本の状況をミニチュアにした——といいたいほどに符合することに気がついて、なんとなく、ぞわっとした。
 それが、印象深かったです個人的には。

 当初いわれた「イケメンパラダイス」状態は、私もちょっと鈍くして、ひとさまからそう言われるまで気がつきませんでしたが、ともあれ、山本覚馬役の西島秀俊さんが、やはり印象深かった。
 刀ではなく、槍の殺陣というのはそう見られるものでもないし、じっさいこなせる役者さんというのも、数が限られているのでは?
 そういえばあのときは、あんつぁまのもろ肌脱ぎにときめいた人々もいたようですが……、ああ、……まあ気持ちはわかるんですけど、それはそれとして、あの殺陣の見事さも見てやってくだされ。と思いました。(^^;)
 
 体幹ていうんですかね、足腰が強くないと槍は使い切れません。
 なんかすごいもの見ちゃったぞ、と思いました。

 八重さんですが。
 いやはやもう、ほんとに、大変な一生ですね。ふつーの人間の、3人前くらいは生きちゃっているんじゃないだろうか。
 精神的にも強い「ハンサム」だったのは疑いようもありませんが、肉体的な意味でも強靭だったそうで。
 米俵2俵担いだっていうし…、ホントにいろんな意味で強かったんだなと思いました。おまけに没年が昭和7年。満年齢で86歳(誕生日がくれば87歳という年だった)、享年というのは数え年で言うので、享年は88歳ですね。

 ラストシーン近く、満開の桜を見て、「散らす風を、花は恨まない」というのにはぐっときました。
 あの、会津藩のもと家老、西郷頼母さんの人生も、まことに波乱にして苛烈、かつ理不尽そのもの、と思います。
 それでも花は咲き、人々は、けなげに生きて、笑おうとする——と頼母さんがいうのには、泣けました。

 なにぶん私も、ネガティブな人間嫌いですから、なかなかそういうものを受け容れられないのですが(今朝も今朝とて、せっかく枝を伸ばした常緑樹を、枝をぶった切って丸坊主にしやがった人をみて、あやうくその人を呪いそうでした)、そういう「人というもの」を、すなおに認めたいものと思います。(←なんとなくやる気のない言い回し;;)

 あの震災後に、とある中学校で卒業式がおこなわれたようすを、テレビで拝見しましたが、答辞を読んだ少年が、
「天を憾(うら)まず、」
 と、泣きながら、それでも叫ぶようにいった、あの場面とその一言が、忘れられません。
 
 花を散らす風を、花は恨まない。
 めぐみとともに大災害をもたらすなにものかを、憾まない。

 ただ、生きている限りは誠実にひたすらに生きる。

 そういうメッセージはたしかに、伝わりました。
 よかったと思います。

 ………花を散らす風は恨まないが、必要もないのに枝をぶった切るばかな人間を、私は憎んでしまいます。
 どうすればいいでしょう;;(←……まあがんばれ)

 
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