夏の足音

ジャンルはコスプレだあああ! 叶姉妹が夏コミサークル参加に当選、いきなり“壁サー”降臨
2017/6/9(金)23:00 ニコニコニュース/ねとらぼ

 夏コミこと、コミックマーケット92の、サークルの当落結果が発表となっておりますが、そういう次第で、叶姉妹さんも無事、当選なさった由(よし)。

 昨年末の通称・冬コミでは買い物に来る(=一般参加する)というだけで驚天動地、阿鼻叫喚の大騒ぎ(←大げさ)となりました。が。
「自分はまったくの初心者」
 という立場をわきまえた上での行動いちいちがごもっともなものであり、叶美香さんのブログでおっしゃることも、まことに、「そのとおりでございます」と平伏したくなるものばかりでした。

 ということで、サークル参加なさるらしいというのは以前から聞こえていましたし、私としては、「よろしいんじゃないでしょうか」と。
 冬コミのときは、また部外者が冷やかしで来るのかと思いましたが、実際には、伊達や酔狂でああいうご商売をなさるわけではないのだと思わず納得の、手堅いリサーチにはむしろ見るべきものがあって、あたしゃ感心してましたよ。
 おふたりの派手なところばかり見てちゃいけませんですよ皆さま。

 私もかなり露骨な男嫌いの女好きとはいえ、セクシュアリティは(残念ながら)ノーマル・ストレートなもんで(不条理ですわ)叶姉妹のボディラインには何の感興もございません。
 ゆえに、おっしゃることや、ああいうリサーチや参加における行動のいちいちの方が私には気になるし目につく。
 目についた結果、なるほどなー、女性のファンが大勢いらっしゃるのも当然なんだなー、と納得。

 私は言葉を聞く。行動は見ればわかるものですが、言葉もまた、私には重要な手がかりとなるもの。そちらから見ても、叶姉妹さんには、はばかりながら、不肖私、好感を持っている次第です。

 冬コミの様子からだとジョジョサークルでくる? と思ってたんですけど、コスプレかー。いや、そりゃもう「プロ」と言っていいくらいですもんねえ。(^^;) クウォリティ高そう。

 ただ、コミケにおいてはコスプレにもかなり厳重なルールが設けられているので、記事中にある画像のようなコスプレ、そのまんま、ってわけにはいかないと思われます。
 写真集とかDVDなどについてはコミケのルールってどうなっているんでしょうかね…。私は見たことないので存じませんが。
 本、同人誌については規制はよく存じておりますが。(^^;)

 叶姉妹を受け入れる運営——準備会とスタッフさんも大変ですね。
 超・大手サークルになるのは目に見えてますが、——しかし冬コミのときも、機能不全に陥るほどの混乱は見せなかった、コミケの参加者もエライと思うので、まあ今回も何とかなるんじゃないでしょうか。
 コミケにおいては有名人であろうが何だろうが、参加者は等しく参加者である、という理念が、今回も守られることを希望します。

 バカみたいに騒ぐことはないけれど、美香さんとご案内役のスタッフさんが歩いたとき、「人の波が割れた」という、「出エジプト記」のモーセみたいなお話、私は聞いて抱腹絶倒でした(笑)
 それくらいでおさまるなら、今回もきっと心配なかろうと思ってます。

 私も行列だけでも拝見したいのですが(昨年は西川貴教さんのサークルの大行列、外周部分だけを眺めて、おー、すごいなー、と言ってました)、あいにく私が行くのはその次の日なんですよね。残念(笑)
 前日はきっとまたネットで、皆様のツイート実況から状況を見守ることになるかと(笑)

 元のねとらぼさんの記事ではなく、こちらのニコニコニュースの記事にはコメントがありますが、そうですね、コミケに初参加、初申し込みをした場合、たいていは落選となると思います。理由はわかりませんが。
 そういう中で叶姉妹がいきなりの当選で、やっかむコメントもありますけれど、初申し込みが落とされることが多いのは、実績がまだない場合はダミーサークルの可能性があるので、それで弾かれるんじゃないですかね。
 とするなら、叶姉妹というのはもう「身元」がはっきりしているので、ダミーじゃないかと疑う理由もないってことで、妥当じゃないかなあ。

 むしろ問題なのは、当選してるのに本を置かない(発行しない)サークルだろうというご指摘はごもっとも;;
 とはいえコミケ参加者は大多数がフツーの市井の人であり、必ずしも新刊出せるだけの、時間的余裕があるわけでもないので、怒るわけにもいかない。
 いろんな難しい事情を抱えながら、それでも、何とかやりくりしてくる人も少なくない。
 コミケ参加者は相身互い。思いやりを持って行動を、ってことですね。(^^;)

 何にしても。
 夏の足音が近づいてるなー……と思うと、ワクワクしてきますね。
 
 

「菓子折り」トレンド入り

 あんまりオタク話ばかりだと顰蹙(ひんしゅく)を買うのかしら、と思いつつ、またオタク関係のお話。
 ツイッターの「トレンド」に「菓子折り」があるのを見つけて、母の日も近いし、何か話題のお菓子でもあるのかなとのぞいて見たんですが。
 予想もしていなかった事態でした。

 ことの起こりはこちら↓のツイート。アンケートになってますが、同人、同人誌をご存じない方には意味不明の話題ですがそこはこらえていただいて;;


 これがなぜトレンド入りするほどの話題となって広まったかはこちら↓がよくまとめてくださってました。


 最近では同人誌を発行するサークルさんも、ウェブサイトを開設じゃなくて、もっぱらPixivとSNS、という形態が多いらしい、という話を先日もいたしました。
 ツイッターではフォロワーさん=読者(常連さん)になるのは、まあそうなるだろうなと思いますが。

 同人誌は商業誌ではない(当たり前ですが)。プロ作家ですら同人誌を発行したりしますが、同人誌と商業誌の、その決定的な差は、「書(描)き手本人の都合・勝手」にある。
 同人とは「同好の士」のことであり、同人誌というのは、「同じものを好む仲間が作った本」。
 好き、というものがなければ存在しないのが同人誌。人様の方を向いて、人様のことをあれこれ考えつつ制作・発行される商業誌とはそこが決定的に違う。

 …………ということを、これ、完全に見落としてんじゃないの?;;

 同人誌を作っては見たものの、思ったほどハケないなんてのは、よくあるどころか「当たり前」くらいのもの。
 捨ててしまうのも惜しい気もするから、ちょっとでも興味ある人がいたら、無料であげます、と言って配った。
 無料でもらっては見たものの、あんまり面白いとは思わなかったなー、という、ここまではわかる話。

 驚くのはここからで、無料でもらったものに「面白くなかった」とクレームをつけ(私としては、インネンをつけ、と書きたいくらいだ;;)てきた相手に「お詫び」して、お詫びの品もお送りして……というのは、「なぜ????!!!」でした……。

 これを見て、やはりオタクの世界は「異常」だと思われるのも困るんですが。
 むしろこれは一般社会と同じで、モンスター化したクレーマーに対しては「そんなバカ、ほっとけ」というべきところ、過剰にへりくだって必要のない時間と手間とコストをかけているわけで——これは一般社会でしょっちゅう見ることじゃないですか…。
 ちょっとクレームがあるとすぐにあれこれを引っ込めてしまうお役所や企業さん。私は「気の毒だな」と思うのも通り越して、「こういうバカを相手にすると、まともな客の方が(結果的に)被害を被るので、相手にしない。という方向で」と、最近ではそのように思っています。

 すくい上げるべきちゃんとしたクレームと、相手にしてはいけないバカは区別しようねというだけのことなんですが。

 むしろ、一般社会よりも、「個人の”好き”」こそを「原理」としている、オタクの世界でこんなことがあるものかと——そちらにびっくりしました。

 同人誌と言っていながら、マイナーなジャンル——小説でもアニメでもなんでも同じですが、もともと世間ではあまり知られていない、まして熱心なファンはもっと少ない、という中でも、「でも私は好きだから!!」で行動しているのがオタクというもの。

 自分の好きについて、誰の指図を受けようというのか。
 まして、好きだの萌えるだのは完全に、個人個人の好みでしかない。面白くないとかつまらないとか萌えないとかは読み手の都合。書き手はそんなことは関知しない。
 それこそがオタクというものなのに——。
 つまらなかったという感想を言うまではわかるとしても、返金を求めるとかそれに応じるとか、「お詫び」とまできたら本当にわけがわからない。

 基本的にはこのかた、いい人なんだろうなーと思いますが………謙虚はいいけど卑屈はよろしくございません。謙虚すら、美徳よりは「悪徳」に振り分ける文化もあるくらい。
 
 さすがにこれは極端な事例ですが、でも、これを見て、ヘンだ、と思うなら、「オタクはヘンだ」ではなく、これと同じことは一般社会ではもっと広範囲にある、と言うことを改めて考えてみていただきたい。
 で、岡目八目の冷静さで、こういう問題の「本質」に目を向け、「バカは相手にすべきではない」という「気づき」になってくれればいいな——と思った次第。

 金銭の授受そのものにはルールも責任も生じるのはわかりますが、好きか嫌いか面白いかつまらないか萌えるか萌えないかは、そんなもんには作り手の「責任」などない。
 作り手は(この場合)、自分の好きという情熱を表現しただけ。他人のためにやったわけじゃない。

 自分で好きで買った本なら、好きも嫌いも、それは「読み手」側の責任てもんですよ。
 自分の好き嫌いすら他人に「おまかせ」しちゃう、それもまたモンスターなんちゃらの精神構造でしょうね。
 以前から思うことではあったけど、モンスター各種の人たちって、我が強いようでいて、実際は自分というものが何もない、本当に空っぽの人たちなんだなあ……、とあらためて思いました。
 
 他人に何を奪われても、好き、というものだけは絶対に渡さない。
 せめて、それくらいの「自己」があってもいいんじゃないですかね。


 ところで、この話題で思わぬ注目を浴びてしまったツイ主様ですが。
 この際だから自分が好きなものを(有り体に言えば日頃はマイナーなので、これに乗じて)宣伝しちゃえ! というその気合い。素敵だ。
 オタクはかくあらねば。ねえ。

 
 

私欲で目がくらむ

 諸般の事情から、ツイートの引用も記事の引用もためらわれるので、私の心もとない要約のみで話を進行させてしまいます。意味不明瞭のところが多々あると思いますが、ざっくりした「あらすじ」がわかればいいやくらいのおつもりでお付き合いください。

「けものフレンズ」というアニメ番組がございまして、こちら、大変人気もございます。

けものフレンズプロジェクト公式サイト

 で、その作品のファンである人々の中には、この作品を元にパロディ作品(小説や漫画、デジタルコンテンツなど)を作っている人々がいる訳ですね。
 こういう作品を「二次創作物」と総称します。

 一次はもちろんオリジナル作品のことで、二次創作は、ここでは主に個人が自分の好きなようにパロディとして作ったもの。

 このパロディの中にはエロ作品も含まれます。二次創作=エロ、ではありませんが、二次創作物には珍しくないものでもあります。

 この二次創作物のエロ作品を「公式に禁止にしてもらうための署名活動」を立ち上げた方がいらしたそうです。
 どの程度署名を集めていたかは存じませんが、署名人数がツールによって水増しされていたことが発覚し、署名活動は終了。現在は署名活動は行われてないとのこと。

 早い話、オタク腐女子と呼ばれる連中のやることを全面的に「公式によって」禁止しよう、という、思想統制の発想なんですね。

 この発起人という方のツイートもいくつか拝見しましたが、今回は「けものフレンズ」だけど、ゆくゆくは、「すべての」成人向け二次創作へと、この活動の対象を広げていきたい、とのことでした。

 ここで一つ確認したいのは「猥褻物」と「成人向けコンテンツ」は違う、ということ。
 前者は完全に法律違反。
 後者は合法、適法のものです。

 エロ作品、と言ってしまうと違法のイメージも強くなるかもしれませんが、同人業界(……業界っていうのかな)では、適法であることを厳格に守るように指導も自主規制もされていますので、エロと言っても適法のものである、とご理解願います。

 適法の作品は「18歳未満」の方には販売できませんが、それ以上の方(成人)には販売できるもの。
 違法の猥褻物は何歳であろうと関係なく販売、それどころか所持自体でお縄になるもの。

 二次創作物に好意的な人ばかりではないことは重々承知しておりますが、エロ作品は法に従ったものであれば、製作・頒布に問題はありません。

 いわば、一般の書店でゾーニングされつつも販売される成人向け雑誌と同じもの。
 そういうものを「とにかく禁止」にする、「禁書」にしようという訳ですね。
 これが妥当なことかどうかは、すぐにわかるでしょう。

 思想統制する気なんですねこの発起人は。
 しかもその根拠は「自分が不愉快だから」。
 ……自分一人の好き嫌いの話か

 どうにもあきれた話ではありますが、でも、多いんですよねえ…。自分の嫌いという感情で目が眩んで、自分が何を言っているのかもわからなくなっている人ってね。

 二次創作物に問題があるとすれば、エロかどうかではなく(これは法律に従っていれば問題ない)、むしろ、二次創作物の頒布にあたり「金銭の授受」があること。

 個人が好きなアニメのキャラを落書きして、友人に見せて、上手だね〜と言っているぶんには、権利者も口出しするところではありません。
 同人とは「同好の士」のことであり、その友達というのがもう少し規模を広くしたもの。
 ……ということで始まったのが同人誌であり、ただ落書きを見せ合うばかりとは言えない規模に広がったので、本を作る実費とかはもらってもいいかな、ということになり。

 同人のほとんどは儲けなどない状態ではあるものの、金銭の授受があるとなれば、権利者は介入する余地がある、と言えます。
 ここんところはもう法的にはグレーゾーンというほかはない。ゆえに、オタク腐女子は息を潜め、自分たちの行動を自ら監視しながらここまで来たという事情がある。

 署名の発起人がつつく余地があるとすればこの点でしょう。

 エロかどうかではない。二次創作物自体を否定する、ということなら理解できますし、公式による禁止も、現実的なものと言えます。
 でも、発起人自身は「二次創作そのものを規制するつもりも成人向けの表現を規制するつもりもありません」というツイートもしている。
 正直言えば、私には意味不明です。

 結局、自分が気にいるような作品ならOKだが、自分の好きなキャラを使ったエロ作品は許せない、ということでしょうかね。この文脈だと、そのようにしか「理解」できないんですが。

 なんにしろ。
 二次創作物の頒布が法的にグレーなのは認める。この点から禁止を訴えるのなら理解できる。
 でも、二次創作は禁止じゃなくていい、エロパロディをやめさせよう、と言っていながら「ゆくゆくはこの”公式によって二次創作物の禁止”を全面的に広げたい」とは………どうも私には、この人の「話の筋」が見えません。
 見えるとすれば「要は自分が気に入らないからやめさせるってことでしょ?」ってこと。

 自分の好き嫌いでしかないのに、他人を巻き込んで「正義漢ヅラ」する、というの、本当に多いなあ、とうんざりしてます。

 この手の話にはもうそれこそ、私も30年ほども見聞きしているので……「またか」というのが正直な感想です。
 で、こういう手合いをまともに相手にして、表現の自由がどうしたのこうしたのと言うのも嫌なんですよね。だからあんまりそういうことを言って反論したくもない。

 なんせ私は日頃から、「二言目には自由と権利を持ち出す人間は信用しない」と言っているので、自分がそれらの単語を引っ張り出して話すのってかなり抵抗感がある(笑)
 私がそういう言葉を使っていたら、そりゃもう相手は相当なアレだと思ってください(笑) そんなの相手にもしたくないけど(笑)

 自分の好き嫌いとものの道理をごっちゃにする人が多いけど、物事の筋道を考えたいのなら、自分の好きとか嫌いとかいう感情を排除しないとできませんよ、と。
「私心」「私欲」を離れる、とは、要はそういうことよ?

 政治家のことなんかを私欲の塊みたいにいう人は多いけど、自分自身が自分の利益や感情に振り回されている「私欲の人」であるという自覚を持って欲しいなと思いますね。
 自分はいいけど政治家はダメだなんていうんじゃないでしょうねまさか。


 ところで今回はなぜツイート等を引用しなかったかというと、どうもねえ……この署名発起人にせよ、「署名に反対する署名」の側にせよ、どうしても言葉にいらんものが混ざっていて、私には、適切な言葉だとは思えなかったので。

 聞き苦しい、見苦しい言葉は、特に誰かを非難しているときには気をつけたほうがいい。ただでさえ第三者から見れば非難というのは聞き苦しいのに、言葉そのものが「お里が知れる」ような下品なものだと、嫌悪感を持たれるほうが先で、主張などをまともに聞いてもらえなくなるから。

 共同通信の記者が、取材を断ったお宅に器物損壊の暴挙に及んだという話、この記者の行動を告発した人は、でも、取り乱した言葉を使っていない。
 あくまでも自分の品位や尊厳を損なうことのない態度を維持していらした。偉い、と思いました。
 ——汚い言葉遣いは自らを汚す。
 私も心しておきたいと思います。(←育ちに問題がある;;)
 
 

コミックマーケット90 1日目へいってきました

 コミックマーケット90、初日、行ってまいりました。
 
 もう何年もずっと、コミケに行くとなれば前日泊をしておりましたが、景気回復と、観光客の増加を受けてホテルの稼働率もよくなっているのでしょう、料金がなかなかの強気設定。(^^;)
 まあ、いままでみたいに「この時期なのにこの値段でいいの?」などと思うほうが異常事態だったわけで、日本経済全体のことを思えば、けっこうなことと言わざるを得ません。
 
 ということで久々、前泊なし、始発よりは遅いけれども早朝の新幹線で当日朝、おでかけでした。

 昨日はまだ完全にお盆休みというのでもなく、平日——ふつーの金曜日でもあり、新幹線の本数も多いし、ありがたいことでした。
 さりながら、売店やコーヒーショップはのきなみ閉まったまま、というのは困りましたね。

 アサヒ飲料さんが「常温の自動販売機」、試験運用したら好評だったので、今後少しずつ設置を増やす予定と聞いておりますが——各社にも、こういうことはぜひ、追随していただきとうございます。
 たしかに日本の夏は暑い。でもそのぶん冷房ガンガンであることが多い。冷えたところへなおさら内臓を冷やす飲み物というのは自分の身に毒を盛るようなもの。

 温かい飲み物でなくてもいい。せめて常温(とはいえ、これがいちばん内臓には親切だったりする)の自販機、増えてくれたらありがたいですね。
 いままで前泊しているときは、前日にコンビニで飲み物一式買い込んで、翌朝、常温になったものを会場へ持っていく、ということをしてましたが、今回は泊まりじゃないのでうっかりしてました。——やっぱり、あらかじめ自分で常温の飲み物を用意するのって、必要だなと思いました。

     ※       ※      ※

 いつでしたっけ? 何年かまえに、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が乗って「2階建」になったうえ、高気圧が居座って動かない、ということがありましたが——あれはもう、暑いなんてレベルじゃなかったですよね;
 どうもコミケの暑さの基準がアレになってしまったようで、昨日「涼しいね」などと口走ったのはその夏を、基準にしているせいです。(^^;)
 涼しいわけないでしょ! 暑いよ! と思わず自分にツッコミいれたくなりました。

 朝はあれこれ熱中症対策のための飲み物や食べ物を買い込んでいましたが——外周のシャッターがおりると冷房の効果が感じられるようになり、これが1日、続いてくれたのはありがたかったです。
 午前中はやや曇りだったんですよね。太陽の光があるとないとでは、まったく大違いだなと実感してました。

 今回はそんなわけで東ホール⇄西ホールの移動が楽勝かと思いきや。
 気象条件としては恵まれていたんですが、場内の動線がダメでした;;

 現在、かつての駐車場だったところに、東7ホール、8ホールが建設中。この影響で、会場の屋外の使用状況が大きく変更されまして。
 結果、これまでのホール間の移動のための「動線」もまた、大きく変更されることに。

 変更というか、——規制が多かったですね。
 入場制限は午前11時すぎには解除になり、おお、楽勝♡ と思ったけど甘かった。規制解除は一般入場のそれについてであり、なかに入ってからの人の流れは、あちこちでとめられ、遮られてしまいました。
 
 文句は申しません。コミケのスタッフがどれだけ有能かはよく存じております。
 そういう方々の能力と知見をもってしても、さすがに、屋外の、使用スペースが減ってしまっては、対応は困難だったということですよね。

 東→西への移動はものの10分で済むほどスムーズだけれども、西→東は、かなり制限されたうえ、使用の階段は一箇所だけ。そこに人が集中するのですからとんでもない大渋滞となっていたそうです。
 もしかしたら、今日の2日目、3日目、スタッフさんのことですから修正しているかもしれませんね。

 ということで。
 1日1往復はするつもりだったのを、あきらめました。
 コミケでは進む勇気よりやめる勇気。
 朝早々に、すでに車椅子で運ばれていく人を見てしまったし、体力的に無理があると判断したら——そして「不要不急」であるなら、おとなしくしているというのも大事なことです。

 救護室はありますけども……もうここが満員御礼になるのは恒例になってきました……。
 あそこに負担をかけるのは可能な限り、控えたいところ。
 ということで東ホール内で、おとなしく買い物してました;;

     ※       ※      ※
 
 今回、西へ行きたかったのはオリジナル雑貨をみたかったのと——そのジャンルでご参加の、こちらのスペースをのぞいてみたかったから。
 午前中にご本人がおいでになるとのことでしたが、だったらその時間帯は避けようと決めてました。(^^;)
 これでも私も命は惜しいので;;

西川アニキのコミケ初参戦、2時間で完売
 「待機列が企業並み」「涼しいのはアニキの風のおかげ」伝説続々と

2016/8/12 14:33  ねとらぼ
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2338780

 ツイッターの方でちょいちょい事前に情報はいただいてましたが(念願叶って参加きめたらソッコー、レコード会社にばれたとか)……案の定というのか。(^^;)
 コミケ初参戦、ということで、たぶんご本人も周囲も、状況を十分には把握していないはず、と思ってましたけどそのとおりだったようで;;

 私はとりあえず、グッズをのぞいてみたいなーという程度だったのですが……列が、企業よりヒドイんじゃもうねえ(笑) あきらめるしかないです(笑)
 
 記事本文中、ふーん、と、ちょっとにやにやしてしまったのは、開場前にご本人がいらしても、周囲のサークル参加者はあえて騒ぐこともなかったことについて、「お忍びで町を歩く王子と気づかないふりで労る粋な民衆たち」と評した方があった、というあたり。

 これまでにも、いわゆる有名人がいらしたけれど、大きな混乱が起きたという記憶はありませんね。

 コミケにおいては有名だろうが無名だろうが「参加者」は等しく参加者であるという理念がありますし——これほど巨大なイベントになると、その理念もどこまで浸透しているかは疑問ではありますが——、なにより、巨大イベントであるうえ、法的にはグレーゾーンにあるということも自覚されていますから、とにかく騒ぎを起こさないということは、徹底されているといえましょうか。

 コミケについては、最初は無名の状態からプロへすすんで有名作家、という例もおおいため、あんまり、無名有名についての「特別感」はない、という事情もあるかもしれません。

 なんにしても、昨日涼しかったのは西川さんのおかげ、——「あの風」が吹き抜けたのだという指摘は、馬鹿らしいんでしょうけど好きだなあ、と(笑)

     ※       ※      ※

 過ごしやすいよねといいながら遠出もできませんでしたが、このへんは体調との兼ね合いなので仕方ない。
 歩ける範囲で楽しんでまいりました。(^^)

 帰りの楽しみはなんといっても、お茶してくることですね。
 いつもはお盆休み、年末年始の休み中なので、カフェでもけっこうな時間、待つことが多いですが、昨日はまがりなりにも平日ってことで、さほど待ち時間もなく、美味しいものをいただけました。(^人^)

2016-08-12 FLOでお茶&シダシードル - 3

 考えてみると大したことはしてないのに、それでもなぜか、充実感あって楽しいんだよねえ? とNちゃんと話してましたが——やはりあの独特の「祝祭」の雰囲気と——、いろんな人に会って話せるから、ってことも、大きいようです。

 日常は日常で大事だけど、日常とは無関係の、利害関係もなにもないところで「同好の士」と会う、話すっていうのが、気分転換にもなるんですね。
 
 そんなわけで今回も無事、楽しんでこれました。
 かなうことなら、また年末に。(o^^o)
 
 

紳士袋

コミケの「紙袋持ち帰りのマナー問題」を解決する!
 透けない防護カバー「紳士袋」を配布・頒布予定の共信印刷に話を聞いてみました
 紙袋が汚れないし、マナーも守れる!

2016年07月19日 17時30分  ねとらぼ

 ……たぶんオタク話。(^^;)
 苦手という方いらっしゃいましたら、本日はこれにて。m(_ _)m

 どのへんまでがオタ話になるのか、どのあたりが嫌がられるのかがイマイチわかっておりません;;
 お気に障るようでしたらごめんねということで;;

 さても。
 夏の祭典といえば(私どもには)コミケなんですが、ひとことでコミケと申しましても、現在は3日間の開催期間のうえ、ジャンルは多岐にわたるために、自分が参加しているジャンル以外のことは何も知らない、ということさえあるわけです。

 3日間あるなかでも3日目は「男性向け」が主流となっておりまして、ありていにいえば、エロです。
 エロ「だけ」ではありませんが、そういうジャンルの割合が、1日目2日目より高い。

 で——当日、サークルさんや参加企業が配布・頒布するものに、イラスト付きのばかでっかい紙袋、というものが多い。
 問題はそのイラストでございまして——いかに漫画・イラストとはいえ、公序良俗に適(かな)うとは言いがたいものもけっこうある。

 私は参加日が異なるのであまり見たことはありません。が、そうであっても——私が見たものはそりゃーもー、どちらかというとそれを抱えて電車とかで帰れるアンタの神経のほうがすごいよ! というくらいのシロモノでした。(^^;)
 でもあれ、案外、個人が作ったものではなくてこういう方面の法律にはそれなりに日常「親しんで」いるであろう、けっこうな大手企業の頒布品だったりするから、なおさら「頭痛がイタイ」。

 値段をつけて売るものではないし、コミケというのは法律から考えると黒に近いグレーゾーンにある存在だから、「自由」だろう、という、その安易な発想をやめろ、と思いましたね。

 かぎりなく黒に近いグレーだからこそ、通常以上に神経を使っているのが参加者の実態。
「だ・か・ら、企業参加には反対だっつったんだよ!」
 と、あのときは軽くキレましたね私も。

 オリンピック以上に、コミケというのは「しろうと」のための場所。
 アングラの、アウトローの、そして健全な社会のなかでは居場所がない「しろうと」のための場所だった、はずなんですよね。
 それなのに、商業主義そのものの、まして大手といえる企業が参加するというのは、もともとの「精神」に反する——ということで、私は賛成ではなかったのでした。

 ………まあ、運営費の問題とか、いろいろあってのことで、しょーがないなというのも、わかるんですが。

 どうもこのエロイラストの過激ぶりは年々ひどくなっているようで(私が見たのも相当なものだと思いましたが、……あれを超えるの?;;)、自主的にそういう紙袋に、さらにカバーをかけていく、というような人も現れまして。

 とうとう今年は、そのカバーが広く配布される……ということで。

 まあ、警察のお世話になる前に自主的に、そういう動きが出てくるところはエライと思いますが……、いいかげんにしなさいよ、とも、思いますね正直なところ。(^^;)

 これ、男性向けはことさら目立つというだけで、女性向けもけっこうアレだということも、公平を期すために申し添えておきますね。
 
 ほかより目立とうとすると、どうしてもこういうことになっていってしまうのでしょうか。
 そちらのほうに気を取られてしまい、配慮というものがどこかへいってしまい、指摘されれば「表現の自由」とか寝言をいうようになっちゃうんでしょうか。

 ……警察の職質受けたって人、絶対いるでしょ……。そこへいくまえに自主判断しましょうよ。

 なんどもいうようですが、自由というのは放埓(ほうらつ)勝手気まま、という意味じゃないですよ。
 自由にやれる人は、自主的な判断がきっちりできる人。
 このへんの認識はもういちど、確認してもらいたいところ。

 じっさい、グレーゾーンにいるコミケはいつ開催不可能になっても不思議じゃないので。

 個人的には「紳士袋」というネーミングには思わず失笑いたしましたが、でもまあ、そういう気遣いができるようなら、たしかに、紳士的ではあるのでしょう。(^^;)
 ここで、「紳士ならそもそもそんな紙袋、もらったり買ったり使ったりしないのでは?」とは、言ってはなりません。
 そーゆーことでもない、と思います。ハイ。
 
 ともあれ、そうであれば今年は、ひとさまの抱えている紙袋を見てぎょっとすることもなく過ごせるかな——と期待してます。
 でも、こんなことでまたコスト増なのねとか考えるところは、ケチくさいんでしょうか私も。(^^;)
 
 

コミックマーケット89 1日目

 おかげさまで昨日は、コミックマーケット89、1日目に参加してきました。

 ということで、今日はしょーもないオタク話になります。

 そういう話は要らん、という方。
 本日はこれにて失礼いたします。
 ごきげんよろしゅう♡

       ●

 早朝の新幹線でいっても間に合うのに、根性ないもんでたいていは前泊しております。
 夏はまだしも冬は本当につらいので;;

 昨日の予想最低気温2℃といわれておりまして、実際それくらいだったようですが、ホテルから出たときに、あれ? そんなでもないな、と。
 ひどい年は、ホテルから5.6歩あるいたところであまりの大気の冷たさにもう帰りたくなったほどでしたからね;; その辺から思うと——昨日は予想よりもずいぶん楽でした。
 
 風もなく、日差しもたっぷりだったのがよかったんでしょう。
 逆に言うと、日陰にいたらさすがに寒かったと思われます;;

 幸い日陰で凍えることもなく、東京駅でNちゃんと待ち合わせて、タクシーで会場へ。
 この季節のことで運転手さんには、遠回りになるけれど築地を避けていくコースになるけどいいですか、といわれまして。
 渋滞にひっかかる方がつらいですからそれでお願いします、と。

 世の中、ご縁というのはあるようで、運転手さん、なぜかコミケ客を乗せると8〜9割がた、静岡から来ている人になるんだそうで、私どもも静岡(県)ですから、——なんでしょうかね、そういうご縁もありますか(笑)

     ※

 コミケ=マンガ祭り、という理解は、やはり多いようです。
 もうこちらも説明するのが面倒なので、ハイハイと返事をしておりますが。

 コミケもここで40周年というからすごいもんです。最初はごくごく小さな、なんとか会館の会議室みたいなところから始まったもの。
 それがいまや、3日間開催で来場者数50万人を超えるとのこと。
 
 一般の方における誤解で一番多くて、しかも放置はしない方がいいだろうなという「理解」は、コミックマーケットという名称ですね。

 コミックマーケット、通称コミケ(コミケット)は、イベントの名前です。固有名詞です。
 一般名詞としては「同人誌即売会」です。

 コミケの運営はコミックマーケット準備会が運営組織。
 ほかにもイベント企業が開催する「同人誌即売会」があり、たとえば、コミックシティという固有名詞のイベントは、赤ブーブー通信社という企業さんが開催しています。
 コミックマーケットと、コミックシティはべつのものです。

 コミケのひとことだけで、すべての同人誌即売会を意味するのは、やはり違う。
 ほかのことはまあしょうがないけど、これだけは、しつこく何度でも、誤解している人に会ったら説いていく必要があるように思います。
 たとえばほかのイベントにおける不祥事までコミケだといって流布されたら、さすがに困りますもんね。
 ——興味のない部外者からすれば、目くそ鼻くそでしかないんだろうけどさ。(^^;)

     ※

 昨日は開場早々、東ホール側から西ホールへ移動。
 とくにあのゴキブリホイホイのような連絡通路では、おしくらまんじゅうをしながら少しずつ進むといったありさまになることが多くて、1日に1往復するのが私の限界です。
 昨日もそのへん覚悟しながら行きましたが——いやもう、ぜんぜん。
 混んではいますがおしくらまんじゅうってことはなくて、ふつうに歩けました。

 昨日の準備会からの発表ですと、昨日の来場者数は15万人ほど。夏の初日より少ないとのことでしたが、昨年の冬コミ初日と比べたらどうでしたかね。
 お盆は割と休みやすいけど、年末はもうねー…仕事はなくてもほかのことで忙しくてこれないという人が多いから、自然、冬の方が人は少ないですよね。

 今回特徴的だったのは「テロ対策」。
 手荷物検査がある、といわれていましたが、ともあれ早朝のサークル入場は通常通り。
 開場後も、私はとくに荷物を見せるよう求められることはありませんでした。

 ただ、ホール入り口にお巡りさんがいらしたり、警備の方の装備が、ちょっと違うかたもいらしたようで(コスプレじゃないです;;)そのへん、ちょっとものものしい感じがありました。
 が、その程度でした。

「不審物と不審人物って言ってもさあ…、ここに来る人、くる荷物って、多かれ少なかれ該当するでしょ」
「お巡りさんも職質やりきれないよね」
「おまけに冬じゃん? みんな寒さ対策で着ぶくれてるから、爆弾を体に巻いてたってわかんないよ」
「だよねえ……」
 と、Nちゃんとのんきに話しておりました。
 まったく、テロに比べたら、いちおう、それなりのルールってものがあり、前線というものが(いちおう)ある戦争のほうがマシに見えてきますね。

     ※

 今回は実はほとんどお目当のジャンルやサークルさんもなく、新たな出会いを求めてぶらぶら歩いて行きました。
 本との出会いというのも、なかなか面白いもので。
 各ブースを遠目に眺めながら歩いていても、はっと目をひかれるものってあるんですよね。
 こういう場合はたいてい、ハズレはありません。

 今回も、文章で書けばちょっとした論文だろうこれ、という内容の濃い本がありまして。(^^)
 こういう、いわば凝り性の人たちの面白さが、一般書籍とはちょっと違うところ。
 これだからコミケはやめられない、とほくほくしながらお買い物。
 お昼ご飯を物色し、東に戻りました。

     ※

 同人誌即売会では、「大手(おおて)」という言葉があります。
 大規模な販売数を誇る、人気サークルさんのことです。
 たいていはそのサークルさんの本やグッズを買いたい人たちが長ーい行列を作ります。(徹夜はやめれ
 ここから転じて、長い行列のことを、大手、と呼ぶこともあります。

 昨日の「最大手(さい・おおて)」、つまり、最大の行列はトイレでした……。
 トイレに行きたくなってからトイレに行くのでは間に合わない。時間を見て、自分で判断して、動けるときにいっておく。必須ですね。冬は。
 夏は汗をかくのでトイレに行かなくても済んでしまうのだろうと思うんですが、お医者さんによると、汗と排泄物は異なるものなので、医学的にはそういう理屈にはならないとのこと。
 うーん。でもじっさい夏はトイレを心配するより熱中症の心配が先だものなあ。どうなんでしょ。

 昨日は来場者のほとんどが女性ということで(男性が多いのは企業ブースのほうだったでしょう)、男子トイレも一部女性用になっていました。
 ……しかし、使っていいですよと言われてもなかなか入る勇気がなくて、私は利用したことないです…。(^^;)

     ※

 Tさんにはまたお土産をまたいただいてしまいまして♡ ありがとうございました♡
 美味しいものやら可愛いものやら……本当にありがとうございます。(^^)
 
 帰りは通常、新幹線に乗る前に、東京駅近辺でお茶にするんですが昨日はもう……、あまりの人の多さに、これはどの店へいこうと同じだろうと判断し、そのまま地元へ戻ってきてしまいました。
 田舎だったらああいうこともない、というのはそのとおりでした。が。

 田舎もまた、田舎にあるまじき事態になっておりましたよ;;
 なんなの今年の年末は;;

 それでもお茶とケーキはいただきました。おいしゅうございました。(o^人^o)
 いちごモンブラン。といわれたけど、いちごでピンクなので、モンブラン(白い山)というのは本当はおかしいんでしょうね。てっぺんが白いからいいのか……。

IMG_1413.jpg
 
 

萌えキャラ擁護論

三重県志摩市の海女「萌えキャラ」は女性蔑視 
「サミット」開催時に海外首脳に見せられない??

2015/8/ 7 19:15  J-CAST
http://www.j-cast.com/2015/08/07242285.html

 話を小耳に挟んでから考えるともなしにぼんやり眺めてきたんですが、どうにも不思議な話に思えてきまして。

 来年5月に予定されている伊勢志摩サミット、その志摩市の公認萌えキャラがけしからんので公認から外せとか。署名活動してるところがあるとか。
 
 公認といってもなにもサミットのマスコットということでもなくて、地元志摩市のキャラなんで、厳密にはサミットそのものには関わらないわけだし。
 
 で、ぼんやりご意見も聞いておりましたが、どうも話が散らばっていて、いまだにわかりにくいんですよね。
 萌えキャラ「だから」いかんのか。
 服装その他がセクシーだからいかんのか。
 萌えであるかどうかに関係なく、マンガキャラがいかんのか。

 じっさいのいちばんの問題点て、どれなんですかね?

 この萌えキャラのばかばかしさというのは私も認めますが、でも、そのばかばかしさこそが存在意義ですもんね、萌えキャラって。
 妄想だったり、大きな声では言いにくいリビドーだったりを秘めているのは確かですが、でも、いわゆる萌えキャラのすごいところは、そういうものを「可愛い」にデフォルメもしくは昇華させたところにある。

 いいったって悪いったって、人間には欲動があるというのはもうどうしようもない「現実」。
 それは使いようによっては「前向きな」エネルギーにもなるし、暗い情動にもなり得る。
 前向きのほうはいいとしても、ちょっとアングラに向かったものについての対処は、人類はずいぶん苦労してきたように思います。

 でもいずれ、効果的な対処法はなく——倫理道徳、戒律、宗教で縛るくらい。
 抑圧されればかえってその姿は歪む。
 そういうことを繰り返してきた、というのがせいぜいでしょう。

 さりながら。
 この萌えキャラというのは、野放しにするのではなく、抑圧するのでもなく、「かわいい」次元へ移動させちゃった。
 そういうものなんじゃないでしょうかね。

 シナの方々が日本の最大の蔑称として「日本鬼子」(リーベングイズ)というのを、まともに相手にせず、といって無視もせず、「日本鬼子=ひのもと・おにこ」という萌えキャラにして「お返し」したというのは記憶に新しいところ。
 
 あれを聞いたときは私はもう、ひっくり返って大笑いしましたよ。(^^;)

日本鬼子 ひのもと・おにこ【ピクシブ百科事典】
http://dic.pixiv.net/a/日本鬼子

 くだらないいちゃもんには、ユーモアで返すのがいちばんだなーとしみじみ思いました。(^^;)

 ともあれ萌えキャラというのはそういうわけで、否定したってしょーがない薄暗いものを、薄暗くないようにしてしまう、独特のユーモアとその文化が生んだもの。
 
 そのあたりを、外国の人に100%理解しろというのも、これまた限界があるのも事実でしょうが、まあ、そこまで目くじら立てることでもないだろうと思います。はい。

 私個人としては、いわゆる萌えキャラには特段の好意も執着もありません。かわいいのは確かだし、かわいいんだったら、いいんじゃないですか。という態度でおります。

 セクシーかどうかはなー……。これは昔から、芸術か、わいせつかっていうのは、終わらない議論のひとつですから、なんとも。
 性的なものを感じて嫌だと思うというのは、その人の感性だとしかいいようがないところじゃないでしょうか。
 こういう議論が面倒ならもうゆるキャラにしておけば? ということになりますが、ゆるキャラもいまや飽和状態ですしね。

 なんにしろ、私には特別な問題点があるとは思えず、そもそも何を問題とされているのかがいまだにはっきりわからないので、どうもぼんやりしたことしかいえませんが。

 公認キャラにふさわしいかどうかというのなら「いいんじゃないですかべつに」。
 萌えキャラであることが不必要にとりあげられているのは確かなようだったので、ちょっとだけ、「萌えキャラ擁護」でした。
 
 
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