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2017.08.28 (Mon)

一般名詞は「同人誌即売会」

 特殊な世界である、といっても、それがどう特殊なのかさえ伝わりにくい「業界」なんだなあと実感した話題でした……。

真木よう子 冬コミ参加中止を発表し謝罪「安易な気持ちで応募してしまいました」
2018/8/28(月) 11:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00000093-spnannex-ent

 記事引用はしない、お名前も書かないで書くつもりでしたが、上記の記事にあるご本人のコメント、確かにそれが本意ではあっただろうと思われるので引用いたします。

「私の様な所謂「有名人」や「芸能人」は、皆様に画面越しででも、紙面越しででも、規制が入ってしまいます。其れは、芸能事務所に所属していれば当たり前の事であって。しかし、本当に己が良いと思うものにまで規制がかかり皆様にお見せ出来ないフラストレーションを、正直抱えていました。

そんな折、コミックマーケットと、いう自分で好きな物を作って、皆様にお渡しできる場がある事を知り、是非、応募しようと思ったのです。」



 これは真意だろうなと思います。
 
 コミケ=コミックマーケット——というイベントが現在は突出して有名になってしまいましたが、これは「固有名詞」でして、同種のイベント、一般名詞としては「同人誌即売会」と申します。

 音楽フェスが一般名詞で、フジロックフェスティバル、ロックインジャパン、ライジングサン、サマーソニック、と、それぞれのイベント名が「固有名詞」。
 コミックマーケットは固有名詞であり、実際には、同人誌即売会のイベントは他にもいくつか——というより個人主催のイベントも多いから無数にと言えるくらいにあるんですよね。

 同人誌即売会は「オタク」と世間からは白眼視される人々の集まりってことで、昔はほぼ無視されていまして。
 こちらからもあえて一般社会に認められようなんて思ってないですから、外部への発信はゼロ。

 そういう傾向があるせいで、以前にはコミケというものがだいぶ、ネガティブなイメージで面白半分にメディアに取り上げられる——まるで「捕獲された宇宙人」みたいな、いえ、それよりも悪い、侮辱的な扱いをされることが多かったですね。
 現在はそういうことも、だいぶ減りましたが。
 
 それでもなお、「誤解」されるんだなあと、思わずしーんとしてしまう;;

 特殊な世界だとは伝わっていても、どう特殊なのかは伝わっていない、ということが、真木さんの行動でわかって、私としてはそちらの方が「そうかー……↓↓↓」という感じ。
 そうかそんなにわかりにくいか。わかりにくいよなそりゃ。——と。

 同人誌というのは「同好の仲間で作る」もの、同好の仲間に向けて作るものですから、作るにあたっては何の規制もございません。
 自分が好きでこれを表現したいというものがあるなら、それこそ、手書きでも、コンビニでコピーとってステープラ(一般名詞。ホチキスは固有名詞)で製本したっていいんです。

 手作りのコピー本でもとにかく仲間に配る(=頒布する)にはその機会が必要であり、同人誌即売会は、そのための「場所」を提供するものなんですよね。

 本来なら、そういう「自由で開放的な」ものが同人誌即売会。
 ですが。
 これはあまりにも、ものを作るにも配るにも集まるにも、とにかく世間一般の常識、習慣、なかんずく「商習慣」からはかけ離れているので、逆に、世間からは理解されない。

 ………ということを承知しているつもりでしたが……、うーん。
 
 なぜ、本を発行する、そのためのお金をクラウドファンディングするのは「違う」のかというと、同人誌というのは「これが好き! だから表現したい!」人が「自分の責任で」作る、というのが大前提なんですよね。
 だから通常、そこにかかる費用はすべて自腹です。

 クラウドファンディングというのはいわば他人からの「投資」を募るものなので、「投資家」に対する責任が生じます。
 なんて言えばいいのかな……もうこの時点で、「違う」んですよね……自分の好きを、自分の責任と能力において「のみ」で形にするのだという「精神」とは。

 でも、これがどれほど世間一般の「常識」には「ない」考え、概念であるかを、図らずも、真木さんの行動に、見てしまいました。

 真木さんの、でも、そのお気持ち、よくわかります。
 この気持ち自体は、コミケに集まる人々の気持ちと同じでしょう。

 でも、その気持ちの「置き方」がどうなっているかは、なかなか外部には伝わらないんだなと。
 でも伝わらないのも当然だし(ほぼ発信してませんので)、逆にいうと、コミケとはどんなところか何をしているのか、人々の「気持ち」は、習慣は、規則やマナーや「常識」はどうなっているのか……と、これでもかというほどリサーチしまくった叶姉妹のすごさが、改めて見えてくる、とも、思いますね。
(くだんの『グッドルッキングガイ』ズは、『かさばる』とおっしゃったのも、冗談めかしてはいますが、コミケという場所柄をきっちり考慮していることがわかる発言でしたし)

 リサーチも丁寧だったし、ブログ越しにも寄せられた意見をさっと吸い上げるし、……ネット民とのやりとりがなければ、やはり難しいところもあったはずだと思いますから、誰もが叶姉妹並みのことができるとは、私には思えません。

 なので、真木さんを「責める」のも、おかしな話じゃないかと思っております。

 あと、同人誌即売会の醍醐味は、何と言っても「作り手と、受け取り手の直接のやりとり」ですね。
 自分で作った本を自分が直接売って、買ってくれた人に褒められたり叱られたりの面白さは——これはもう、一度味わったらなかなか抜け出せるものでは。(^^;)

 真木さんには、私としては、せっかくですから、あの「直接のやりとり」の面白さ、醍醐味も、味わっていただければ——今後にでもその機会を持ってもらえれば、と思います。
(と言って、見込みがあると思うと、沼に引き込もうとするのは悪いクセ・笑)

 多分、何かを作って「仲間」に「配る」、つまりは共有するという形態としては、同人誌即売会はかなり「純粋」なものを(まだ何とか)維持しているのですが、しかし、純粋だからこそ、世間から見たらどれほどの「非常識」であり「理解できない」ものか——、それが見えて、何となくボーゼンとしてます。

 純粋であればいいってもんじゃない……、そういうことでもあるんじゃないかと思って。
 
 

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2017.08.13 (Sun)

コミックマーケット92・2日目行き

 2日ぶりのご無沙汰でございます。
 昨日は、「コミックマーケット92」2日目に行ってまいりました。

 今回はまたいろいろ面白かったんですが、何はともあれ特筆すべきはあの気象条件でしょう。

 前日もかなり涼しかったようですが、深夜には雨も降り、昨日は夜が明けても小雨がぱらっと降ったり。
 気温が高くないというといいようですが、気温が低いために湿度がとんでもないことになり、汗をかいても蒸発せず(つまり体温を発散できず)、冷たい空気がまとわりついて肌の表面を冷やし、体温調整の自律神経大混乱、結果、具合が悪くなる、——というのを経験しているので、油断はできないと身構えて行きました。

 が。昨日は気温は低めでも湿度はそこまでではなかったようで、風には冷たさがあり、むしろ半裸のコスプレイヤーの方にはちょっと寒い、くらいの条件となっておりました。
 私もあれほど汗もかかない夏コミって記憶にないです。通常は熱暑にやられて汗ダラダラ、化粧なんかもう一瞬で流れてく、ということになるものなんですが。

 ノースリーブのワンピースに、結局ほぼ丸1日、長袖のカーディガンを着ていて平気だったものなー…。
 もうあんな夏コミには遭遇することは2度とないかもしれません。
 貴重な体験でした。 (^^;)

      ※       ※

 東京ビッグサイトは昨年に、東ホール側に新たに2ホールが増築されました。
 5月のイベントで行ったときに、その東7、8ホールを見学に行こうと思っていたのをすっかり忘れておりまして。
 今回配置された先が東8。どんなものかとちょっと楽しみにしてました。

 敷地の関係でかなりの変形なんですね〜。東7はそれなりの大きさですが、東8は大きくないし、台形だしってことで、見ていると気分が悪くなるとか、なんとなく感覚が狂う、という人もあるようです。
 でも、古参のものにとっては、「晴海のA館みたい…」「なんとなく天井の感じが、ゴジラ館を思い出す…」と、少々の郷愁を誘われるものがあるようです(笑)

 晴海とは、晴海国際展示場のことであり、1959年〜1996年まで、日本を代表する、大型複合見本市会場でした。……ここも増築増設で各館が作られて行ったのでおよそ統一感がなく、使い勝手がいいとはいえませんでしたが、でもなんとなく好きだったなあ。
 
 この東7、8も、後から無理矢理に増築しているものなので変な形をしている。「どうしてもこーゆーことになっちゃいますかね」というのが最初に聞いた時の感想。(^^;)
 晴海を思い出すのもむべなるかな。

 今回は東1〜8ホールを使いながら、西ホールには一般サークルではなく企業ブースが集められた格好で、企業には興味のない私としては、回りやすくて良かったです。
 あの東西ホールの往復は、夏でも冬でも1日に1回が限度、という過酷さなので(私には)。

 東7、8へは、一度外へ出ることになります。屋根があるので多少の雨なら十分避けられますが…。
 良かったと思うのは、東8はこじんまりしているのでシャッターを開けると風通しが良く、午後になっても館内の空気がどよ〜んと淀まなかったこと。

 離れ小島で食べ物屋には遠いですが、東7、8のリンクエリア、東7ホール側には「イーストショップ」なる売店があり、結構あれこれありました。
 揚げもち美味しかった……(味覚の反芻)
 
      ※       ※

 コミケでは、どのジャンルが(2〜3日間ある開催期間中の)何日めになるかは、だいたい固定されています。
 が、これですと、いっつも金曜日になるので仕事柄参加できない等の嘆きがあり、少しずつ、いつも3日目だったジャンルが2日目になる(ことがある)などの「入れ替え制」を始めているようです。

 今回は、大体は3日目にあたり、私どもは大抵1、2日目になるジャンルなのでご一緒になることは少ない、ミリタリー、鉄道、旅行のジャンルがありました。
 これも何かのご縁と思い、ミリタリーというところへ足を踏み入れましたが、や、なかなか楽しかった。
 男性が多いジャンルとはいえ、エロ主体ではないので、そういう意味では私にも気楽。(^^;)

 同じ男くさい世界でも、硬派な雰囲気ですから、エロよりは気を使わずに済むところがある。
 ということで何冊か、面白そうな本を見つけては購入。
 それで気がついたんですがこちらのジャンル、軍装のコスプレの方が多いんですね。自衛隊とは限らず他国のものとか警察関係もあったのかしら。

 私はコス好き、制服萌えという訳のわからない趣味があるので……いやーもー、眼福眼福♡♡
 その「考証」はもちろんバッチリできている方の軍装コスですから一片の隙もない、ってところ。
 なんとゆー(私には)パラダイス! もうこのジャンルに居座ってコス鑑賞してたい! と思いましたね。
 嫌がられそうだけど(笑)

      ※       ※

 今回の特記事項はなんといってもこちら。
IMG_2719.jpg


 写真左端にあるA4サイズのきものの本。
 前日、コミケ92、1日目に行ってきたという方のツイートで、「つい買ってしまった」とのツイートについていた画像が、このきものの本でした。
 わあいいなあ、私もこの本欲しいなあ、でも1日目だったのかー、私は2日目だし、すれ違いだあ……と思っていたんですが。

 その、ミリタリーを目指して歩いているとき、この表紙が目に入りまして。
 えっ?! と驚き思わず寄って行ったら間違いない。
 昨日は同じく着物好きの方に委託されていたようですが、どちらのサークルさんの本も素敵。
 迷わず購入。

 なんという奇縁。

 あの星の数ほどあるサークルさんの中で、しかもこっちは全く別ジャンルを目指して歩いている途中、テキトーに選んだルートを行っていただけ。
 それなのに、線で引かれているようにまっすぐあの場にたどり着き、本を入手できたとは。

 ………こーゆーことがあるからコミケはやめられないんですよね〜。
 偶然というにはあまりにも……という出会いがある。

 本当に、運命としかいえない出会いとか、確率的にすごすぎて、偶然という言葉では片付けられない引力を感じることがあるんですよね。
 
      ※       ※

 帰り道でもさらにもうひとつ、感動した出来事。

 コミケ後、いつものようにお茶してから新幹線に乗りましたが、駅に着いたのが、出発まで20分もあるくらいの余裕ぶり。
 でも帰りは時間がどうなるかわからないために指定席は取っていない。早めに行って、自由席車両のところで並んで順番待ちするつもりでした。

 20分もあるのは、折り返し運転で、東京駅についてお客さんが降りた後、清掃となるから。清掃されている間、乗客は、夏は熱暑の中冬は冷気の中、じっとホームに立って清掃が終わるのを待つのです。……が、これ、本当に過酷。
 例年8月ですと、炎熱と西日にジリジリ焼かれる「地獄」となりますが、まあしょーがない。ケーキ食べた分でがんばろ…と思いつつホームに行きました。ら。

 なんと! すでに入線、すでに清掃済み、すでに乗車可能状態!!

 マジで?! と思わず友人と叫びましたわ。(^^;)

 いやもう、ありがたいのなんの。
  
 去年は暑いうえにもろに西陽を受けてジリジリ焼かれて、これはたまらないということで、友人と私で交代しながら並んだというのに。

 今年は待ち時間ゼロ。
 涼しい車内に一番乗り、出発までのーんびりさせてもらいました。

 昨日はそういうわけでラッキーに次ぐラッキー。
 もうこんなありがたいコミケもないだろうな…と思いつつ、帰りの車内では爆睡(笑)

 通常よりも体力を消耗しなかったという、すごい1日でございました。

 年に2回のオタクの祭典も終わった……。
 明日からまた平常に戻ります。m(_ _)m
 
 

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2017.06.11 (Sun)

夏の足音

ジャンルはコスプレだあああ! 叶姉妹が夏コミサークル参加に当選、いきなり“壁サー”降臨
2017/6/9(金)23:00 ニコニコニュース/ねとらぼ

 夏コミこと、コミックマーケット92の、サークルの当落結果が発表となっておりますが、そういう次第で、叶姉妹さんも無事、当選なさった由(よし)。

 昨年末の通称・冬コミでは買い物に来る(=一般参加する)というだけで驚天動地、阿鼻叫喚の大騒ぎ(←大げさ)となりました。が。
「自分はまったくの初心者」
 という立場をわきまえた上での行動いちいちがごもっともなものであり、叶美香さんのブログでおっしゃることも、まことに、「そのとおりでございます」と平伏したくなるものばかりでした。

 ということで、サークル参加なさるらしいというのは以前から聞こえていましたし、私としては、「よろしいんじゃないでしょうか」と。
 冬コミのときは、また部外者が冷やかしで来るのかと思いましたが、実際には、伊達や酔狂でああいうご商売をなさるわけではないのだと思わず納得の、手堅いリサーチにはむしろ見るべきものがあって、あたしゃ感心してましたよ。
 おふたりの派手なところばかり見てちゃいけませんですよ皆さま。

 私もかなり露骨な男嫌いの女好きとはいえ、セクシュアリティは(残念ながら)ノーマル・ストレートなもんで(不条理ですわ)叶姉妹のボディラインには何の感興もございません。
 ゆえに、おっしゃることや、ああいうリサーチや参加における行動のいちいちの方が私には気になるし目につく。
 目についた結果、なるほどなー、女性のファンが大勢いらっしゃるのも当然なんだなー、と納得。

 私は言葉を聞く。行動は見ればわかるものですが、言葉もまた、私には重要な手がかりとなるもの。そちらから見ても、叶姉妹さんには、はばかりながら、不肖私、好感を持っている次第です。

 冬コミの様子からだとジョジョサークルでくる? と思ってたんですけど、コスプレかー。いや、そりゃもう「プロ」と言っていいくらいですもんねえ。(^^;) クウォリティ高そう。

 ただ、コミケにおいてはコスプレにもかなり厳重なルールが設けられているので、記事中にある画像のようなコスプレ、そのまんま、ってわけにはいかないと思われます。
 写真集とかDVDなどについてはコミケのルールってどうなっているんでしょうかね…。私は見たことないので存じませんが。
 本、同人誌については規制はよく存じておりますが。(^^;)

 叶姉妹を受け入れる運営——準備会とスタッフさんも大変ですね。
 超・大手サークルになるのは目に見えてますが、——しかし冬コミのときも、機能不全に陥るほどの混乱は見せなかった、コミケの参加者もエライと思うので、まあ今回も何とかなるんじゃないでしょうか。
 コミケにおいては有名人であろうが何だろうが、参加者は等しく参加者である、という理念が、今回も守られることを希望します。

 バカみたいに騒ぐことはないけれど、美香さんとご案内役のスタッフさんが歩いたとき、「人の波が割れた」という、「出エジプト記」のモーセみたいなお話、私は聞いて抱腹絶倒でした(笑)
 それくらいでおさまるなら、今回もきっと心配なかろうと思ってます。

 私も行列だけでも拝見したいのですが(昨年は西川貴教さんのサークルの大行列、外周部分だけを眺めて、おー、すごいなー、と言ってました)、あいにく私が行くのはその次の日なんですよね。残念(笑)
 前日はきっとまたネットで、皆様のツイート実況から状況を見守ることになるかと(笑)

 元のねとらぼさんの記事ではなく、こちらのニコニコニュースの記事にはコメントがありますが、そうですね、コミケに初参加、初申し込みをした場合、たいていは落選となると思います。理由はわかりませんが。
 そういう中で叶姉妹がいきなりの当選で、やっかむコメントもありますけれど、初申し込みが落とされることが多いのは、実績がまだない場合はダミーサークルの可能性があるので、それで弾かれるんじゃないですかね。
 とするなら、叶姉妹というのはもう「身元」がはっきりしているので、ダミーじゃないかと疑う理由もないってことで、妥当じゃないかなあ。

 むしろ問題なのは、当選してるのに本を置かない(発行しない)サークルだろうというご指摘はごもっとも;;
 とはいえコミケ参加者は大多数がフツーの市井の人であり、必ずしも新刊出せるだけの、時間的余裕があるわけでもないので、怒るわけにもいかない。
 いろんな難しい事情を抱えながら、それでも、何とかやりくりしてくる人も少なくない。
 コミケ参加者は相身互い。思いやりを持って行動を、ってことですね。(^^;)

 何にしても。
 夏の足音が近づいてるなー……と思うと、ワクワクしてきますね。
 
 

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2017.05.11 (Thu)

「菓子折り」トレンド入り

 あんまりオタク話ばかりだと顰蹙(ひんしゅく)を買うのかしら、と思いつつ、またオタク関係のお話。
 ツイッターの「トレンド」に「菓子折り」があるのを見つけて、母の日も近いし、何か話題のお菓子でもあるのかなとのぞいて見たんですが。
 予想もしていなかった事態でした。

 ことの起こりはこちら↓のツイート。アンケートになってますが、同人、同人誌をご存じない方には意味不明の話題ですがそこはこらえていただいて;;


 これがなぜトレンド入りするほどの話題となって広まったかはこちら↓がよくまとめてくださってました。


 最近では同人誌を発行するサークルさんも、ウェブサイトを開設じゃなくて、もっぱらPixivとSNS、という形態が多いらしい、という話を先日もいたしました。
 ツイッターではフォロワーさん=読者(常連さん)になるのは、まあそうなるだろうなと思いますが。

 同人誌は商業誌ではない(当たり前ですが)。プロ作家ですら同人誌を発行したりしますが、同人誌と商業誌の、その決定的な差は、「書(描)き手本人の都合・勝手」にある。
 同人とは「同好の士」のことであり、同人誌というのは、「同じものを好む仲間が作った本」。
 好き、というものがなければ存在しないのが同人誌。人様の方を向いて、人様のことをあれこれ考えつつ制作・発行される商業誌とはそこが決定的に違う。

 …………ということを、これ、完全に見落としてんじゃないの?;;

 同人誌を作っては見たものの、思ったほどハケないなんてのは、よくあるどころか「当たり前」くらいのもの。
 捨ててしまうのも惜しい気もするから、ちょっとでも興味ある人がいたら、無料であげます、と言って配った。
 無料でもらっては見たものの、あんまり面白いとは思わなかったなー、という、ここまではわかる話。

 驚くのはここからで、無料でもらったものに「面白くなかった」とクレームをつけ(私としては、インネンをつけ、と書きたいくらいだ;;)てきた相手に「お詫び」して、お詫びの品もお送りして……というのは、「なぜ????!!!」でした……。

 これを見て、やはりオタクの世界は「異常」だと思われるのも困るんですが。
 むしろこれは一般社会と同じで、モンスター化したクレーマーに対しては「そんなバカ、ほっとけ」というべきところ、過剰にへりくだって必要のない時間と手間とコストをかけているわけで——これは一般社会でしょっちゅう見ることじゃないですか…。
 ちょっとクレームがあるとすぐにあれこれを引っ込めてしまうお役所や企業さん。私は「気の毒だな」と思うのも通り越して、「こういうバカを相手にすると、まともな客の方が(結果的に)被害を被るので、相手にしない。という方向で」と、最近ではそのように思っています。

 すくい上げるべきちゃんとしたクレームと、相手にしてはいけないバカは区別しようねというだけのことなんですが。

 むしろ、一般社会よりも、「個人の”好き”」こそを「原理」としている、オタクの世界でこんなことがあるものかと——そちらにびっくりしました。

 同人誌と言っていながら、マイナーなジャンル——小説でもアニメでもなんでも同じですが、もともと世間ではあまり知られていない、まして熱心なファンはもっと少ない、という中でも、「でも私は好きだから!!」で行動しているのがオタクというもの。

 自分の好きについて、誰の指図を受けようというのか。
 まして、好きだの萌えるだのは完全に、個人個人の好みでしかない。面白くないとかつまらないとか萌えないとかは読み手の都合。書き手はそんなことは関知しない。
 それこそがオタクというものなのに——。
 つまらなかったという感想を言うまではわかるとしても、返金を求めるとかそれに応じるとか、「お詫び」とまできたら本当にわけがわからない。

 基本的にはこのかた、いい人なんだろうなーと思いますが………謙虚はいいけど卑屈はよろしくございません。謙虚すら、美徳よりは「悪徳」に振り分ける文化もあるくらい。
 
 さすがにこれは極端な事例ですが、でも、これを見て、ヘンだ、と思うなら、「オタクはヘンだ」ではなく、これと同じことは一般社会ではもっと広範囲にある、と言うことを改めて考えてみていただきたい。
 で、岡目八目の冷静さで、こういう問題の「本質」に目を向け、「バカは相手にすべきではない」という「気づき」になってくれればいいな——と思った次第。

 金銭の授受そのものにはルールも責任も生じるのはわかりますが、好きか嫌いか面白いかつまらないか萌えるか萌えないかは、そんなもんには作り手の「責任」などない。
 作り手は(この場合)、自分の好きという情熱を表現しただけ。他人のためにやったわけじゃない。

 自分で好きで買った本なら、好きも嫌いも、それは「読み手」側の責任てもんですよ。
 自分の好き嫌いすら他人に「おまかせ」しちゃう、それもまたモンスターなんちゃらの精神構造でしょうね。
 以前から思うことではあったけど、モンスター各種の人たちって、我が強いようでいて、実際は自分というものが何もない、本当に空っぽの人たちなんだなあ……、とあらためて思いました。
 
 他人に何を奪われても、好き、というものだけは絶対に渡さない。
 せめて、それくらいの「自己」があってもいいんじゃないですかね。


 ところで、この話題で思わぬ注目を浴びてしまったツイ主様ですが。
 この際だから自分が好きなものを(有り体に言えば日頃はマイナーなので、これに乗じて)宣伝しちゃえ! というその気合い。素敵だ。
 オタクはかくあらねば。ねえ。

 
 

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2017.04.18 (Tue)

私欲で目がくらむ

 諸般の事情から、ツイートの引用も記事の引用もためらわれるので、私の心もとない要約のみで話を進行させてしまいます。意味不明瞭のところが多々あると思いますが、ざっくりした「あらすじ」がわかればいいやくらいのおつもりでお付き合いください。

「けものフレンズ」というアニメ番組がございまして、こちら、大変人気もございます。

けものフレンズプロジェクト公式サイト

 で、その作品のファンである人々の中には、この作品を元にパロディ作品(小説や漫画、デジタルコンテンツなど)を作っている人々がいる訳ですね。
 こういう作品を「二次創作物」と総称します。

 一次はもちろんオリジナル作品のことで、二次創作は、ここでは主に個人が自分の好きなようにパロディとして作ったもの。

 このパロディの中にはエロ作品も含まれます。二次創作=エロ、ではありませんが、二次創作物には珍しくないものでもあります。

 この二次創作物のエロ作品を「公式に禁止にしてもらうための署名活動」を立ち上げた方がいらしたそうです。
 どの程度署名を集めていたかは存じませんが、署名人数がツールによって水増しされていたことが発覚し、署名活動は終了。現在は署名活動は行われてないとのこと。

 早い話、オタク腐女子と呼ばれる連中のやることを全面的に「公式によって」禁止しよう、という、思想統制の発想なんですね。

 この発起人という方のツイートもいくつか拝見しましたが、今回は「けものフレンズ」だけど、ゆくゆくは、「すべての」成人向け二次創作へと、この活動の対象を広げていきたい、とのことでした。

 ここで一つ確認したいのは「猥褻物」と「成人向けコンテンツ」は違う、ということ。
 前者は完全に法律違反。
 後者は合法、適法のものです。

 エロ作品、と言ってしまうと違法のイメージも強くなるかもしれませんが、同人業界(……業界っていうのかな)では、適法であることを厳格に守るように指導も自主規制もされていますので、エロと言っても適法のものである、とご理解願います。

 適法の作品は「18歳未満」の方には販売できませんが、それ以上の方(成人)には販売できるもの。
 違法の猥褻物は何歳であろうと関係なく販売、それどころか所持自体でお縄になるもの。

 二次創作物に好意的な人ばかりではないことは重々承知しておりますが、エロ作品は法に従ったものであれば、製作・頒布に問題はありません。

 いわば、一般の書店でゾーニングされつつも販売される成人向け雑誌と同じもの。
 そういうものを「とにかく禁止」にする、「禁書」にしようという訳ですね。
 これが妥当なことかどうかは、すぐにわかるでしょう。

 思想統制する気なんですねこの発起人は。
 しかもその根拠は「自分が不愉快だから」。
 ……自分一人の好き嫌いの話か

 どうにもあきれた話ではありますが、でも、多いんですよねえ…。自分の嫌いという感情で目が眩んで、自分が何を言っているのかもわからなくなっている人ってね。

 二次創作物に問題があるとすれば、エロかどうかではなく(これは法律に従っていれば問題ない)、むしろ、二次創作物の頒布にあたり「金銭の授受」があること。

 個人が好きなアニメのキャラを落書きして、友人に見せて、上手だね〜と言っているぶんには、権利者も口出しするところではありません。
 同人とは「同好の士」のことであり、その友達というのがもう少し規模を広くしたもの。
 ……ということで始まったのが同人誌であり、ただ落書きを見せ合うばかりとは言えない規模に広がったので、本を作る実費とかはもらってもいいかな、ということになり。

 同人のほとんどは儲けなどない状態ではあるものの、金銭の授受があるとなれば、権利者は介入する余地がある、と言えます。
 ここんところはもう法的にはグレーゾーンというほかはない。ゆえに、オタク腐女子は息を潜め、自分たちの行動を自ら監視しながらここまで来たという事情がある。

 署名の発起人がつつく余地があるとすればこの点でしょう。

 エロかどうかではない。二次創作物自体を否定する、ということなら理解できますし、公式による禁止も、現実的なものと言えます。
 でも、発起人自身は「二次創作そのものを規制するつもりも成人向けの表現を規制するつもりもありません」というツイートもしている。
 正直言えば、私には意味不明です。

 結局、自分が気にいるような作品ならOKだが、自分の好きなキャラを使ったエロ作品は許せない、ということでしょうかね。この文脈だと、そのようにしか「理解」できないんですが。

 なんにしろ。
 二次創作物の頒布が法的にグレーなのは認める。この点から禁止を訴えるのなら理解できる。
 でも、二次創作は禁止じゃなくていい、エロパロディをやめさせよう、と言っていながら「ゆくゆくはこの”公式によって二次創作物の禁止”を全面的に広げたい」とは………どうも私には、この人の「話の筋」が見えません。
 見えるとすれば「要は自分が気に入らないからやめさせるってことでしょ?」ってこと。

 自分の好き嫌いでしかないのに、他人を巻き込んで「正義漢ヅラ」する、というの、本当に多いなあ、とうんざりしてます。

 この手の話にはもうそれこそ、私も30年ほども見聞きしているので……「またか」というのが正直な感想です。
 で、こういう手合いをまともに相手にして、表現の自由がどうしたのこうしたのと言うのも嫌なんですよね。だからあんまりそういうことを言って反論したくもない。

 なんせ私は日頃から、「二言目には自由と権利を持ち出す人間は信用しない」と言っているので、自分がそれらの単語を引っ張り出して話すのってかなり抵抗感がある(笑)
 私がそういう言葉を使っていたら、そりゃもう相手は相当なアレだと思ってください(笑) そんなの相手にもしたくないけど(笑)

 自分の好き嫌いとものの道理をごっちゃにする人が多いけど、物事の筋道を考えたいのなら、自分の好きとか嫌いとかいう感情を排除しないとできませんよ、と。
「私心」「私欲」を離れる、とは、要はそういうことよ?

 政治家のことなんかを私欲の塊みたいにいう人は多いけど、自分自身が自分の利益や感情に振り回されている「私欲の人」であるという自覚を持って欲しいなと思いますね。
 自分はいいけど政治家はダメだなんていうんじゃないでしょうねまさか。


 ところで今回はなぜツイート等を引用しなかったかというと、どうもねえ……この署名発起人にせよ、「署名に反対する署名」の側にせよ、どうしても言葉にいらんものが混ざっていて、私には、適切な言葉だとは思えなかったので。

 聞き苦しい、見苦しい言葉は、特に誰かを非難しているときには気をつけたほうがいい。ただでさえ第三者から見れば非難というのは聞き苦しいのに、言葉そのものが「お里が知れる」ような下品なものだと、嫌悪感を持たれるほうが先で、主張などをまともに聞いてもらえなくなるから。

 共同通信の記者が、取材を断ったお宅に器物損壊の暴挙に及んだという話、この記者の行動を告発した人は、でも、取り乱した言葉を使っていない。
 あくまでも自分の品位や尊厳を損なうことのない態度を維持していらした。偉い、と思いました。
 ——汚い言葉遣いは自らを汚す。
 私も心しておきたいと思います。(←育ちに問題がある;;)
 
 

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14:05  |  腐女子/オタク考  |  EDIT  |  Top↑

2016.08.13 (Sat)

コミックマーケット90 1日目へいってきました

 コミックマーケット90、初日、行ってまいりました。
 
 もう何年もずっと、コミケに行くとなれば前日泊をしておりましたが、景気回復と、観光客の増加を受けてホテルの稼働率もよくなっているのでしょう、料金がなかなかの強気設定。(^^;)
 まあ、いままでみたいに「この時期なのにこの値段でいいの?」などと思うほうが異常事態だったわけで、日本経済全体のことを思えば、けっこうなことと言わざるを得ません。
 
 ということで久々、前泊なし、始発よりは遅いけれども早朝の新幹線で当日朝、おでかけでした。

 昨日はまだ完全にお盆休みというのでもなく、平日——ふつーの金曜日でもあり、新幹線の本数も多いし、ありがたいことでした。
 さりながら、売店やコーヒーショップはのきなみ閉まったまま、というのは困りましたね。

 アサヒ飲料さんが「常温の自動販売機」、試験運用したら好評だったので、今後少しずつ設置を増やす予定と聞いておりますが——各社にも、こういうことはぜひ、追随していただきとうございます。
 たしかに日本の夏は暑い。でもそのぶん冷房ガンガンであることが多い。冷えたところへなおさら内臓を冷やす飲み物というのは自分の身に毒を盛るようなもの。

 温かい飲み物でなくてもいい。せめて常温(とはいえ、これがいちばん内臓には親切だったりする)の自販機、増えてくれたらありがたいですね。
 いままで前泊しているときは、前日にコンビニで飲み物一式買い込んで、翌朝、常温になったものを会場へ持っていく、ということをしてましたが、今回は泊まりじゃないのでうっかりしてました。——やっぱり、あらかじめ自分で常温の飲み物を用意するのって、必要だなと思いました。

     ※       ※      ※

 いつでしたっけ? 何年かまえに、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が乗って「2階建」になったうえ、高気圧が居座って動かない、ということがありましたが——あれはもう、暑いなんてレベルじゃなかったですよね;
 どうもコミケの暑さの基準がアレになってしまったようで、昨日「涼しいね」などと口走ったのはその夏を、基準にしているせいです。(^^;)
 涼しいわけないでしょ! 暑いよ! と思わず自分にツッコミいれたくなりました。

 朝はあれこれ熱中症対策のための飲み物や食べ物を買い込んでいましたが——外周のシャッターがおりると冷房の効果が感じられるようになり、これが1日、続いてくれたのはありがたかったです。
 午前中はやや曇りだったんですよね。太陽の光があるとないとでは、まったく大違いだなと実感してました。

 今回はそんなわけで東ホール⇄西ホールの移動が楽勝かと思いきや。
 気象条件としては恵まれていたんですが、場内の動線がダメでした;;

 現在、かつての駐車場だったところに、東7ホール、8ホールが建設中。この影響で、会場の屋外の使用状況が大きく変更されまして。
 結果、これまでのホール間の移動のための「動線」もまた、大きく変更されることに。

 変更というか、——規制が多かったですね。
 入場制限は午前11時すぎには解除になり、おお、楽勝♡ と思ったけど甘かった。規制解除は一般入場のそれについてであり、なかに入ってからの人の流れは、あちこちでとめられ、遮られてしまいました。
 
 文句は申しません。コミケのスタッフがどれだけ有能かはよく存じております。
 そういう方々の能力と知見をもってしても、さすがに、屋外の、使用スペースが減ってしまっては、対応は困難だったということですよね。

 東→西への移動はものの10分で済むほどスムーズだけれども、西→東は、かなり制限されたうえ、使用の階段は一箇所だけ。そこに人が集中するのですからとんでもない大渋滞となっていたそうです。
 もしかしたら、今日の2日目、3日目、スタッフさんのことですから修正しているかもしれませんね。

 ということで。
 1日1往復はするつもりだったのを、あきらめました。
 コミケでは進む勇気よりやめる勇気。
 朝早々に、すでに車椅子で運ばれていく人を見てしまったし、体力的に無理があると判断したら——そして「不要不急」であるなら、おとなしくしているというのも大事なことです。

 救護室はありますけども……もうここが満員御礼になるのは恒例になってきました……。
 あそこに負担をかけるのは可能な限り、控えたいところ。
 ということで東ホール内で、おとなしく買い物してました;;

     ※       ※      ※
 
 今回、西へ行きたかったのはオリジナル雑貨をみたかったのと——そのジャンルでご参加の、こちらのスペースをのぞいてみたかったから。
 午前中にご本人がおいでになるとのことでしたが、だったらその時間帯は避けようと決めてました。(^^;)
 これでも私も命は惜しいので;;

西川アニキのコミケ初参戦、2時間で完売
 「待機列が企業並み」「涼しいのはアニキの風のおかげ」伝説続々と

2016/8/12 14:33  ねとらぼ
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2338780

 ツイッターの方でちょいちょい事前に情報はいただいてましたが(念願叶って参加きめたらソッコー、レコード会社にばれたとか)……案の定というのか。(^^;)
 コミケ初参戦、ということで、たぶんご本人も周囲も、状況を十分には把握していないはず、と思ってましたけどそのとおりだったようで;;

 私はとりあえず、グッズをのぞいてみたいなーという程度だったのですが……列が、企業よりヒドイんじゃもうねえ(笑) あきらめるしかないです(笑)
 
 記事本文中、ふーん、と、ちょっとにやにやしてしまったのは、開場前にご本人がいらしても、周囲のサークル参加者はあえて騒ぐこともなかったことについて、「お忍びで町を歩く王子と気づかないふりで労る粋な民衆たち」と評した方があった、というあたり。

 これまでにも、いわゆる有名人がいらしたけれど、大きな混乱が起きたという記憶はありませんね。

 コミケにおいては有名だろうが無名だろうが「参加者」は等しく参加者であるという理念がありますし——これほど巨大なイベントになると、その理念もどこまで浸透しているかは疑問ではありますが——、なにより、巨大イベントであるうえ、法的にはグレーゾーンにあるということも自覚されていますから、とにかく騒ぎを起こさないということは、徹底されているといえましょうか。

 コミケについては、最初は無名の状態からプロへすすんで有名作家、という例もおおいため、あんまり、無名有名についての「特別感」はない、という事情もあるかもしれません。

 なんにしても、昨日涼しかったのは西川さんのおかげ、——「あの風」が吹き抜けたのだという指摘は、馬鹿らしいんでしょうけど好きだなあ、と(笑)

     ※       ※      ※

 過ごしやすいよねといいながら遠出もできませんでしたが、このへんは体調との兼ね合いなので仕方ない。
 歩ける範囲で楽しんでまいりました。(^^)

 帰りの楽しみはなんといっても、お茶してくることですね。
 いつもはお盆休み、年末年始の休み中なので、カフェでもけっこうな時間、待つことが多いですが、昨日はまがりなりにも平日ってことで、さほど待ち時間もなく、美味しいものをいただけました。(^人^)

2016-08-12 FLOでお茶&シダシードル - 3

 考えてみると大したことはしてないのに、それでもなぜか、充実感あって楽しいんだよねえ? とNちゃんと話してましたが——やはりあの独特の「祝祭」の雰囲気と——、いろんな人に会って話せるから、ってことも、大きいようです。

 日常は日常で大事だけど、日常とは無関係の、利害関係もなにもないところで「同好の士」と会う、話すっていうのが、気分転換にもなるんですね。
 
 そんなわけで今回も無事、楽しんでこれました。
 かなうことなら、また年末に。(o^^o)
 
 

タグ : オタク

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2016.07.20 (Wed)

紳士袋

コミケの「紙袋持ち帰りのマナー問題」を解決する!
 透けない防護カバー「紳士袋」を配布・頒布予定の共信印刷に話を聞いてみました
 紙袋が汚れないし、マナーも守れる!

2016年07月19日 17時30分  ねとらぼ

 ……たぶんオタク話。(^^;)
 苦手という方いらっしゃいましたら、本日はこれにて。m(_ _)m

 どのへんまでがオタ話になるのか、どのあたりが嫌がられるのかがイマイチわかっておりません;;
 お気に障るようでしたらごめんねということで;;

 さても。
 夏の祭典といえば(私どもには)コミケなんですが、ひとことでコミケと申しましても、現在は3日間の開催期間のうえ、ジャンルは多岐にわたるために、自分が参加しているジャンル以外のことは何も知らない、ということさえあるわけです。

 3日間あるなかでも3日目は「男性向け」が主流となっておりまして、ありていにいえば、エロです。
 エロ「だけ」ではありませんが、そういうジャンルの割合が、1日目2日目より高い。

 で——当日、サークルさんや参加企業が配布・頒布するものに、イラスト付きのばかでっかい紙袋、というものが多い。
 問題はそのイラストでございまして——いかに漫画・イラストとはいえ、公序良俗に適(かな)うとは言いがたいものもけっこうある。

 私は参加日が異なるのであまり見たことはありません。が、そうであっても——私が見たものはそりゃーもー、どちらかというとそれを抱えて電車とかで帰れるアンタの神経のほうがすごいよ! というくらいのシロモノでした。(^^;)
 でもあれ、案外、個人が作ったものではなくてこういう方面の法律にはそれなりに日常「親しんで」いるであろう、けっこうな大手企業の頒布品だったりするから、なおさら「頭痛がイタイ」。

 値段をつけて売るものではないし、コミケというのは法律から考えると黒に近いグレーゾーンにある存在だから、「自由」だろう、という、その安易な発想をやめろ、と思いましたね。

 かぎりなく黒に近いグレーだからこそ、通常以上に神経を使っているのが参加者の実態。
「だ・か・ら、企業参加には反対だっつったんだよ!」
 と、あのときは軽くキレましたね私も。

 オリンピック以上に、コミケというのは「しろうと」のための場所。
 アングラの、アウトローの、そして健全な社会のなかでは居場所がない「しろうと」のための場所だった、はずなんですよね。
 それなのに、商業主義そのものの、まして大手といえる企業が参加するというのは、もともとの「精神」に反する——ということで、私は賛成ではなかったのでした。

 ………まあ、運営費の問題とか、いろいろあってのことで、しょーがないなというのも、わかるんですが。

 どうもこのエロイラストの過激ぶりは年々ひどくなっているようで(私が見たのも相当なものだと思いましたが、……あれを超えるの?;;)、自主的にそういう紙袋に、さらにカバーをかけていく、というような人も現れまして。

 とうとう今年は、そのカバーが広く配布される……ということで。

 まあ、警察のお世話になる前に自主的に、そういう動きが出てくるところはエライと思いますが……、いいかげんにしなさいよ、とも、思いますね正直なところ。(^^;)

 これ、男性向けはことさら目立つというだけで、女性向けもけっこうアレだということも、公平を期すために申し添えておきますね。
 
 ほかより目立とうとすると、どうしてもこういうことになっていってしまうのでしょうか。
 そちらのほうに気を取られてしまい、配慮というものがどこかへいってしまい、指摘されれば「表現の自由」とか寝言をいうようになっちゃうんでしょうか。

 ……警察の職質受けたって人、絶対いるでしょ……。そこへいくまえに自主判断しましょうよ。

 なんどもいうようですが、自由というのは放埓(ほうらつ)勝手気まま、という意味じゃないですよ。
 自由にやれる人は、自主的な判断がきっちりできる人。
 このへんの認識はもういちど、確認してもらいたいところ。

 じっさい、グレーゾーンにいるコミケはいつ開催不可能になっても不思議じゃないので。

 個人的には「紳士袋」というネーミングには思わず失笑いたしましたが、でもまあ、そういう気遣いができるようなら、たしかに、紳士的ではあるのでしょう。(^^;)
 ここで、「紳士ならそもそもそんな紙袋、もらったり買ったり使ったりしないのでは?」とは、言ってはなりません。
 そーゆーことでもない、と思います。ハイ。
 
 ともあれ、そうであれば今年は、ひとさまの抱えている紙袋を見てぎょっとすることもなく過ごせるかな——と期待してます。
 でも、こんなことでまたコスト増なのねとか考えるところは、ケチくさいんでしょうか私も。(^^;)
 
 

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